2018.10.31
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大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

NYのイケてるオヤジ! グレッグのショップツアー【LIFE with FILSO...

アメリカを代表するアウトドア・クロージングブランド「FILSON」の質実剛健な世界観を、本場アメリカで取材する連載『LIFE with FILSON』。今回はニューヨークのFILSONオフィスで働く敏腕営業グレッグと共に、マンハッタンのお洒落ショップをHUNTしてきた。

目の肥えたFILSONの営業マン"グレッグ"が選ぶ、個人的ベストショップ

フィルソンのPRオフィスに潜入

「メールをしたらすぐ出かけられるからちょっと待ってて! 」やることはシッカリこなしてから我々を街に連れ出してくれた、スマートな男グレッグ。

ニューヨークの街を行き交うビジネスマン。彼らの多くはアメリカのカントリーサイドとは少し違うスピード感で、忙しなく働いている印象を受ける。

さて、先日ご紹介したC.C.FILSON GREAT JONES STORE を訪れた後、我々は今回の取材で様々な情報を提供してくれていた東海岸エリアの営業担当、グレッグにひと言お礼を言うために、店から数ブロック離れたエリアにあるフィルソンのPRオフィスへ向かった。

フィルソンといえどニューヨークの拠点だから、さぞキチッとジャケットを着たお堅い人が出て来るのだろうと予想をしていたのだが、その考えは全くの見当違い。キャップにワークシャツ、ワークパンツ、スニーカー。極め付けは体を埋め尽くすタトゥー。現れたグレッグは、かっこいいスケーターのオヤジだった。

グレッグの秋のおすすめは新色のネルシャツと定番のビーニー。フィルソンは、着こなし次第でどんなパーソナリティーにもフィットする。 Seattle Knit Beanie¥8,640、Vintage Flannel Work Shirt¥22,680

彼の担当エリアは州を跨いでいるので、営業回りをする時は半ばロードトリップ。多いときは月の半分をニューヨーク以外で過ごすことになるそうで、自然豊かなエリアに泊まった時は、翌朝釣りをしてから仕事をすることもあるらしい。グレッグ曰く、フィルソンの営業担当はみんなこんな感じ。なんとも羨ましい。

「せっかくだからお茶がてらちょっと外に行こうよ! 俺のオススメのショップを案内するからさ」

グレッグの仕事は、東海岸に数百あるというフィルソンを扱う小売店とのやり取り。伺った時期は秋冬の立ち上がりで、フィルソンにとって一番忙しいタイミングなはずだが、それにも関わらず彼は優しくもてなしてくれた。フィルソンを扱っているショップを何百店も知っているということは、それだけ目が超えているし、『HUNT』読者がときめく店を知っているということ。期待を胸にマンハッタンの街に繰り出した。

オフィスには営業の際に持って行くサンプルが並び、まるでショップのよう。来シーズンのアイテムもあって、先にチェックさせてもらった。

クラシックさが丁度いい! 「Shinola Tribeca Store」

内装は世界的に有名なデザイン会社、ロックウェル・グループがディレクション。20世紀に活躍したアーティスト「ドナルド・ジャッド」のライブラリーをモチーフにしているそうだ。

マンハッタンの南端に位置するトライベッカは、アーティストが多く住んでいたり、個性派ショップが出店しはじめて盛り上がりを見せているエリア。世界中にみられる兆候でもあるが、ダウンタウンから外れた倉庫街だった街が、若い人達によっておしゃれエリアとして脚光を浴びているというわけだ。

まずグレッグがオススメしてくれたのは、彼のオフィスからも程近いシャイノラの旗艦店。シャイノラはデトロイトで2011年に創業した腕時計と自転車のブランドで、アメリカの製造業の再興を掲げ、デトロイトの自社工場で製品を作っている。

