2019.06.07

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

VW Events 2016 vol.5

ローダウンVWの祭典が大好評の中、ファイナル!『Low life VW Meeting 10th "The Finale"』

 2006年に始まった『LOWLIFE』は、「車高が低くてカッコいいVW!」という明快にしてトガったコンセプトの下、今年で記念すべき10回目を迎えた。しかも事前に告知されていた通り、今回がファイナルだ。

 三重県伊賀市のSide横谷氏が、地元のVW仲間たちと一緒に立ち上げた『LOWLIFE』は、関西のみならず全国のスラムドVWファンたちから熱狂的な支持で受け入れられた。それ以前ももちろん、全国各地にローダウンしたカスタムを愛好するVW乗りは数多くいたし、各地のVWイベントやカスタムイベントに参加していた。しかし、スラムドVWばかりが1つの会場に集結した時の化学反応は、まさに爆発的だったのだ。

 『LOWLIFE』に来れば、多種多様なカスタムを見比べることができるし、ローダウンのためのノウハウも交換でき、何より多くの同好の士とコミュニケーションができる。そうして年々、エントリーするVWたちも加速度的にレベルアップしていった。この10年ほどにわたり、日本のカスタムVWシーン全体を刺激し、底上げしてきたと言える、記念碑的イベントだ。

 それだけに最後の『LOWLIFE』である今回は、北は北海道から南は九州まで、文字通り日本中のカスタムVWが、前日の大雨をものともせず伊賀に集結。さらにオランダのVW誌『Airmighty』のNiels編集長や、アメリカのVWガイたちも来場し、国際的な知名度も高い『LOWLIFE』を盛り上げてくれた。

 ラディカルな趣旨のイベントながら、地元のメンバーたちが運営する会場の雰囲気はとてもフレンドリーでオープン。ローダウンの程度は様々だが、イベント初期に比べると、ホイールのセレクトとマシンのスタンスとのバランスの美しい個体が非常に多くなっているのが分かる。おそらく、他のVWイベントでも近年「足元美人」なVWが増えてきたことも、『LOWLIFE』というイベントの存在が影響しているといえるだろう。

 「浸透と拡散」という言葉がある。『LOWLIFE』が盛り上げてくれたスラムドVWというカルチャーは、今後も日本でしっかり継承されていくはずだ。

北九州からは華麗なローライダービートルが参上!

深リムのホイールにコロナのボトル、さりげないディスプレイがナイス。

会場のVWの足元は実に個性豊かで、見ていて飽きることはない。

最後の“King of Lowlife”アワードに選ばれたのは、WCRメンバー西村さんの'55バーンドア(Pepcoスーパーチャージャー搭載、本誌41号を参照されたし)。その前で寝転がっているのはAirmightyのNiels氏。

各地のカスタムVWシーンを情熱的に写真に撮り続けている神田さん。愛車の'56オーバルで“Shining”アワードをゲットした。

パーツ販売でも作業でもこだわり仕上げの『Garage Vintage』。手前のオーバルはシートを分解してスプリングまでペイント仕上げ中。

美しいゴールドのボディでBRMホイールを履きこなしていた東京の竹内伸介さん。今後、エンジンを大幅進化させる計画があるとか……。

九州初!!VWオンリーのキャンプ&ミーティングイベントが開催!!

 九州初となるVWオンリーのキャンプ&ミーティングイベント『サニーサイドフェスタ』がゴールデンウィークの5月3日~4日の2日間、ここ熊本県は菊池川白石堰河川公園にて開催された。会場となったこの場所は菊地川に面する河川公園で、広大な敷地内に芝が広がり、その周りも緑あふれる森林に囲まれた、自然豊かなロケーション。そして、この2日間は、まさにキャンプ日和!! 晴天に恵まれ突き抜けるような青空が広がった。

 1日目の5月3日は、事前エントリーしたVW達が午後からキャンプエリアに続々と会場入りしてきた。自慢のVWで乗りつけてクルマの隣にテントを張り、大自然の中、家族・友人といった仲間同士でバーベーキューなどを楽しみ、のんびりとした時間を過ごし次の日の朝を迎えたのであった。

 翌日の5月4日は、スワップミートの搬入が朝から始まり、ミーティングに参加するVW達も続々と、九州のみならず中国・関西そして関東からもやって来た。会場内に停められた多くのVW達はあたかもカーショーのように綺麗に列をなし、どのクルマもその姿を会場のみんなにアピールしていた。

 また、スワップミートエリアでは、VWパーツだけでなく様々な雑貨も並べられ、大人から子供まで大いに賑わっていた。近年、九州地区ではVWイベントが停滞気味だっただけに、新たな試みとして開催されたこのイベントは見事、大盛況に終わった。

 主催者の『リスタート』境さんをはじめ、今回のイベントスタッフは、今まで九州を盛り上げてくれた先輩達がサポートに回り、若い世代が中心となり協力しあっての開催であった。これからは、次世代のVWファンの活躍が多いに期待できそうだ。

次回の日程はまだ決まっておらず、今回参加した方からの声を聞きながら只今、調整中だそうだ。詳しくは、ホームページにてお知らせするそうなので是非、サイトをチェックしてみよう。

初日はキャンプをしに様々なVW達が会場入り。この日のためにキャンプアイテムを買い揃えた人も多数いたとか。

二日目はカーショー並みにミーティングエリアにVWが続々と集結。キャンプだけでなく、VWファンが楽しめるイベントだ。

ヴァナゴンのウェストファリアも参加。ウェストファリアの機能がフルに発揮!!

