2019.04.01

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

私たちのライフスタイルを変える"自動運転シャトル"とは?

 2019年1月のCESでは、トヨタが昨年発表したコンセプトカー 「e-Palette」によく似た自動運転シャトルが、各メーカーから続々と発表されたことが話題になった。

 あらためて、e-Paletteのコンセプトを整理してみると、運転席のない箱型のMaaS専用車であり、自動運転レベル4での低速走行を前提としたEVだ。モジュール化された架装によって、ヒトや荷物の運搬、移動店舗など用途に応じて姿を変えられるという特徴を持っている。

 今回のCESにおいては、このコンセプトに驚くほど多くの企業が追随していたことが表面化したといえる。その結果、"自動運転シャトル"はすでに自動車業界の共通認識となっていることが明らかになった。言い換えれば、自動運転シャトルという新たなクルマのジャンルが誕生したということだ。

 これまでにも自動運転シャトルは、トヨタ以外の自動車メーカーからも発表されている。フォルクスワーゲン「セドリック」、ルノー「EZ-Pro/EZ-GO」、メルセデス・ベンツ「VisionUrbanetic」などだ。そして今回のCESにおいては、部品メーカーからも、数えきれないほどの自動運転シャトルのコンセプトカーが登場した。

ボッシュはCES2019で、自動運転シャトルを発表した(トップの画像も、同車両)。同社の技術やサービスをアピールするためのコンセプトカーだ。スマートフォンアプリからシャトルを呼び出して乗車し、降りるときはオンラインで支払う、という利用イメージをアピールしていた。

メガサプライヤーの一角であるドイツZFは、フォルクスワーゲン「カラベル」をベース車両とした自動運転タクシーコンセプトを発表。市販車をベースとしており、実際の走行を見据えた現実的なコンセプトカーだ。同社のセンサー・ECU技術が盛り込まれている。

大手部品メーカーのZFは次世代のモビリティにも熱心に取り組んでいる。ドイツのベンチャー「e.GO」と提携、自動運転シャトルの製造とサービス化に取り組んでいる。

Text:Koichi Sato
媒体:『E MAGAZINE』Vol.2

フォルクスワーゲン「カラベル」から、コックピットを取り除いたようなインテリア。中央部にジョイスティック形状のコントローラーと、非常停止用のキルスイッチが見える。

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