2019.06.07

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

テスラモーターズファンさんの「モデルXで楽しむ メルボルンの週末」①

アメリカ生まれのテスラの情報を、日本に向けてオーストラリアから配信している謎の日本人(!?)、テスラモーターズファンさん。彼の日常はどんな感じなのか、また、実際はどんな人なのか。一路メルボルンに向かい、取材を敢行した――。

 テスラモーターズファンさんは普通(自称)の会社員。会社に近いという理由でメルボルン郊外の街に家を購入し、奥さまと1歳半の息子さん、2匹の猫と暮らしている。大学の交換留学でメルボルンに住んだことをきっかけに、社会人になってからもメルボルンの会社に就職。異国の地にて幸せな家庭を築いているというのだから、素晴らしい。

 「まさか自分がYouTuberになるとは、思っていませんでした。しかも何故かオーストラリアに居ながら日本語で動画配信。完全に変な人です(笑)」

 彼は人並みにはクルマ好きだったというが、YouTubeでチャンネルを作るほどではなかったらしい。それまでもクルマには乗っていたそうだが、あくまでも移動手段としてのクルマであって、クルマ自体が趣味というわけではなかった。

 すべてのきっかけは、テスラを購入したこと。もともと環境問題に関心があり、市販のEVが現実的な乗り物になって来たときにテスラに試乗し、そのテクノロジーにハートを射抜かれてしまったらしい。それまで乗っていたガソリン車と比べて運転する楽しさが大幅に増えて、今までの内燃機関の車とは全く違う次元の乗り物という印象を受けたという。

 そして本格的にテスラオーナーになることを決心。モデルXを購入し、週末のファミリーカーとして活用している。また、平日の足グルマとして新たに日産リーフも導入。それまで所有していたガソリン車に乗ると、つまらなく感じてしまうほどのEVフリークになってしまったという。毎日帰宅後、自宅で充電さえすれば、わざわざガソリンスタンドに行かずに済み、内燃機関の故障で悩まされることもない……。

 EVはまだまだカタログスペックや評論家のレビューを購入の検討材料にするしかないものの、こうした体験、オーナーの声というものは一番欲しい情報なのではないだろうか。ということで、次ページからはいつものYouTubeのように、テスラモーターズファンさんの言葉でどのようにEVと暮らしているのかを語っていただくとしよう。
 
 

それまで乗っていたBMWのガソリン車から乗り換えた、初代リーフ。オーストリアの日産ディーラーでは、2代目リーフの取り扱いが無いのだとか。
 
 

所有するのはEVのみ。オイルレスなモーターライフ

 私が最初にテスラに興味を抱いたのは、アメリカ市場でモデルSが販売を伸ばし始めていたときでした。

 当時、右ハンドル版は生産されておらず、テスラを見たこともなければ、テスラという自動車会社を知っている人など身の回りには全くいません。興味本位でテスラという会社とそのCEOイーロン・マスクについて調査開始。するとイーロン・マスクという人の行動力や、本気で持続可能社会を構築しようとする姿勢に感銘し、あっという間にテスラ好きになってしまったのです。

 その後は、モデルSがオーストラリア上陸を果たすまでネット上のテスラ関連の情報を読み漁り、テスラオーナーの動画も頻繁に観ていました。そして、モデルSがメルンボルンに来たときには、もちろん真っ先に試乗に。

 テスラなど誰も知らない当時、まだメルボルンには店舗はなく、テスラの従業員もたった一人でした。その方とホテルのフロントで会い、ホテルの駐車場から試乗スタート。試乗車のアクセルをひと踏みしただけで、時代が変わると確信しました。内燃機関のようなタイムラグがなく、アクセルを踏んだ瞬間シートに体が押し付けられる。感覚的にはクルマというよりジェットコースターです。半ば暴力的ともいえるモーターの加速に、内燃機関のクルマの終わりを感じました。
 
 

仕事に子育てにYouTube配信に、と大忙し。仕事に行く前の朝に、動画編集をしてアップロードするのが日課らしい。
 
 

 その後、テスラ購入を夢見て情報収集を続ける日々。恐らく日本人としてここまでテスラに詳しい人は、テスラ社員以外にはいないと思います(笑)。遂に2017年、子供が生まれるのを機にSUVタイプのモデルX購入を決断しました。実際に購入を後押ししたのは、テスラ車の安全性の高さです。

 車両価格は高かったですが、子供を乗せることを考えると、世界一安全なテスラ車に乗るべきなのかなと。ただそこまで金銭的な余裕は無いため、一番安いモデルの60Dというグレードを選択しました。これはテスラ史上二番目に航続距離が短い車です。その車でこの大きな国でどこまで通用すのか実験的な気持ちもありました。
 
 

動画の撮影に使っているカメラは、キヤノンのミラーレスカメラEOS Mとgopro。ミニ三脚は脚を閉じた状態なら手持ちしやすいから、基本は付けっ放し。
 
 

テスラモーターズファン:
オーストラリアからEVの魅力について発信している、日本人YouTuber。Tesla Model X (愛称:Kumaさん)、日産 リーフ(愛称:葉っぱ号)を運転しながら、EVの最新事情や近況を語る動画を、日々配信中。日本のメディアが取り上げるよりも早く情報を発信していることも!?

https://www.youtube.com/channel/UCB_6V7ztj9Dd8adMEB0Z75A/
 
 
媒体:『E MAGAZINE』 Vol.2

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