2018.10.19

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

際立つ走りとデザインが魅力「PEUGEOT 2008 GT Line」

プジョー 2008はスタイリッシュなデザイン、そして日本の道路環境に適したスモールSUVとして人気を博している。7月に基本装備がアップグレードし、安全性能や装備の充実化が図られ、さらに魅力が増した。

POINT 01「着座位置が高く、視認性と取り回しの良さに感心。バニティミラーの見やすさに気づくのは、女性ならではの視点。」

POINT 02「あらゆる路面状況に応じて、最適な走りと高い安心感を提供してくれるグリップコントロール。」

POINT 03「スペックを超えるパワフルな走り、そしてキビキビとしたハンドリングが気持ちいい! サイズ感も良いので、狭い路地でもスイスイ走れる。」

 プジョーのラインナップで、車名に「00」が入るモデルが、ここのところ方向性を大きく変えてきたことにお気づきの方も多いのではないだろうか。これまでのMPVっぽい姿から一転、凛々しく若々しいSUVスタイルとして一新されたのだ。今やモデル名にも「SUV」の枕詞が入れられるほど定着し、聞くところによるとぶっちゃけ「売れてる」んですって!

 その人気の理由を知りたくなるのは人の常、ということで早速試乗した。今回紹介するのは2008。世にコンパクトSUVは数あれど、中でも最もコンパクトなボディサイズなので、取り回しは抜群だ。

 コンパクトなのに、そのサイズ感の中でノーズをしっかりと突き出したSUVらしいフォルムを表現。さらにルーフレールや泥跳ね防止の樹脂製モールなど、オフロードの走破性の高さも同時にアピールする。今回選んだ上位グレード「GTライン」はカジュアルに傾きがちなこれらの要素を上質な素材でデコレートして、オトナの雰囲気を香らせているんだからステキ! グリルにピアノブラックを採用し、さらにその鼻先に「PEUGEOT」と赤文字で入れちゃうなど、色使いからしてスポーティかつプレミアムな印象だ。コドモっぽさを排除した、なんともシックな出で立ちが素敵。

 その感動はドアを開けても変わらない。しっかりサイドサポートの立ったスポーツシートにも、プジョーならではの小径ステアリングにも、あらゆるところにレザー×赤ステッチが張り巡らされて、小粒なのにピリリとマニッシュな雰囲気。インパネやシフトノブ周辺には、レザーだけでなくメタルとピアノブラックの意匠が組み合わされてツヤツヤピカピカと豪華なのに、配置のバランスが絶妙だからちっともイヤミじゃなく、むしろクールな印象を崩さないあたりも、フレンチ・テイストの極みだと思った。

 走りの方も相当にクール! 最高出力110PSの1.2リッター3気筒ターボエンジンは、その数字を見るだけでは判断出来ないくらいにパワフルだから、毎回乗るたびに驚かされる。その秘密は6速トランスミッションの「EAT6」で、この子が本当に賢く、イイ仕事をしてくれるのだ。おかげで中〜高速域に入っても、エンジンサイズ以上の頼りがいを実感。さらに、「GTライン」には街中はもちろんのこと、スノー(雪道)、マッド(ぬかるみ)、サンド(砂地)など、5つの走行モードを網羅する「グリップコントロール」が標準装備される。電子制御で駆動を制御し、路面に応じて確実な操安性能を発揮させるというモノ。実はFFしかラインナップされてない2008のことだから、その走破性能に半信半疑の人は居ると思う。

 結論から言えば、本気で走破性は高い! 実は私、同様のシステムを持つ兄貴分の3008で、ジュネーブからモンブランまでスノードライブしたことがある。完全に吹雪き、シャーベットから凍結と厳しい路面状況のなか、一切の不安なく走破してしまった。これホントの話なんだから!

プジョー独自のモダンなデザインと視認性を両立させたi-Cockpit。アリュールにはバックアイカメラ、GT Lineにはさらにフロントソナーとパークアシストを装備。室内は頭上も高く、広々とした室内が確保されている。

通常時で360ℓ、6:4 の分割可倒式リアシートを畳むと、最大で1,172ℓを確保するラゲッジルーム。

オプションのパノラミックガラスルーフには、ブルーのイルミネーションランプを装備。

パワートレーンは1.2リッターターボ+6速ATの組み合わせ。

17インチの4シーズンタイヤを標準装着。

【SPECIFICATION】 2008 GT Line
 全長×全幅×全高:4,160×1,740×1,570mm
 ホイールベース:2,540mm
 トレッド(F/R):1,480/1,485mm
 車両重量:1,230 (1,250 *1) kg
 エンジン:直列3気筒DOHCターボ
 総排気量:1,199cc
 最高出力:110PS/5,500rpm
 最大トルク:20.9kg-m/1,500rpm
 サスペンション(F/R):ストラット/トーションビーム
 タイヤ(F&R):195/60 R16
 価格:285万円
  *1:パノラミックガラスルーフ(オプション)装着車の数値

【YUKI IMAI】
モータージャーリストして専門誌やウェブなどで執筆するほか、モータースポーツではイベントMCとしても活躍する。一年中日本全国を駆け回り、精力的に活動している。

カメラ:奥村純一
テキスト:今井優杏

NEWS of Tipo

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH