2019.06.11

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

初夏のさわやかなドライブ日和に、仲間と楽しもう!「VW Events 2017」

約100マイルにわたってロングクルーズ『VW OCN West Coast Cruise 2017』

新潟県北部の海岸線、通称「笹川流れ」は、日本百景にも選ばれている名勝。雄大な岩山とエメラルドブルーの海に挟まれた、絶好のドライブコースだ。ちなみにバーンドアをドライブしているのは、このクルーズを主催したVW OCNの池田雅輝さん。

 日本のウェストコーストといえば新潟だ。山形県境から富山県境まで南北に約280kmという長大な海岸を誇り、フリーウェイ並みに広い道が走っていて、昔からカーカルチャーも盛ん。あらゆる意味で、異論の余地なくウェストコーストなのである。そんな新潟が誇る海岸景勝地「笹川流れ」をメインステージとしたVWクルーズイベント『VW OCN West Coast Cruise 2017』が5月21日(日)に開催された。
 主催はVWオーナーズクラブ新潟で、今年で3回目。総距離約160km=100マイルに及ぶ本格ロングクルーズは、空冷VWでは希少なイベントだ。今年も新潟のみならず、東北地方や関東地方からも数多くのVW乗りたちが集まった。

 今年は前日の夜に有志参加の前夜祭(飲み会)を行って新潟の海の幸を堪能し、クルーズ当日は朝8時半に「道の駅豊栄」で集合。日本海東北自動車道と国道7号を通って北上し、海岸線に出て「笹川流れ」を疾走するというコースだった。途中に休憩地点がいくつも用意され、ファミリーでゆっくり遊べる心配りも人気の秘訣だ。

 突き抜けるような青空に恵まれ、エメラルドブルーの海を右手に眺めながら走る時間は爽快の一語!ましてや前も後ろもVWに挟まれて、一緒にフラット4サウンドを奏でる贅沢なクルーズであり、参加したVWファンのだれもが、原点ともいえる走りの楽しさを満喫していたようだった。

クルーズ当日は朝から青空。集合場所の「道の駅 豊栄」には北陸、東北地方、そして関東地方からもVWたちが駆けつけた。

高速を降り、国道7号で山あいを通って海を目指す。様々なスタイルのVWで集まってストリートを走る気持ちよさは別格。

シボレーのピックアップ風にカスタムされた1302で、福島県から参加した谷津さん。ボディパネルはFRP製の凝ったつくりだった。

最近は日常で空冷VW同士が遭遇することも少なくなってきた中、こうしてみんなでクルーズできるイベントは特別な体験だ。

そしていよいよ、メインステージである笹川流れをみんなで快走! こちらは昨年挙式したばかりのデリさん&タロさん。

もてぎを舞台にして熱狂のバトルが展開!『VW Drag In. 9th』

オーバルコースのストレートを使って1/8マイルレースを開催したVW Drag In9th。スターターを務めるのは『トーアインターナショナル』向井氏。

 昨年6月の前回開催から約1年、2017年6月4日、待ちに待ったVWDragIn.9thが、晴天に恵まれたツインリンクもてぎのオーバルコースにて開催された。現在、ドラッグレースはアメリカ車や国産車とのレースが多く、VWオンリーのレースは数少ない。中でも関東地方で開催される1/8マイル(約200m)のレースはstaginglane.com主催の当シリーズのみとなり、今回は47台のクルマがエントリーした。

 車検を終え、9時にスタートしたレースは夕方まで繰り広げられた。初心者のためのタイム計測ができるTRIALクラスをはじめ、クルマのカテゴリーと1/8マイルのタイムによって細かく分けられた7クラスの予選が午前中に2本行われ、午後に予選タイムに基づくトーナメント方式の本戦が開催。最後に各クラスのウイナーたちによるTOPELIMINATORが開催されるというスケジュールで、エントリーしているドライバーたちは忙しくクルマを整備し、またコースインといった流れを繰り返していた。

 エントリーが9台もあるクラスではウイナーを勝ち取るまでに本戦で4回勝ち上がる必要がある。運転テクニックはもちろん、ステージングによるドライバー同士の駆け引きも駆使して、スタート前から熾烈なバトルが繰り返された。シフトチェンジの微小なタイミングの差が結果を大きく左右する、ドラッグレースの醍醐味をエントラントも満喫した。

