2018.06.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

得も言われぬこの佇まい「1944 H-D EL/NICE! MOTORCYCLE...

時代を問わず"不良"の乗り物は黒が定説だが、その上をゆく"悪"の乗り物は白が良く似合う。リアアクスルからフェンダーを介して天に垂直に伸びるシッシーバーも強烈な存在感を演出する。

 得も言われぬこの佇まいを、果たしてどう表すべきか。触れることはもちろん、近付くことさえ二の足を踏ませる不穏な“気”を漂わすこの1台は、我が国におけるオールドチョッパーの権化、神戸三宮のナイスモーターサイクル率いるボヘミアン岡蛇の最新作。じっくりとご覧いただきたい。
 
 生産台数でいえば、30sナックルより希少ないわゆる"戦中モデル"のド真ん中にあたる1944ELがベースだが、その象徴たるエンジンを除けばストックの面影はほぼ払拭され、紛う事なきチョッパーへ仕立て上げられている。ネックアングル28度の1944 H-D純正フレームに33.4mm径のアイアン用テレスコピックフォークを2インチエクステンドして装着。F19/R16のホイールサイズを選択、前後タイヤもGoodyearの名作Eagle A/Tと抜かりなし。

 最大の特徴となるペイントについて、鬼才はこう評している。「白を基調とした塗装です。さりげなくモールディングしたフレームには、白の地にうっすらと黒い蜘蛛の巣のせたイメージで味付けした。ワルの匂いがするでしょう」。

白を基調としたペイントにくたびれたクロームパーツが映える。新作のヘッドライトやテールランプ、ハンドルバーにエアクリーナーカバー、布巻きのオイルラインなど、要所に配されたオリジナルパーツも見所だ。

Photographs:Kentaro Yamada
Text:Gonz (満永毅)
媒体:ROLLER magazine vol.16

NEWS of ROLLER magazine

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH