2019.01.18

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

1989年1月にプレイバック!! 『レイル・マガジン』64号と時代の移り変わり

■昭和から平成に

昭和天皇が1989(昭和64)年1月7日に崩御され、皇太子 明仁親王が即位し、今上天皇となった。同日14時過ぎには、当時の小渕官房長官が新元号「平成」を発表し、元号法により昭和の時代が終わりを告げ、翌日の1月8日に平成の時代が幕を開けた。ちなみに平成の年号は、『史記』五帝本紀の「内平らかにして外成る」と、『書経』大禹謨の「地平らかにして天成る」が由来とされている。

▲高山・名古屋方から見たキハ85系。1989(平成元)年にはグッドデザイン賞を受賞した。  ‘88.12.16 名古屋車両区 P:RM

■『レイル・マガジン』64号

○高山本線にキハ85系がデビュー

 RM64号では、1989(昭和元)年2月18日に高山本線で特急〈ひだ〉としてのデビューを控えていた、キハ85系を紹介している。同形式はJR東海発足後、初めて制作された特急用気動車で、イギリス・カミンズ社製の350PSエンジン2基を搭載することにより、〈ひだ〉の所要時間を従来より大幅に短縮することを図っていた。

 先頭形状は岐阜方(Mc1 キハ85-0)が非貫通、高山・名古屋方(Mc2 キハ85-100)が貫通とされ、Mc1車には車輌としては初めてサンルーフを採用し、「ワイドビュー」特急の先駆けとなった。

 なお、1992(平成4)年には紀勢本線の特急〈南紀〉にも進出し、現在もJR東海の非電化区間で活躍を続けている。

○651系特急形車輌 誕生

 1989(平成元)年3月のダイヤ改正で、常磐線に〈スーパーひたち〉として新製投入された651系。JR東日本発足後初の新形式の特急形電車で、交直流車としては、国鉄時代に製造された485系以来のフルモデルチェンジ車である。

 編成は基本編成7輌(4M3T)と付属編成4輌(2M2T)で、フレキシブルな編成輌数の増減が可能であり、70%がビジネス客である常磐線の旅客需要に対応することができるようにした。また、それまでの字幕式表示器に代わり、高輝度LEDを使用した前面表示装置を採用し、客室内両端の妻部には車内表示器を設けた。

▲上野方から見た651系。〈スーパーひたち〉の名称は、一般公募により決定された。  ‘88.12.15 小山電車区 P:RM

○横浜博覧会臨港線用ディーゼル車が完成

 1989(平成元)年3月25日~10月1日の期間で開催された「横浜博覧会(YES ‘89)」において、最寄り駅である日本丸と山下公園とを結ぶ、横浜博覧会臨港線用のレトロ調気動車が完成し、1989(平成元)年1月9日に公開された。沿線の歴史的建造物にマッチするように、デザインポリシーとしてクラシックな雰囲気が掲げられ、明治期時代の木造路面電車を模してデザインされた。

 なお、横浜博覧会臨港線は、1986(昭和61)年に廃止された山下臨港線を利用し、横浜博覧会委員会が期間限定の免許を取得して運行したもので、博覧会終了と同時に運行を終了した。

▲モスグリーンの111+112編成。片側運転台車、2輌編成で運転された。定員は104人(座席数は56)。  ‘89.1.9 P:RM

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