 さらに、多くのスポンサーから賞品が提供され、今回は8ブースのスワップミートの出店があり、会場全体が熱気に包まれていたのだった。2017年はロクナナ50周年を記念し、エントリーの中から「ベストロクナナ」に小泉友紀さんのクルマが選ばれた。レース当日までに仕上げて臨んだクルマで、レースを本気で戦いつつも、一方でキャルルックの原点をも垣間見ることができた、充実の1日となった。

CHERRY BUSTERでエントリーしたのは、昨年までバハバグでエントリーしていた渡辺健太さん。実力が発揮できなかったが、これからの活躍が楽しみだ。

ハンディの大きな重量が重い、23ウィンドウでエントリーの富安健一郎さん。ST-2クラスにエントリーも、ウィナーに2回戦で当たり、敗退。

ストレートのコース横に設けられたパドック。各チーム、仲間がスペースを譲り合ってレースに向けて準備。間近で整備の様子を見ることができるのもこのレースの特徴。

STREET TRIAL2/
ナンバー付き、ラジアルタイヤでETが10.49〜9.50のクルマ8台がエントリー。決勝は14時26分。808西山選手と、389岡本選手。先にステージングしてリアクションが良かった西山選手が先にゴールしてウィナー。

STREET COMP CLASS/
ナンバーは問わず、スリックタイヤ可能なクラスに4台がエントリー。ETが8.99〜8.50。14時28分に決勝がスタート、120守谷選手、925明神選手で決勝を迎え、左レーンの選手がスタートで出遅れたものの、先にゴールしてウィナーに輝く。

PRO COMP CLASS/
シグナルはプロスタート。ETが7.20〜7.99のクラスに7台がエントリー。決勝は14時32分。常連でもある2823大友選手と3530吉岡選手が決勝に進み、先にステージングした大友選手を横目に、先にゴールしたのは吉岡選手となった。

PRO MODIFY CLASS/
E.Tが7.19〜と最も速いタイムを出すクラスに2台がエントリー。予選にて7744斉藤選手のマシンがトラブルとなり7850阿部選手がシングルランによりウイナーを獲得。

デリンジャー氏のピンストライプによるアワードと、スポンサーからの商品がウイナーの選手たちに贈呈された。

始まって以来の雨! しかも土砂降り!! それでもVW乗りが大集結!!!『Bug Picnic』

 毎年、海の日に合わせて開催されことで知られる『BUG PICNIC 2017』が7月16日、ここ昭和新山で開催された。イベント前日までは道内はどこでも快晴!しかし、翌日の天気予報は雨マークの予報。天気予報通りにはならない! と誰もがそう思いイベント当日を迎えたのであった。

 朝10時のイベント会場は、曇り空ではあるが昭和新山がくっきりと見えた。11時頃から例年は続々と集結するらしいのだが、まだ誰も姿を表さない……と思っている最中にポツリ、ポツリと雨が降ってきた。そして、ポツリ...ポツリ...とVWが会場入り。山中だけに不安定な天気。きっと雨は止む。と都合の良いことを思っていたが、雨脚はどんどん強くなってきた。

 同じくして、続々とVW達がやって来た。みんな会場入りした時には、びしょ濡れになる雨量になっていた。それでも気づけば、例年通り、いやそれ以上のVWが集まり会場を埋め尽くした。札幌近辺のVW乗りにとっては近い距離だが、旭川、帯広、北見、釧路、函館から誰もが数百キロ・数時間かけて、このイベント楽しみに自走して来るのだ。また、関東、東北、そして関西からも海を渡って参加したVWも見受けられるのであった。

 恒例の参加者みんなでのビンゴ大会は傘をさしての開催となってしまったが、それでも大人から子供まで誰もが大はしゃぎ。この雨も何故か、こんな日があっても良いのかも……と誰もが思い、誰一人途中で帰るクルマはいなかった。

 ビンゴ大会が終わりイベント終盤頃に、ようやく雨が止む始末。そして、当初は雨雲の中に居たこの会場は、晴れ間が見られるくらいの天気へと回復したのであった。主催者『メリーメーカー』寺林さんは、「雨でもみんな集まってくれて本当にありがたいです!」と安堵した様子。予期せぬ悪天候にもかかわらず、誰もが楽しめる笑顔あふれる『BUG PICNIC』であった。

