2019.09.20

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

常夏の島で、太陽の力を借りて生活する。天方エバンさんの「EV LIFE in H...

今から8年前にハワイへと移り住んだ天方エバンさん。海の生態系をはじめ自然環境の危機的な状況を知り、自分にでき得る環境対策を考え出した答えが、“テスラへの乗り換え”だった。

 美しい海に囲まれ、一年中温暖な気候のハワイは、日本からのみならず多くの人が憧れ訪れる場所。ハワイはビーチレジャーや青い海のの印象がどうしても強いが、鬱蒼と生い茂る森や活火山を持つ自然の楽園であり、ゆったりとした時間が流れる。しかし今、人類が引き起こした地球温暖化によって、この環境に変化が生じているのも事実だ。

 今から8年前にハワイに移り住んだ天方エバンさんは、それを身をもって感じ、テスラXへと乗り換え、さらには家庭用蓄電池であるテスラ・パワーウォール2を導入した。その経緯や、実際に使ってみて感じたことなどを伺った。

 エバンさんがご自宅にソーラーシステムの導入をしようと考えたきっかけは、ハワイでサンゴ礁保存活動を行っている友人から、現在ハワイのサンゴ礁がどれほど絶滅の危機に瀕しているか、その原因が海水温の上昇による海水酸性化であり、つまりは地球温暖化こそが問題の根底となっていると知ったことだった。

 エバンさん自身もサーフィンを楽しみ、ハワイの自然を愛する一人として、温暖化への対策を行いたいと考えて導き出した答えが、自宅にソーラーパネルや蓄電池を設置し、自然の力を借りて電力を賄うという方法だった。ソーラーシステムの導入を決めたエバンさんは、クルマもEVに乗り換えようと思い立ち、ショールームに行き、テスラを試乗した。

 当初は環境に優しいクルマが欲しかったというだけの理由だったが、スーパーカー並みの強烈な加速感やオートパイロット、そしてファルコンウィングをはじめ、これまでのカーブランドでは考えもしなかったようなクルマの作り方に感動し、ご夫婦とも1台ずつテスラXの購入を決めた。

 現在では、先に話したパワーウォール2も稼働し始め、電力を賄っている。

テスラは強烈な加速を体感できるうえに、渋滞時などはオートパイロットによりとても楽。モデルX特有の巨大なフロントウインドウには、ハワイの青空とヤシの木が一面に広がる。

テスラ・パワーウォール2はイーロンマスク のサイン入り限定モデルで、これは2月末で終了したテスラお客様紹介プログラムの景品ということ。通常$600するモデルの非売タイプだそうだ。

エバンさんの職業は国際不動産投資家。現在は不動産取引の仲介のほか、日本、ハワイ、アメリカ本土の賃貸経営も行う。

 「これまでのように、ソーラーパネルを使用して発電した電力を売り、電気代を削減するという方法は、電気会社に負担が大きすぎてこれ以上の普及が見込まれない中、パワーウォール2のように安価な家庭用蓄電システムが出てきたことで、各家庭で発電・蓄電し、使用するということが可能になりました。

 子供が学校で温暖化について学んでいることもあり、家族みんなで地球温暖化に強い関心が出てきました。自分たちでできることだけでも、という思いから始めたのですが、貢献できたことは良かったと思っています。

 ハワイ州は『2045年までに100%自然再生エネルギーで電力を賄う』という目標を定めていることもあり、特に自然に大きな恩恵を受けているハワイで、このような行動を進めることに意義を感じています。

 (2019年)1月からシステムを稼働させていますが、現在は冬ということもあって日照時間が短いため、100%電気代を賄うようにはなっていません。詳細なデータは、一年間稼働して見る必要があるかと思っています。それにテスラのある生活はこれまでのカーライフよりも刺激的で、楽しいです」

とエバンさん。話にもあったように、ハワイ州では将来的に自然再生エネルギー化を掲げており、ソーラーシステム(家庭用蓄電池)設置と電気自動車購入などへの税制の控除も設けられている。エバンさんの家の場合パネル25枚(8.125kW)とパワーウォール2を2台というシステムを設置し、総コストは47,343ドル(約525万円)掛かったが、その3割は控除されるとのことなので、現実的なコストで導入可能ということ
なのだ。

 テスラ・パワーウォール2をエバンさんのように実際に使用し、ヴィークルtoホーム電力システムの便利さを発信するユーザーが増えれば、世界中でさらに普及してゆくだろう。

レクサスやポルシェのSUVモデルを乗り継いだエバンさん。サーフィンに行くにも便利だと考え、テスラXを選んだ。

心に沁みるほど美しい海に囲まれたハワイ。この大自然を守るために自分ができること、テスラや家の蓄電システム導入はその一歩となるのだ。

 
 
Photograph:Akira Kumagai
Text:Dan Komatsu
媒体:『E MAGAZINE』 Vol.2

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