2019.04.01

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

VWでの快適な旅のために。「Peace of Mind Get Ready fo...

VWでの長距離ドライブは楽しいものだが、出先でトラブルが発生して立ち往生してしまったら楽しさも半減、ヘタしたらマイナスだ。そんなことが起きないようにするには、どうしたらよいのか? アメリカでも空冷VWで長距離旅行をした経験を持つ、『MYBOWS』高林さんに、ロングドライブのコツを聞いてみよう。

 北海道で7月に開催された「BUGPICNICin昭和新山2016」に、『MYBOWS』として初めて参加・出展してきました。1968年式のバスに荷物を積んで、途中VWショップに寄りながら東京から青森の大間まで自走し、フェリーで函館に渡ってからはまた自走というドライブです。イベント参加と北海道のVWショップを訪れた後は、また青森に渡って、自走で東京まで戻ってきました。2週間のロングドライブの間に、VWショップ12軒に寄りながらVWイベント2つに参加して、総走行距離は約3,000kmになりました。

 旅で自分に課したルールは、昼間は出来るだけ下道で、夜は高速で移動するということ。東北や北海道の高速は1車線なので、速く走る後続車を気にすると走りにくいけど、一般道の方は信号がほとんどなく、ノーマルのVWでも周囲に合わせて丁度良いペースで気持ちよく走れますね。

 トラブルや不安と共にする旅は楽しくありません。あまり知識も整備経験もない大多数のオーナーさんの場合、自分のVWに問題があるのかないのかすらも、把握するのは難しいものです。ショップから「きちんと整備した」と言われていたとしても、整備の方法もレベルも千差万別。旧車である以上、トラブルは常に起こり得るのです。

 万が一の旅先でのトラブルに際し、詳しい知人やショップに電話で相談して、原因がどうにかわかった場合、予備パーツの有無が重要になります。自分でいじれなくても予備パーツさえあれば、一般の整備工場に運び込んで数分で解決することもあります。しかしパーツがなければ旅の予定は大きく変わり、最悪は終了になってしまいます。

 旅に出る前にVWに積んでおきたいアイテムは、まず最低限としてファンベルト、ヒューズ、アクセルケーブル、クラッチケーブル、予備オイル、バルブ球。これだけでも積んでおくべきです。

 次の段階、中級レベルとしては、ディストリビューターまたはその消耗品類、イグニッションコイル、プラグとプラグコード、燃料ポンプ、燃料ホース。さらにあれば望ましいのは、ボルテージレギュレーター(オルタで外出し加工済の場合は特に)や、ウィンカーリレー(意外と突然不良が多い)。あとはバルブカバーガスケットもぜひ積んでおきたい(高速走行で吸われて変形してしまい、オイルが漏れることも)。

 工具類としては、ジャッキ、簡易リジッドラック、ライト、十字レンチ、三角表示板、発煙筒、蛍光のベスト(ヨーロッパでは法律で必須)、軍手、ゴム手袋、パーツクリーナー、ウエス、検電ペン、テスター、ハンドツール一式(ラチェットセット、コンビネーションレンチセット、ドライバー類、ペンチ、電工ペンチ)、配線端子類、電圧計、ビニールテープ、針金、紐(ビニールでもなんでもOK)、タイラップ、ホースピンチャー、それに消火器(使用期限に要注意)。

 トラブルを想定するとキリが無いんですが、それぞれの愛車のサイズと積荷と相談しながら、少しでも旅先での生還率を高めてくださいね。あと、全国のVWショップもきっとあなたの力になってくれます。いきなりのトラブルの連絡だと、引き取りがキツい場合もあるので、必ずレッカーサービス等の不動車を運ぶ手段を得ておいてください(任意保険に付帯している場合もあります)。

7月にタイプ2で東京から北上し、フェリーで津軽海峡を渡って北海道をドライブしてきた。

広大な北海道は一般道ドライブが快適。

空冷VWに乗る以上、本人の技術の有無を問わず、誰でも最低限積んでおいてほしいのが、ファンベルト、アクセルケーブル、クラッチケーブル、予備のオイル、ヒューズ、バルブ球。

デスビ(消耗品でも可)とコイルとプラグ、また燃料ポンプもあればベター。

優先順位は高くないけれど、ウィンカーリレーも積んでおけばさらに安心。右は6V車用2本端子、左は12V車用3本端子(これらはあくまでも一例)。

special thanks:MY BOWS
媒体:LetsPlayVWs 50

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