2019.01.22

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

RARE FISH KEEPERS「オーストラリア産 クマノミ界のスーパースター...

太いラインが特徴のレアなクマノミ

水槽全景。中心に積み上げられたサンゴの森が、どこか浅瀬のリーフを連想させる。非常にレイアウトポイントの高い水景だ。

 オーストラリアのクイーズランド沿岸とロードハウ島にのみ生息しているといわれる、幅の広いバンド模様が特徴の大型のクマノミの仲間「ワイドバンドアネモネフィッシュ」。

 オールインワン水槽のレッドシーマックス250Dで雌雄2匹の個体を管理し、ペアにして繁殖をさせることも目標に頑張っている大阪府在住の佐藤陽介さん。水槽は、ご自身が経営する美容室ベースキャンプの店内で管理を行っている。もともと現在でも同時に繁殖を手掛けている淡水の熱帯魚、小型プレコやメダカ、テラリウムなどさまざまなアクアリウムを楽しんできたという佐藤さん。イエローヘッドジョーフィッシュの可愛さに魅了されてマリンアクアリウムをスタートしたのが、きっかけなんだという。

 佐藤さんがマリンアクアリウムを始めるきっかけにもなった「アクアテイラーズ 東大阪本店」で、弊誌『コーラルフリークス』でもお馴染の海水魚スタッフ金尾氏との会話の中で、ワイドバンドアネモネフィッシュへの熱い思いに感銘を受けて飼育をしようと決意した、というのだから面白い。顔の見えない、会話をしない通信販売での買い物がスタンダードな昨今、まさにアクアリウムは人と人とのつながりがなによりも大切だと感じさせてくれるエピソードである。

 「まだ完全にペア化をしているわけではないので、慎重に様子を見ながら今後はイソギンチャクも導入して、繁殖に挑戦していきたい」と抱負を語る佐藤さん。例が全くないわけではないが、同種の繁殖は数多いクマノミの中でも難しいといわれている。しかし、これまでも小型プレコをはじめたくさんの繁殖に成功してきた、佐藤さんのセンスと観察眼でぜひ繁殖に成功してもらいたいと切に願う。

水槽は中古で購入したという、レッドシーマックスの250Dのホワイトタイプ。

佐藤さんがマリンアクアリウムをスタートするきっかけとなった、イエローヘッドジョー。

イソギンチャクの入っていない現在の水槽では時折、ハナガササンゴに身を寄せるワイドバンド。早くイソギンチャクを入れてよ〜と言っているかのようだ。

カメラ:平野威 Takeshi Hirano
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta
媒体:コーラルフリークス 19

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