この日のために準備して来た食材を調理。やっぱり外で食べる味は最高だったはず!!

日本のカスタムシーンを牽引31回目のSCNが開催『31st Mooneyes Street Car Nationals』

ロクナナを新車から50年乗り続ける市川さん。VOOM AWARDを獲得。

 日本のクルマ文化を牽引するMOONEYES主催、31回目のSTREETCARNATIONALSが5月14日、東京お台場の青海駐車場にて開催された。カーショーのエントリーは1,100台、スワップミートが145台と日本最大級のアメリカナイズされたイベントだ。1,100台のエントリーのなかでも40台のVWがエントリー。同日にFLASH BUGS MEETINGが開催というタイミングでも、個性あふれるVWたちを見ることができた。

 昨年30周年を迎えたVWクラブ、OneLowも1回目からエントリーしている超・常連としてSCNにエントリー。いつの時代も、VWをポリシーにアメリカン・カスタマイズを楽しんでいるメンバーたちだ。本誌アワードは自走で’73年型VW181と’67年型シボレー・カプリスをエントリーさせた佐藤さんに進呈。

 ほか、MOON EYESからはZOOMアワードを進呈されたロクナナを新車からドライブする市川さんなど、なにかとVWが注目を浴びたSCNとなった。東京で開催されるクルマのイベント。マナーが問われているが、今後も場所が許す限り継続してほしいイベントのひとつだ。

日本のキャルルックの原点ともいえる、52年式3インチチョップトップされたマルーンのタイプ1は『FLAT4』所有のレジェンドカー。

31回目の開催にちなんで、サーティワンアイスクリームとコラボした今年のSCN。限定のアイスクリームは開演1時間もして売り切れてしまった。

10年間’65年式タイプ2をドライブする沓木さん。リアにはスケールの異なるタイプ2のダイキャストカーのコレクションを展示。タイプ2には同色のものばかりを並べたが、自宅には台数が数えきれないほどのコレクションを保有している。

SCNと同じく、今年31周年を迎えるVWクラブOne Low。アメリカンテイストにモディファイされたVWたちがエントリー。

VWミーティングの王道みんな大磯で楽しんだ!

すぐ目の前に海が広がる大磯ロングビーチ駐車場は、カーショー会場としてはこれ以上ない好立地。VWたちがぎっしりと並ぶ様は壮観だ。気になるクルマの写真を撮ったりオーナーと話をしたり、仲間と再会を喜んだり、みんなイベントを満喫していた。

 今や日本で一番の歴史を誇る定番のVWイベントとなったフラバグ。昨年から、5月に大磯ロングビーチ、秋に辻堂海浜公園という年2回の体制となり、VWオーナーはもちろん、一緒に来たファミリーも楽しめるイベントとして愛され続けている。

 今年は5月14日に大磯で第33回が開催され、晴天に恵まれた会場には全国から大量のVWが押し寄せた。大にぎわいのカーショーエリアやスワップミートを見ているだけでも時間が足りないほどで、さらにドラッグデモラン、プッシュドラッグ競争、LA旅行の当たる大抽選会などなど、アトラクションも盛りだくさん。VWの多彩な楽しみ方が遊園地のように詰めこまれ、来場していた誰もが笑顔で帰っていく姿がとても印象的な1日となった。

中央ステージ付近ではオークションやライブ、ロサンゼルス旅行をかけた大抽選会など、常ににぎやかな状態。隠れ名物は焼きそばだ。

山梨県の中山裕太さんの'57カルマン。毎年仲間たちとオールペンして進化を続ける情熱に敬意を表し、小誌からアワードを献呈した。

左の’67ノッチの酒出さんと右の’62ノッチの横尾さんは、何と同僚! しかも社長もノッチに乗っているというから、恐るべき会社だ。

ブラックアウトしたBRMホイールで、ローハイトな足元を引き締めたオーバル。ストリートをドライブするとかなりカッコ良さそうだ。

ドラッグデモランは大迫力の音とスピードでギャラリーを圧倒!

text & photo:Koto TAKEUCHI 竹内 耕太、YOSSAN 田中賢仁、Yuji Ohsako 大佐古裕士、Jun ISHIHARA 石原 淳
媒体:LetsPlayVWs 52

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