函館のスプリットと、雨宿り用のキャンピングカーに集まる『箱館空冷製作所』の皆さん。

緑のシートを被った積載車が停まっているのに気づいてはいたが、雨が止むとビッグモーターを積んだバハバグが姿を表した。

秋田から'59パネルバンで参加は酢屋さん。秋田に立ち寄った桑木さんと合流。3回度目の『BUG PICNIC』だ。

札幌からの参加は中野さんと太田さん。'70ツートンのビートルでの参加。帯にはビートルの絵柄がなんともお洒落。

ライトブラウンのパサートと、ザ・ビートル、ニュービートルで参加の皆さん。実はSNSで繋がったばかりで初の顔合わせ。

最新VWのキャラバンは、アーリーバスが引率!『Volkswagen Day 2017』

 フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンが5月27日~28日にお台場で開催した『Volkswagen Day 2017』。最大の目玉は、後期型へとマイナーチェンジを果たしたばかりのゴルフ7の一般初披露だ。しかし、単なる新車の販促イベントに終わらないのが、近年のVWGJ。会場内には初代から現7代目までの歴代ゴルフを展示したり、かつてタイプ1時代にあったハレキン(道化師)カラーのザ・ビートルがいたり。

 そして最新VWモデルが全国を巡る「Try!Try!Try!キャラバン」の出発式では、キャラバンを率いるのがアーリーバスである旨が発表された。最新性能と効率性を追求するだけでなく、VWというブランドを、過去から現在へのヒストリーを通じて一般にアピールしていこうという流れは、空冷VWオーナーとしても望ましいばかり。空冷と水冷の垣根を越え、VWシーンを盛り上げていきたい。

「Harlekin(ハレキン)」はドイツ語で道化師。これはタイプ1時代から作られてきたハレキン仕様の、ザ・ビートル版。

最新ゴルフ7のマイチェンを祝うべく、歴代ゴルフが一堂に会した。最近ではゴルフ1もクラシックカー的な存在だ。

とうとう310馬力までパワーアップした歴代最強モデル「ゴルフR」によるパワースライド走行の同乗体験プログラム。

VWドイツ本社秘伝のレシピで作られた隠れヒット商品、「カリーヴルスト」も限定で販売。記者も迷わず実食。うまし!

榛名山の麓で緑に包まれたVW ミーティング『Go Mountain with Aircooled VWs 2nd』

 群馬県の空冷VWショップ『Go Motor Service』が主催し、2016年に第1回が開催された『Go Mountain with Aircooled VWs』。榛名山の麓で伊香保温泉も程近いというロケーションの良さ、前泊キャンプ組の満足度の高さなどで好評を博し、2017年も7月23日(日)に第2回が開催されたのだった。

 あいにくの雨天にもかかわらず、会場の渋川市総合公園には関東地方を中心に数多くのVWが集合。また、関越道を経由して新潟方面からの参加者も多かった。そして会場内で最も注目を集めたのは、千葉の『Strollers』が持ち込んだブラジリアンタイプ3、しかもTL(ファストバック)とバリアントの2台! 群馬の山中で奇跡の競演が見られたのだった。

 しっとりと、しかし賑やかにVWオーナー同士の交流が深まったこのイベント、来年も開催する予定とのことなので、今から晴天を祈っておこう。

手前は日本全国を走り回っている元気な60代、桑木さんの’67コンバーチブル。イベント参加率はトップレベルの御仁。

こちらは同年式のブラジリアン・バリアント。この2台を並べて見比べられただけでも、このイベントに来た甲斐がある。

かわいらしいチビ・シングルピックの姿も。参加しているクルマも人も、どことなくファニーなのが印象的だった。

エリバのキャンピングトレーラーで出店してくれたカフェは、群馬名物の水沢うどんも提供。ご当地感もバッチリ!

text & photo:Kota TAKEUCHI 竹内耕太、Jun ISHIHARA 石原淳、Yuji OHSAKO 大佐古裕士
媒体:LetsPlayVWs 52

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