2018.01.22

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ストリートスケーターのニーズから誕生した傑作 VANS HALF CAB

2016 ミドルカット、クールなシルエット、フルスエード、程よいクッショニングで心地良く足にフィットする。ワッフルソールでグリップ力も完璧。ストリートスケーターに絶大な人気を誇る名作中の名作。

Vans史上初となる記念すべきシグネチャーシューズとなったCaballero。そして同作に続くスティーブ・キャバレロのプロモデル第2弾がHalf Cab。要は、ハイカットをハーフに改良したのがネーミングの由来。現代でも根強い人気を誇る名作の誕生を振り返る。

【VANS 50TH ANNIVERSARY】1992 HALF CAB

1989 スティーブ・キャバレロのシグネチャーモデル、Caballeroはアメリカ国内初のプロモデルでもあった。足首をしっかりとガードするハイカットはバーチカルスケーティングに最適であった。

Vans初のシグネチャーシューズとなった、スティーブ・キャバレロのCaballeroがリリースされたのが1989年のこと。このモデルはアメリカ国内のスケートコミュニティにおける、記念すべき初シグネチャーシューズでもあることから重要なモデルとして位置づけされている。このCaballeroもスケート史に残る名作と謳われているのだが、それ以上に絶大な人気を誇るのが、キャバレロのシグネチャーモデル第2弾としてリリースされたHalf Cab。

このモデルがリリースされたのは、第1弾であるCaballeroが誕生した3年後。スケートの主流がバーチカルからストリートへと移行した時代、1991年にストリートスケーターたちがCaballeroのトップ部分を切り、ミッドカットにしているという噂がキャバレロの耳に届いた。これはテクニカルなフリップトリックが劇的に進化しようとしていた頃の話。ハイカットでは、ボードをフリップする際の足首の可動範囲が限られてしまうというのがトップ部分を切る理由だった。このようなDIYメンタリティで、初めてCaballeroに改良を加えたストリートスケーターとは、サンフランシスコの伝説スポットとして知られるEMBでストリートスケートの進化の一役を担ったジョバンテ・ターナーとも噂されている。

そのような噂を聞いたキャバレロとVansは、すぐさま行動を起こした。時代の流れに抗うことなく、その当時のスケートスタイルに適した改良を加えることで、1992年にHalf Cabが誕生したのだ。

このHalf Cabが、今日も世界中で根強い人気を集めるモデルであるということは言うまでもないだろう。このモデルこそ、Vansが世に送り出した真のマスターピースである。

SLIDERVol.28

Vans初、そしてアメリカ国内初のシグネチャーモデルをリリースしたスティーブ・キャバレロ。“アメリカ国内初”というのは、ヨーロッパのetniesがナタス・カウパスのモデルを同時期にリリースしているため。

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