2018.02.06

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

2002年に誕生したクラシック遺伝子の継承モデル、VANS TNT

2016 1977年に誕生したOld Skoolをモチーフに開発されたTNT。ジャズストライプとワッフルソールはもちろんのこと、クラシックなシルエットを保ちながら耐久性と機能性をアップグレード。

Vansの魅力とは、これまでに築いてきた伝統を現在も守り続けるという精神。先人たちの残したヘリテージを損なうことなく再解釈し耐久性と機能性を現代のパフィーマンスに併せてアップデート。TNTこそ、OFF THE WALLが誇るニュークラシックである。

【VANS 50TH ANNIVERSARY】2002 TNT

現在、Vansからリリースされているシグネチャーモデル群は、Authentic、EraやSK8-HIなどと並ぶクラシックとは言い難いというのが正直なところだ。しかし、Vansが誇るクラシックなルーツを忠実に守っているのが、トニー・トゥルヒーヨのシグネチャーモデル、TNT。Vansの名作であるOld Skoolにインスパイアを受け、デザインを極力変えることなく機能性と耐久性をアップグレードしている。まさに、トゥルヒーヨのような現代のアグレッシブなスケーティングに耐えうる強度とクラシックなデザイン性を併せ持つ、Vansの伝統を受け継ぐモデルだと言えよう。

ここでVansの歴史を振り返ってみる。このようなクラシックなデザイン性をスケートシューズ部門であるOFF THE WALLに取り入れるまでには、それなりの紆余曲折があったことをご存知だろうか?Half Cabがリリースされた1992年から、Vansはそれまでのような大ヒットと呼べるモデルをなかなか開発することができなかった。新たなスケートシューズカンパニーが次々と台頭し、特にストリートスケーターの間でVansの影が次第に薄くなっていったのだ。時代の流れで開発するモデルは過度なプロテクションが加えられたゴツい代物ばかり。デザイン性もVansの伝統を感じられないものばかりであった。

このようなVansにとっての暗黒時代を打ち破るきっかけを作ったのが、1998年にチームに加入したジェフ・ロウリーだった。当時のVansのスケートシューズのあり方にアンチテーゼを唱え、70年代に誕生したOFF THE WALLの伝統を見直すことを提案。そうして誕生したのが、Old Skoolのデザイン性を受け継いだRowleyClassic。このモデルのリリースから、Vansの人気が再熱したと記憶している。

ということで、TNTもまた、Old SkoolからはじまったRowley Classicの遺伝子を受け継ぐモデルである。クラシック感を残しつつ、シンプルながらも機能性と耐久性を追求したTNTは、Vansのニュークラシックだと言えよう。

SLIDER Vol.28

TNTモデルのアド。ハイスピードでギャップを爆発的なオーリーでトランスファー。その様は、まさにVansが掲げる“OFF THE WALL”を体現している。

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