2019.01.28

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

産地別アクアの楽しみ「アフリカ産の水草と熱帯魚だけでつくる、美しき水景」

 東南アジアや南米など、数多くの熱帯魚や水草の産地と知られる地域からは、数多くの種類が流通している。いわばこの趣味を楽しむユーザーならば誰もが知る、メジャーな産地だといえる。今回、テーマにしたのはそんなメジャーな産地とは少々趣の異なる生体が魅力の、アフリカ。東南アジアや南米などと比べると、その流通量や種類も少ないものの、独特の色彩を持った熱帯魚の数々は、マニア層には高い支持を得ている。

 アフリカ産の熱帯魚として真っ先に浮かんでくるのは、アフリカンシグリットを思い浮かべる読者も多いとは思うが、今回主役に抜擢したのはカラシンの仲間であるコンゴテトラの仲間。アフリカンカラシンの最美種ともいわれるゴールデンコンゴテトラと一見地味な色彩ながら飼いこむごとに、その美しさを発揮するレインボーコンゴテトラ。ワイルド便で入荷し、入荷量も多くはないのでマニア層には高い人気を誇る種類だ。

 そこに他産地からも流通はするものの、アフリカ産としても知られるシダ系の陰性水草、ボルビディス・ヒュッデロッティやベビーリーフ、アヌビアス・ナナとカメルーン産のハネゴケをチョイスして、独特の世界観をもつ水景が完成した。メインには明るい色彩の黄虎石を使用しているのも特徴で、定番の水草水槽とはまた別の魅力ある世界が広がる。

 そんな石の隙間から顔を覗かせるアフリカンロックシュリンプも、この水槽のマスコット的存在で可愛い。必ずしも産地の水景を再現というわけではなくとも、こうした産地を意識した生体をチョイスして、訪れたことのない未知の世界に思いを馳せて、美しい水草水槽を楽しむのも悪くない。

ワイルドのコンゴ便で入荷する、レインボーコンゴテトラとゴールデンコンゴテトラ。南米産のカラシンと比べると派手さこそないものの、その透明感あふれる色彩は、マニア層からの高い支持を得ている。水槽のマスコット的に収容されたアフリカンロックシュリンプは、そのごつめの容姿とは裏腹に温和なので熱帯魚との混泳も問題ない。

ボルビディスはもっともメジャーなヒュッデロッティのほかに、ベビーリーフやカスピダータもチョイス。

岩肌のアクセントにはアヌビアス・ナナやナナ・プチを使用。流木や岩などにも活着する。

カメルーン産のハネゴケをバランスよく配置して、自然な景観作りに役立てている。

底砂は、コロラドサンドとラプラタサンドをブレンドして使用。根の張る低床部には、アマゾニアも併用して植物の育成環境もベストになるように整えている。

カメラ:横澤靖宏 Yasuhiro Yokosawa
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta
媒体:AQUA Style 11

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