2019.04.15

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

96%、電力のほとんどを水力発電で賄う村で開催するEVラリーレース!

EV普及を促進する団体「日本EVクラブ」「白馬EVクラブ」が毎年主催し、昨年で5回目を迎えた「ジャパンEVラリー白馬」。開催地の白馬村は、電力の96%をほぼ水力によって発電しているということで、その電力によりEVを走らせれば、ゼロエミッション化したラリーができるのだ。

 ちなみに、スイス・マッターホルン山麓にあるツェルマットという高級リゾートでは、すでに自治体の条例によってEVと馬車しか走っておらず、それを観光資源としてPR。排気ガスのない綺麗な空気が自慢となったラグジュアリーリゾートは、一年を通じて観光客に人気ということで、白馬EVクラブではこのツェルマットをイメージして、EVの普及活動に努めているのだそうだ。
 
 さてEVラリー1日目は、参加者が自宅から白馬東急ホテルを目指してEVやPHEVで走破するというもの。日本EVクラブ代表理事の舘内氏によると、今でこそ充電設備が整い、EVの航続距離が伸びているため、誰でも白馬村に到着すことは可能だが、2012年のプレ・ラリーでは、手作りのコンバージョンEVで京都から1週間、上越から1日かけて白馬まで到着するなど、今とは環境が全然違ったそうだ。この日は、集まった参加台数は47台。到着後に愛車の前で記念撮影をし、シンポジウムの会場へと移動した。

 災害時のEV活用などのシンポジウムが行われたあとのビュッフェパーティでは、参加者全員に送られる「EV普及アンバサダー認定証」授賞式や特別賞表彰式、白馬村オカリーナ工房森の音の横澤氏と愛好家グループによるオカリーナの演奏といった内容のほか、スペシャルゲストとして1992年アルベールビル、1994年リレハンメル五輪スキーノルディック複合団体戦で金メダルを獲得した、荻原健司さんが登場。舘内氏とともにEV関連のトークショーが行われて、会場を盛り上げた。

シンポジウムの模様。左から舘内氏、荻原氏。

 翌朝2日めはEVラリー。HAKUBA47に7時半に集合した参加者は、ブリーフィングを経て9時から順番にスタート。一定区間を正確な時間で走るアベレージラリーは、当日配布されたコマ図をみながら、ドライバーとナビゲーターの二人一組で時間内にゴールを目指すものだ。

 一定区間を正確な時間で走るラリー、コマ図をみながら山道に入っていき、到着したのは七倉ダム。1979年に竣工したこのダムは、長野県内でも有数の名景勝地として知られる高瀬渓谷にあり、自然の石積みダムということが大きな特徴で、下から見上げる景色は圧巻。ここがアベレージラリーの折り返し地点となり、HAKUBA47にコマ図をみながら別ルートで戻り、最後は表彰式とBBQというプログラムになっていた。天気にも恵まれたジャパンEVラリー白馬2018。レンタカーでも参加できるので、みなさまもぜひ次回2019年には参加してみてはいかが?

一定区間を正確な時間で走るラリー、コマ図をみながら山道に。ここからすぐ先が、折り返し地点となる七倉ダムだ。

白馬村では、環境省が進めている国民運動「COOLCHOICE」に賛同し、『白馬EV シェアリンング』を実施している。

媒体:『E MAGAZINE』Vol.1

NEWS of E MAGAZINE

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH