2019.02.26

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ショップの極めつけ水槽「飾りサンゴで、水槽の外にも素敵なアレンジを」

 茨城県土浦市に店舗を構える、海水魚・サンゴ専門店「コーラルタウン」。同店店長(お店では町長と呼ぶ)の小沼豊さんは、弊誌『CORAL FREAKS』のレイアウト特集でも度々そのレイアウト技術を披露してくれる、知る人ぞ知るライブロックレイアウトの達人。今回訪れた居心地のよい店内の装飾品も、まるでアジアンリゾートを彷彿とさせ、すべてそんな小沼さんの手作りによるものだという。

 今回ご紹介するコンセプト水槽も、なにもかもがお洒落に演出され同店らしい、素敵なアレンジが施された水槽となっている。幅120㎝×奥行45㎝×高さ50㎝の海水魚水槽だが、柱状に積み上げられたライブロックを支柱として土台を作成、そこに陸地部分を作り、美しい飾りサンゴをレイアウトしている。さながら海水テラリウムとでもいうべき、素敵な水槽に仕上がっている。

 陸地部分は支柱とオーバーフロー管だけで支えられ、小さなライブロックを複雑に組み合わせて作成された立体的なデザインは、さすがのひとことである。この水槽は取材用に特別に制作されたものではなく、コーラルタウンでは飾りサンゴの販売コーナーとして、使用されている水槽となっている。

 「せっかくお店に来てくださっているんだから、買い物だけではなく視覚的にも楽しんでもらいたいし、飾りサンゴだってこうやって使えば水槽だけではなくインテリアとしても使えるツールにもなることも知ってもらいたい」

と小沼さん。たしかに店舗では、たまたまご主人と一緒の来店された奥様などがインテリア用にと購入していくケースも、この水槽を立ち上げてからは多くなったのだそう。

 どうしても陸地部分にばかり目を奪われてしまうが、水槽ではクイーンエンゼルやタテキンなど大型ヤッコやナンヨウハギ、ヒフキアイゴなど色とりどりの海水魚が元気に泳ぐ、海水魚混泳水槽になっている。最近はめっきりと少なくなってしまったこうした混泳水槽だが、今回紹介した水槽のように飾りサンゴでデコレーションすれば、サンゴ水槽にひけをとらない素敵なマリンアクアリウムであることは、間違いない。

三日月模様がとても美しい、アズファーのニックネームで親しまれる紅海を代表する大型ヤッコ、アラビアンアンエンゼルフィッシュ。

存在感のあるホラカントゥスの人気ナンバーワン、クイーンエンゼル。

コケ掃除にも役に立つ定番種、ヒフキアイゴ。背びれは非常に鋭く、毒もあるので取り扱いには注意する。

素敵なレイアウトを壊してしまうのに躊躇してしまいそうだが、ここは飾りサンゴの販売スペースである。

上からの眺めの透明感が高くてとても美しいのが、この水槽の大きなセールスポイント。

カメラ:平野威 Takeshi Hirano
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta
媒体:コーラルフリークス 19

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