シャイノラがトライベッカに出店したのは、ブランドができて間もない2013年のこと。クラフトマンシップを感じる街に、その店構えが映えている。店内は彼らの作るプロダクトと同様に、アメリカンクラシックをベースとしながらも都会的。日本じゃこうはいかないな……と感心するくらい開放的な空間の中に商品を陳列していた。

スケール感に圧倒されている客にも、フレンドリーに声を掛けてくれるショップスタッフ。気軽に試着も勧めてくれる。

時計や自転車とともにシャイノラの定番アイテムである手帳。ショップでは無料でレタリング刻印をしてくれるサービスもあり、プレゼントにしたら喜ばれそう。

オーセンティックなアメリカンデザインを得意とするシャイノラの時計。メンズ物はケースサイズが大きく、男らしい腕元を演出してくれる。スイスより時計技師を呼んで技術を磨き、ムーブメントからメイドインUSAを実現している。

シャイノラは近々、デトロイトの歴史的建造物をリノベーションしたホテルをオープン予定。WHISTLEPIGウィスキーのような、気鋭のアメリカンプロダクトアイテムもフォローしていくようだ。

シャイノラのエントランスには、NOHOの人気カフェThe Smileが監修したコーヒースタンドが併設されている。ノースカロライナのロースター「Counter Culture Coffee」から取り寄せた、こだわりのコーヒー豆を使っているとのこと。

【Information】
 Shinola Tribeca Store
 Address:177 Franklin St, New York, NY U.S.A.
 営業時間:11:00〜19:00(月曜〜土曜)、12:00〜18:00(日曜)
 https://www.shinola.com/

ミリタリーの古着を探すなら!「Church Street Surplus」

店先の路上で座っている白髪のおじいさん、ラベル・ホロビッツ氏がこの店のオーナー。

1964年に創業したトライベッカの老舗。軍放出品とミリタリーを中心としたヴィンテージ、古着に特化した店で、地元民はもちろん観光客も立ち寄る人が多いという、このエリアの名物ショップ。地元のファッションキッズから、映画や劇場用の衣装を買い付ける人、スタイリストやデザイナーといった業界人まで客層は様々。統率されていない昔ながらのサープラスショップといった風体だからこそ、トレジャーハントもしがいがあるというもの。

レジ周りのショーケースにはアメリカの記念コインやヴィンテージパッチ、古いGIジョー、鉄道模型などが雑多に並ぶ。

現行で売っているウェアにはない魅力的なアイテムを求め、たまにやってきてはヴィンテージをディグっているというグレッグ。

オーナーのラベル氏は店を開く前は従軍していたリアルアーミー。古今東西のミリタリーウェアに詳しく、店としても特にミリタリーのヴィンテージに強い。

【Information】
 Church Street Surplus
 Address:327 Church St, New York, NY U.S.A.
 営業時間:10:30〜18:00(月曜〜土曜)、日曜定休
 http://www.churchstreetsurplus.com/

ジャパニーズブランドを巧みにミックスするセレクトショップ「Blue in Green」

採光の効いた清々しい店内。奥のショップインショップでは、日本の家具やオーディオも展示販売されていた。

2006年にオープンし、NYのジャパンデニムブームを作ったとも言われるセレクトショップ、ブルー・イン・グリーン。世界一の良質なデニムの産地である岡山を中心としたジャパニーズアメカジブランドを数多く扱っているのが特徴で、アメリカで日本のデニムを買うならココと言われるぐらいの有名店なのだとか。

凝り性というかオタク気質というか、アメリカ人からすると日本のブランドは細部の作り込みまでこだわっているので、興味深いとグレッグも話していた。

同店のユニークなのは、BLUE BLUE JAPAN、FULLCOUNT、KAPITAL、桃太郎ジーンズ、サムライジーンズ、TOYS McCOY、WEAR HOUSEといったTHE日本のアメカジブランドをメインに据えながら、and wanderやGOLDWIN、SNOW PEARKなどのデザイン性の高いアウトドアブランド、FUJITOやMONITALY、SASSAFRASなどのローカル色の強い個性派ブランドもフォローしていること。

