2019.02.19

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

インテリアやライフスタイルに合わせて美しく飼う「Aqua Style 5選」

STYLE 01「金魚飼育の王道金魚鉢でお洒落に」

 金魚の水槽といえば、きんちゃくの形をした金魚鉢。明るいグリーンが涼しげな水草とシンボリックな溶岩を置いて、お気に入りの金魚を泳がせれば、シンプルでありながら完成された世界観をつくり出すことができる。観賞魚用にスタイリッシュな水槽が多く販売されているなかで、レトロな形はとても風流でノスタルジック。

 コンパクトな容器は場所を取らずにあらゆるスペースへ置ける一方、水量が少なくろ過装置を設置できる場所がないため、水質が悪化しやすい点に気をつけよう。水質が悪くなると、白点病などの病気にかかりやすくなってしまう。そんなときに効果を発揮してくれるのが、バクテリア付の溶岩石で、生きたろ過バクテリアが水の劣化を防いでくれる。水質維持のために定期的な水換えも忘れないようにしたいが、大型水槽に比べ水換えが楽なので負担は少ない。また、水量が少ないため複数での混泳飼育は避けよう。できれば単独飼育がベター。

 小さな金魚鉢の中で愛らしい琉金がエサに反応してすり寄ってくる姿はたまらない。ペット感覚の強い金魚鉢飼育にチャレンジしたい。

STYLE 02「和の情緒あふれる上見観賞で楽しむ」

 背丈の低いフラットタイプの水槽を利用すれば、金魚を上から観賞する和風のスタイルを楽しむことができる。レイアウトの大きな特徴は背の低い水槽に対して、トクサを大胆に水中から出すことで縦の広がりをつくっている点。まっすぐと天へ伸びる姿は、植物の力強い生命力を感じさせる。一方で、水槽のひとつの角にトクサやワイヤープランツ、流木を配置し、それらへつながるようにごろっとした溶岩石を置いた景色は日本の里山の渓流を連想させどこか牧歌的。いのちのたくましさと詫びの風流のふたつの側面を備えた景色になっている。

 魚は、クリッとした瞳が愛らしい出目金とふくよかなボディに癒やされる更紗オランダで、上からの観賞によってそれぞれの金魚の魅力がより顕著になっている。このほか、ゆったりとした泳ぎが優雅ならんちゅうも上見として最適な品種。黒い底砂を敷くことで、金魚の朱色や白色の美しさをいっそう引き立てている。

流木や水草は、投げ込み式のフィルターを隠してくれる役割も。窓辺に置いて、太陽の光を受け輝くビオトープの景色を堪能したい。

STYLE 03「両面からの観賞も最適な薄型水槽で優雅なひとときを」

 スリムタイプの水槽にさまざまな種類の水草と流木を配置したレイアウト水槽。動きの感じられる水草や泳ぎの素早い金魚と対比するかのようにどっしりと青石を横に置き、落ち着きをプラス。金魚は元気をもらえそうな鮮やかなイエローが魅力のイエローコメットとあたたかみのあるオレンジと白のコントラストが美しい更紗和金をセレクト。丸い金魚鉢や、上見用の低い水槽では動きが制限されがちな泳ぎの早い種類の金魚も、スペース広々。

 水草を育成するために、できれば照明も設置したい。使用しているのはコトブキフラットLED。薄型で水槽に直接設置できるので、美観を損なわずに充分な強さの光を植物にあてることができる。ただし、光をあてるとコケが発生しやすくなるので掃除を忘れずに。また金魚が水草を食べるので、入れ替えるなど定期的にメンテナンスしよう。

 クールな印象になりがちな薄型水槽は、ベタなど瀟洒な魚を入れてよりスタイリッシュに仕上げるのもいいが、茶色の砂と自然風の石、和の情緒たっぷりの金魚を入れれば和洋どちらのインテリアにも合う趣のある景色になる。

 アイランドキッチンやリビングの棚の上など人が多く出入りする場所に設置して、たくさんの人の目を楽しませてみたい。

STYLE 04「スタイリッシュな水槽は部屋のインテリアにも」

 観賞魚の飼育においてアクアリストの頭を悩ませることのひとつが、器具やコード等が美観を損ねること。せっかく可愛い魚を入れて水槽内を美しくレイアウトしても、周りに器具がごちゃごちゃと置いてあるようでは観賞の妨げになる。ろ過フィルターやえさなどの道具を収納するために独自に棚を自作したり、コードを隠すためにレイアウトを工夫したりしている人も多いだろう。

 そんななか、今回使用したGEXの「AQUA・U」なら、照明とろ過材、活性炭、ベースフィルターが標準装備されているので、水槽周りがすっきり充分分なろ過機能と見た目の美しさを両立することができる。

 魚は、丸みを持った体にひらりと舞う長いヒレのギャップが魅惑的な琉金と更紗琉金。コンパクトな水槽だからこそ、個体の魅力をより深く感じることができる。

 小さな植物を少しずつあしらっているので、器のサイズが小さくても狭苦しい印象を感じない。そこにギリシャのパルテノン神殿のようなオブジェを置くことで、まるで海中に沈んだ都市のなかを魚たちが泳いでいるような幻想的な景色をつくりだしている。

STYLE 05「眺めているだけで癒される麗しの水景」

 360度どこからでも観賞できる円柱型のプラスチック水槽に人工の水草と溶岩を入れ、魚を泳がせたレイアウト水槽。白×黒の対比が美しいキャリコと赤い帽子をかぶったようなキュートな丹頂がぐるぐると植物の周りを泳ぐ姿は見飽きることがなく、最高の癒やし。白黒のキャリコと同じ配色の白砂と黒い溶岩を配置することで、一体感を演出。鮮やかなグリーンが白砂によく映え、涼しげな水景となっている。

 水槽の中心に据えた水草はフェイクのため、金魚に食べられる心配がない。日差しのあたる窓辺や玄関などに置いてコケが生えても、掃除しやすいのでメンテナンスが容易。溶岩はバクテリア付きのため、水質維持に役立っている。

 このオールインワン水槽はホワイトとブルーのLEDライトがついており、気分に合わせて幻想的な水景を楽しめる点もポイント。静音フィルターも内蔵されているので、リビングや寝室に置き、夜に部屋の照明を落として観賞を楽しむのもムーディだ。どのような場所に水槽を置き、どのような魅力的な金魚を泳がせるのか、楽しみ方のバリエーションは無限に広がる。

カメラ:横澤靖宏 Yasuhiro Yokosawa
テキスト:藤森優香 Yuka Fujimori
媒体:AQUA Style 11

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