2019.07.10

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

アレクサの音声認識でクルマが変わる!

 「近くのレストランを探して」というナビの音声認識は、イメージしやすい利用シーンだが、音声認識はナビのためだけにあるわけではない。

 最新モデルでは自動運転レベル2は当たり前だし、ディスプレイの設定やスマートフォン連携など、機能は増えるばかり。複雑な操作を声で設定することができれば、使ってみたいと思うのは私だけではないはずだ。

 つまり、これからのクルマにおける音声認識は、複雑なクルマの操作を音声で安全に動かすインターフェイスであり、より重要になっていく。

 ついにトヨタもAmazon「Alexa」に純正対応したように、多くの自動車メーカーはAmazon だけでなく、GoogleやAppleの音声認識機能にも対応することが標準化している。

 これは自動車メーカーが積極的に採用したというより、GoogleやAmazonが、クルマに自社の音声検索機能を広めようと努力した結果だ。

CES2019では、アマゾンがalexaブースを構え、スピーカーだけではなく車など様々なデバイスに導入され、広がっていることをアピールしていた。

 彼らはスマートスピーカーを大々的に売り出し、さらに最近では、スマホアプリの音声検索をアピールするCMもよく見かける。そのせいか、若い世代は音声で検索をする割合が高いという調査結果もある。

 ではなぜここまで、GoogleやAmazonは音声検索に熱心なのか。 GoogleやAmazonは、検索という行動をトリガーに、最適な広告や物販を提案することによって、莫大な収益を得ている。

 仮に今後音声検索が増えるとすれば、その入り口を抑えることこそが生命線となる。クルマでの音声認識もその一環ということだ。

 クルマでの移動では、さらに位置情報や目的地情報を組み合わせ、その先の消費行動を丸裸にすることができる。食事やレジャーのニーズを先読みし、マネタイズするのが狙いだ。

 ともあれ、このような競争によって音声認識の精度は向上し、以前よりはるかに便利になった。今後も進化は加速し、クルマの乗車体験をずっと便利に変えていくはずだ。

クルマにalexaが搭載されることも増えた。カーメーカーの音声認識は外部連携が少ないが、alexaは音声で数多くの家電を操作できる。
さらには、車載AIスピーカーEcho Autoの試験販売が本国で始まった。ダッシュボードに乗せて音声コマンドを利用する形。

高性能なマイクアレイを搭載し、車内ノイズにも負けない認識率だという。カーオーディオとつないで対話や音楽を楽しめる。

 
 
媒体:『E MAGAZINE』 Vol.2

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