世界有数の海運国として知られるノルウェーで、1864年に船舶認証業務を担当する船舶協会としてスタートした「DNV GL社」。この会社で、工学博士のアレックスさんは図面承認部の主席技師として、船のエンジン関係のチェックを担当している。九州大学で博士号を取得したアレックスさんは、日本語も堪能だ。
テスラのモデルSは4年半前に購入。それまでトヨタ・プリウス、アベンシスと乗りついだが、室内の広さやパワーが気に入ってモデルSに買い替えたのだそう。
「室内は大人5人が座れて、ラゲッジルームにシートをつけたので、さらに子供二人が座れます。フロントもエンジンがなく、収納スペース(フランク)になっているので、荷物がたっぷり収納できて便利ですね」
とはアレックスさん。クルマは家族で一台。通勤から息子さんの小学校のお迎え、冬のスキーなど、仕事にレジャーにと大活躍している。
モデルSに同乗中、スクリーンでスーパーチャージャーのMAPを見せていただいたが、ヨーロッパにはテスラのスーパーチャージャーが多数あり、北極圏にあるノルウェーのトロムソからヨーロッパの南まで、スーパーチャージャーを使えば燃料費は無料で行けるとのこと。
仕事でクルマをよく使うアレックスさんの場合、それまで月に8万円くらいをガソリン代や高速代で費やしていたが、今は年間で5万円くらいになったのだそうだ(有料道路の優遇もあるため)。
オフィスでは仕事の合間にテスラをチャージ!

「今は普通のガソリンスタンドでも充電できますし、ショッピングセンターもほぼ充電スタンドがありますので、買い物中に充電して家に帰ることもあります。
ガソリンスタンドは有料ですが、ショッピングセンターは充電無料なんです。最近、レンタカーで高級ガソリン車を借りたのですが、モデルSに慣れてしまったので、遅いしうるさいし燃料が高いし、驚きました」

街中に驚くほどテスラが走っているオスロ市。厳しい冬で知られるノルウェーだけに、クルマに乗る際にスマホからあらかじめ車内に暖房を入れておくことができるというのが、とても便利だという。
また普通のクルマは、エンジンが温まってからヒーターが効き始めるが、モデルSはすぐに車内が暖かくなると語る。次に買うクルマも絶対にEVがよいと話していたアレックスさん。取材翌日にメールをいただいたので読んでみると、モデルXを予約したと記してあった。

Photo:Soichi Kageyama Text:Asaki Abumi
媒体:『E MAGAZINE』vol.1