2019.02.06

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

モーターサイクルライフをサポートする"オレ"の一足。

スタッフの方のアドバイスを参考に自分だけの1足を模索。気づけばブーツサンプルだらけに。それだけカスタムの可能性があると言うことの証。

バイクに乗り初めて早7年。諸先輩方に比べればまだまだ"ひよっこ"だけど、今ではバイクが無ければ自分の生活が成り立たない、と思うほどにそれが生活の一部と化している。そんな日常を送るうちにバイクライフをサポートする道具に興味を示すことは、必然だ。そんな編集・山田が、世界最高峰のブーツカンパニーで自分だけの1足をオーダーする――。

今回オーダーした完成イメージにもっとも近いBOSS。数年間履きこみ成熟したそれは、なんともいえない重厚感を放つ。

 ブーツはバイカーにとっての重要アイテムにして、ヴィンテージバイクをクールに駆るためのマストなファッションアイテムでもある。そのため、ブーツ選びにはより一層慎重になることは、バイカーならわかってくれよう。

 ただ、ボクが今まで履いていた所謂"吊るし"のブーツは、長時間使用した際の快適な履き心地は皆無。そのうえ、RIDE時の急な悪天候にも対応できず次第に水が侵入し、ブーツの中が浸水する代物だった。正直に言うと雨の日に走るのも悪くはない。だが足元が水浸しになった時の不快指数は120%、もしくはそれ以上だ。

 そんな悩みを解消すべく、世界最高峰のブーツカンパニー"WESCO"で自分だけの1足を作ることを決意した。WESCOはアメリカンハンドメイドの最高品質ブーツとして知られ、ハードユースを余儀なくされるバイカーにもこよなく愛されている。その価値は、WESCO愛用者に話を伺う次頁の企画"WESCO LOVERS"の取材で何人もの愛用者からも耳にしていたため、非常に興味を持っていた。

 今回、WESCOをオーダーするにあたり、せっかくならWESCO JAPANの岡本社長やWESCOマイスターの河北さんにアドバイスをいただきたいと思い、大阪は東大阪市に位置するWESCO本店へと足を運んだ。

 エントランスをくぐると、まずフルラインナップを誇るブーツサンプルに驚かされる。定番からカスタムモデルまで全て取り揃えるその空間は、WESCOをカスタムオーダーする上での可能性を存分に感じさせてくれる。

 今回ボクが狙うのは、バイカーにも圧倒的な人気を誇るBOSS。早速それを手にとってみると、無骨なシルエットと黒光りするレザーの質感がなんともいえない存在感を放っている。やはりベースはこれに決まりだと思い、足の計測をお願いした。

 「縦幅はUS9 1/2なので一般的ですが、足の横幅がかなり細いですね。通常、日本人の成人男性ですとD〜Eワイズが多いのですが、A〜Bワイズです」

正直に言うと、今までブーツを選びの際に足幅のことを気にしたことはなかった。だが、自分が極端に細いワイズだということであれば、大衆向けに作られた"吊るし"のブーツがフィットするわけがない。

「Aワイズでも履けますが、バイクが主な仕様用途であればBワイズをおすすめします。ゆったり履きたいのであればCワイズもありです」

日本人ではかなり珍しい。あなたにしか履けない。まるでガラスの靴のようなその響きに、迷わず「Aワイズで!」と言いたいところだが、ここはスタッフの方の意見を参考に、Bワイズでオーダーをした。

 その後、ソールやステッチ、バックルの種類など数え切れないほどのカスタムセレクトを選択。こうしてボクのWESCO初オーダーが終了した。

まずは足のサイズを計測してもらう。これまで、US9だと思っていた自分の足のサイズは、US9 1/2だった。今まで、履物がどこか窮屈に感じた理由が判明した。

ブーツのアクセントとなるステッチも、カラーや耐防火素材など、多くのラインナップから選択可能。こういった細かいところまでセレクトできるのも嬉しい。

今回は、数あるアウトソールの中から、クラシックスタイルの#700(コンポジションソール)をセレクト。ヒールは苦手なため、一番低く設定してみた。

細かなところまでアドバイスをいただいた岡本社長。また、マイスターの河北さんにアドバイスをいただけただけでも、大阪本店に来た価値があるというものだ。

Photographs & Text:Kentaro Yamada
媒体:ROLLER magazine vol.23

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