2019.05.08

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

いよいよ次回は来月開催! VWの祭典「EUROPEAN Bug-In」

2007年、ベルギーのChimayをオレンジカウンティに、と第1回目が開催された「ヨーロピアンBug-In」。今年、Chimayインターナショナル・レースウェイには数多くのレースカー&ショーカーが集結。イベントの3日間は、まさにVWパーティ! ヨーロッパだけでなく、世界中からVWフリークが集まったのだ。

 1983年に閉鎖されてしまったオレンジカウンティ・インターナショナル・レースウェイ(OCIR)でかつて開催されていた「Bug-In」。ドラッグレース、カーショー、スラロームカーレース、エンジンプルコンテスト、ビキニコンテスト、スワップミートなど……。これまで歩んできたカリフォルニア発のVWカルチャーの発信源、そしてルーツといっても過言ではない。ここからキャルルックカルチャーが生まれたのである。

 そんなBug-Inのようなイベントをヨーロッパで広めたい、と開催された「ヨーロピアン Bug-In(以下EBI)」も、2017年で10周年、第7回目の開催を迎えることになった。6月30日〜7月2日の3日間、ベルギー南部のシメイ・インターナショナル・レースウェイには、今に蘇ったOCIRでのVWパーティに参加するため、ベルギー国内だけでなくフランス、ドイツ、オランダ、UK、イタリア、オーストリア、北欧諸国などのヨーロッパ全土、そして世界中から多くのVWマニアたちが集まった。

 2017年のEBI7であるが、残念ながら3日間悪天候に見舞われてしまう。ドラッグレースに関してはレースタイヤを履くレースカーは結局1回も走ることが出来なかったが、イギリスからはロールスロイス製のジェットエンジンを搭載したタイプ2ピックアップ、『オクラホマ・ウィリー」が登場。

 まさにジェット機さながらの爆音で会場を訪れたギャラリーたちの度肝を抜いたのだ。そして、もちろんMCのDynoDonの雄叫びがシメイにこだまする。現在アメリカでのVWイベントでMCから退いているDynoのボイスは、ここシメイでしか聞くことが出来ないのだ。

 一方カーショー会場は雨による最悪のコンディションにも関わらず多くのカーショーエントリーとスワップミートも大盛況。ヨーロッパのVWフリークにとっては、天候コンディションはあまり関係ないようだ。次回のEBI開催は来月、2019年の6月28〜30日の予定。2,000台近くが集まる世界最大級のVWパーティに今からスケジュールを空けておこう!

3日間に及ぶ、VW 一大イベント

3日間を通してウェットコンディションとなってしまったシメイだが、金曜日の初日に僅かではあるがドライが確保でき、この瞬間を待っていたレースカーは、ドラッグストリップに放たれた。

 ヨーロピアンBug-Inの開催は金曜日から日曜日にかけて3日間の開催となり、週末を丸々楽しむスタイルが一般的。広大な会場にはキャンプグラウンドも確保され、多くのエントラントはキャンプしながらVWパーティを楽しむのだ。

 7回めとなった2017年は残念ながら悪天候に見舞われ、ドラッグレースは消化不良に終わってしまったが、会場内のDJが入るクラブエリアでは金曜と土曜日は深夜まで、さまざまな催しが企画され、多くの人たちがVWパーティを楽しんだ。それにしてもアメリカのイベントであれば悪天候はイベント中止を意味するにも関わらずEBIにはこれだけの人が集まる。今回のEBIではヨーロッパイベントの底力を見せつけられたのだ。

ノスタルジアGasserが数多くシメイに集結。レーススタートを心待ちにしていたが、叶うことはなかった。

ウェットコンディションのおかげで、オフロードエリアは例年にない泥んこで大きな盛り上がりを見せた。

オーストリアからベルギー、シメイのEBIにエントリーしたMexxspeedレーシングカルマンギアは、Pauterのケースをベースにヘッドとシリンダーは全て自作のビレットヘッドで、驚異的なエンジンサウンドと走りを披露。

アメリカからは、GBパフォーマンスのGary BergがはじめてEBIに参加。Bug-InスペシャルパビリオンでFLAT4小森社長とも久々の再会。かつてOCIRを駆け抜けたLittle Giant Killerの前で、Bug-In時代の思い出話に花が咲いた。

EBI7の大きな目玉になったのが、オリジナルBug-Inのメモラビリアを展示した「The Bug-Inエキシビション」。OCIRのBug-Inを走ったVWが展示され、当時の貴重なメモラビリアや資料が数多く展示された。Zig Zaggin WagenはBug-In 7のスラロームウィナーだ。

なんと1972型のタイプ1がベースというカスタムクーペは、フランスからエントリーのAlexis Hue。

今ヨーロッパでもBack to the 80sのカスタムトレンドが、リバイバルを見せている。グラフィック、Tトップルーフ、ポルシェ911ヘッドライトなど、見所多数の80sカスタム。

text & photo:Shin WATANABE 渡辺慎介
媒体:LetsPlayVWs 52

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