2019.12.01
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大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

デンバーのメンズショップ Berkeley Supply 【LIFE with ...

いつの時代も変わらず、質実剛健なアメリカンプロダクトを作り続けている「フィルソン」。『LIFE with FILSON』は、アメリカの最新のファッション事情や、ローカルで人気の店、フィルソンを愛するアウトドアズマンを紹介する連載企画。第二回目は、コロラド州・デンバーのメンズセレクトショップを尋ねた。

クオリティ・クローズを愛する男の、小さなお店。

モノも街もスケールが大きく、大量生産で効率的なのがアメリカの美徳の一つともいえる。食べ物でいえばアメリカのファストフードチェーンは世界中どこにでもあるし、世界中どこにでも目にする洋服屋だって星の数ほどある。

しかしその一方で、それらに面白みを感じない一定層の人もいて、その人たちに向けた洗練されたトレンディーな店もしっかり存在する。そう、多様性に富んでいることもまた、アメリカの美徳なのだ。

連載第2弾の記事も、引き続きコロラド州デンバーから。アメカジを愛する男エリー・コックスさんが切り盛りする、地元で人気のショップ『Berkeley Supply』をご紹介しよう。

アメリカを感じさせる、本物のメンズ服を求めて

Berkeley Supplyを立ち上げた、オーナーのエリー・コックスさん。

コロラド州の州都であるデンバーは、ロッキー山脈東麓に位置し、小一時間もあれば大自然にアクセス出来ることから、アウトドア好きにも人気の都市。19世紀中盤にゴールドラッシュで栄えた街でもあり、古くからの商店街も残る。バークレーエリアもその一部で、バークレーサプライは文字通りこの地に店を構えるメンズセレクトショップなのだ。

バークレーエリアのテニソンストリートには、個人経営のレストランやコーヒースタンド、ギャラリーや劇場が点在。最近若者に人気のエリアの一つでもある。

同店は現在エリアに2店舗あり、よりダウンタウンに近い場所で展開している2号店は街着として使いやすい、少し上品かつカジュアルなブランドで揃えている。

今回紹介するのは、アウトドア好きなエリーさんの嗜好性が感じられるオリジナルの店舗の方。20㎡もない小さなスペースだが、こちらではより個人的に良いと思えるものだけを厳選しているため、彼が目を行き届かせられる範囲としてちょうどいいサイズなのだという。

外観はレンガづくりのシンプルなものだが、一歩中に入ると、ウッドで構成された落ち着いたインテリアとなっているいることがわかる。壁面や木製の什器は彼の父が作ったもので、祖父母の家に植えてあった木も使って仕立てられているそう。アットホームな印象で、一瞬、山間のロッジに来たような感覚に陥る。

「店を始める際、真っ先に仕入れをしたのはフィルソン。僕の店には欠かせない、アメリカを感じるブランドだよ」。 Ultralight Jacket ¥31,900、C.C.F. Chore Coat ¥25,300

「大学進学のタイミングでデンバーに来てそれ以来住んでいるけど、僕は元々はニューハンプシャーの小さな町で生まれ育ったんだ。両親はファーマーで、昔からフィルソンの服を着てたね。長持ちするから、ずっと同じものを愛用しているんだ(笑)。それでも僕の目にはカッコ良く映ってね。店には、そういった愛着を持って着られる洋服とアクセサリーを置いているのさ」

フィルソンのワークウェアラインであるC.C.F.も展開。若い世代を中心にウケが良いそうだ。 Acrylic Watch Cap ¥4,400

彼が店を立ち上げた理由は、結局は単純に服が好きだったからだ。アメリカにはたくさんのアパレルショップがあるものの、自分が買いたいものがあるショップはそのごく一部。特にヘビーデューティでアメリカらしい、男らしい洋服を売っている場所はなかったのだそう。

「大量消費で大量生産されるものばかりではつまらないし、テキトーなものじゃなくてクオリティの高いものを着たい。自分がそう思っているなら、このアメリカにはほかに同じように思っている人がいるだろうと思って。それで一念発起、MADE IN USAにこだわった良質な洋服を集めてきて、2012年に店をスタートさせたんだ」

店を続けるうちに、一部日本やカナダ、オーストラリアなど海外モノも展開するという変化はあったものの、芯にある古き良きアメリカンスタイルへの憧れは変わっていない。とにかく、老舗ブランドだろうが、小規模のローカルブランドだろうが、気に入ったアイテムだけをピックアップしては販売しているのだ。

「僕のクローゼットへようこそ」

ショーケースの中には、ピッツバーグ発のシルバーアクセサリーブランド「Studebaker」や、ポートランド初のナイフメーカー「The James Brand」のアイテムも。

彼曰く、店は彼のクローゼットそのもの。それはただの比喩ではなく、その多くのアイテムを自分で所有して、実際に着ているのだという。

「この小さな店の強みは、それぞれの洋服に対する情熱かな。能書きやらギミックやら、想像に任せた説明をするのでなく、僕はファンとして身につけて、そのモノを知っているからお客さんにオススメができるんだ」
なぜお客がわざわざ足を運んでこの店で洋服を買いたいのか? そんな疑問は愚問になった。

オリジナルのTシャツやキャップは求めやすい価格で展開。デイリーウェアとして使ってもらいたいから、着心地を重視しているとのこと。

床の何かのパネル部分には、なぜかちょっと悪人顔なエリーさんの似顔絵が描かれていた。

「基本的にはすべて仕入れたら一度っきりで、売れたらそれまで。小さい規模の店だけど、インスタグラムでチェックされているのか、入荷してすぐなくなることもある。デンバーみたいな大都市ではない場所でも、アンテナを張っている人がいるんだよね」

彼の言葉からもビジネスが順調なことが伺えるし、取材時には、デンバーのバッグブランドである「トポデザインズ」とのコラボアイテムを販売していた。この規模のショップなのにコラボレーションしたアイテムも展開しているあたり、いかに人気店であるかがわかる。

前回の記事で紹介した写真家のジャック・ラドラム さんは、エリーさんの親友。彼のポストカードも販売していた。

壁には地元のアーティストの作品も飾られている。インテリアのように、整頓されているブーツはレッドウィングやブランドストーン、ヴァイバーグ、ホワイツなど。

洋服もECの波にさらされているこのご時世でも、お客がしっかり足を運んで買いに来てくれる店。大型店に物量こそ敵わないものの、その選び抜かれた商品群と、愛に溢れたオーナーの人柄で繁盛しているバークレーサプライ。これこそ皆が望んでいる、クールなアメリカのアウトフィッターズの姿だろう。

愛車である64年式フォード・カスタムキャブと一緒に。彼にとってのフェイバリットアイテムはOriginal Brief Case(¥50,050)。「フィルソンのバッグは、ほかには出せない雰囲気があるよね」

【Information】
 Berkeley Supply
  Address:4317 Tennyson St, Denver, CO U.S.A.
  営業時間11:00〜18:00(月曜〜土曜)、11:00〜17:00(日曜)
  https://berkeleysupply.com/

☆FILSON商品の問い合わせ
 Filson Tokyo Store
 Tel:03-6416-0768
 Website:https://filson.jp/
 Instagram:@filsontokyostore (リンクはコチラをクリック)

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