それでいてジャパンアメカジ一辺倒でなく、自国のブランドとうまくミックスして販売しているあたりがニューヨークらしい。我々日本人も新鮮に楽しめるはずだ。

店内のカウンターにエスプレッソマシーンがあり、淹れたてのコーヒーを飲みながら物色できるのもポイント。

ヴィンテージシルバーも販売。伺った時はセールになっていた! こちらは日本よりお安く買える印象。

岡山で作られたショップオリジナルデニムも展開。きっと店員さんは日本のファッション事情について話を聞いてくる!

【Information】
 Blue in Green
 Address:8 Greene Street, New York, NY U.S.A.
 営業時間:11:00〜20:00(月曜〜土曜)、12:00〜19:00(日曜)
 https://blueingreensoho.com/

ミュージアムのような凄みのあるインテリアに注目!「RRL」

ヴィンテージマニアでもあるラルフ・ローレンが、リアルなヴィンテージディティールの追求し、古きよき時代の上質な素材や縫製を用いて送り出すライン「RRL」。ニューヨークのSOHOの店はRRLとして一番初めに作られたオンリーショップというだけあり、気合いの入った内装が見もの。

ワーク、ミリタリー、マリン、ウェスタンといった、アメリカン・クロージングのミュージアムの如きアイテムの数々は、みているだけでも楽しめる。フィルソンとは方向性が違うものの、HUNTの読者世代にはきっと心に刺さるに違いない。

巨大なキャビネットや照明も、恐らくヴィンテージ。服屋じゃなく、映画のセットに入り込んだような気分になる。

中にはヴィンテージ古着もあるのだが、RRLのダメージ加工のクオリティが高く、これが結構わからないのだ。

【Information】
 RRL
 Address:381 W Broadway, New York, NY U.S.A.
 営業時間:10:00〜20:00(月曜〜土曜)、11:00〜19:00(日曜)
 https://www.ralphlauren.co.jp/ja/men/rrl

文化人、アーティストも通ったトラッドなレストランバー「Fanelli Cafe」

最後は、SOHOの中心プリンスストリート沿いの歴史のあるレストランバー「ファネリ・カフェ」へ

SOHOエリアをブラブラと見てまわった後、グレッグが連れて行ってくれたのは1軒のレストランバー。黒塗りの外壁と、昼でもほの暗い大人な雰囲気を漂わせるインテリア。

薄々感じていたが、グレッグのいう"お茶でも飲もう"はビールを飲もうぜという事。地元ブルワリーのビール、ブルックリンラガーで乾杯してショップツアーは終わりを迎えた。

「このファネリカフェは1930年から1933年までアメリカが禁酒だった時代に、"スピークイージー"つまりお酒を密売する場所だったんだ。その名残もあって、名前はカフェなんだけど早い時間からバーカウンターで酒を飲んでいる人も多いんだ」

同店の創業は1847年、ニューヨークの飲食店としては2番目に長い歴史を持つらしい。禁酒時代は秘密の盛り場として、1950年代から60年代はジャック・ケルアックに代表されるビートニクの溜まり場として、その後もアーティストのコミュニティーとしてそれぞれの時代で愛され、今も営業しているというわけだ。

アルコール以外にもハンバーグやステーキに定評があり、ランチタイムも営業。SOHOで休憩するにはこれ以上ない場所に思える。

歴史を感じるビルトインの棚がかっこいいバースペース。幾何学模様の天井やタイルの床、チェックのテーブルクロス。ここにはミッドセンチュリーより以前の、昔ながらのアメリカンダイナーの空気が流れている。

【Information】
 Fanelli Cafe
 Address:94 Prince St, New York, NY U.S.A.
 営業時間:10:00〜26:00

☆FILSON商品の問い合わせ:OUTER LIMITS (03-5413-6957)

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