2019.11.22

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

第25回EVフェスティバル開催、EVセドリックでつくばを走ってみたぞ!

 今年で25回目を迎えるEVの祭典「日本EVフェスティバル」が、2019年11月3日(日祝)に開催された。ご存知のように昨今、各国のモーターショーで次々とEVの市販車やコンセプトカーが発表され、電動化の未来が現実となりはじめるとともに、地球温暖化とCO2削減問題が連日のように報道されている。

 1995年から地球環境問題をかかげ、このEVのイベントを25年間開催してきた日本EVクラブの皆様と舘内端代表理事の先見性には驚かされる。「CO2ゼロ&アクセル全開!」「EVで遊ぼう」というキャッチフレーズをよく舘内代表はおっしゃられるが、このイベントは参加者が気軽にEVでサーキット試乗会を体験でき、所有するEVや自分で改造したコンバートEV、ERK(電気レーシングカート)で耐久レースを楽しむことができるなど、参加する側が気軽にレースを楽しむことができる素敵なイベントだ。

 『E MAGAZINE』の公式YouTubeで連載させていただいている改造EVセドリックの企画も、実は1年前の「日本EVフェスティバル」に取材でうかがったときからスタートしている。日本では随一のEVコンバートショップであるOZモータースさんのEVビートル展示と、コンバートEVの耐久レースを見て「130セドリックもEVになりますかね?」とOZモータースの古川さんに質問したことがきっかけだった。

 あれから1年、Eセドリックが完成し、デモランでコースを走らせていただく機会に恵まれた。足まわりのショックが抜けたままで、ゆっくり周回させていただくだけだったが、「足を固めれば、サーキットも結構面白いかも」と感じてしまう。

コンバートEVの耐久レース 電欠寸前で走る様子も見ていて楽しい!

「コンバートEV1時間ディスタンスチャレンジ」。手前は読売自動車大学校のRX-8。

 コンバートEVが走るレースはメインイベントとなる「コンバートEV1時間ディスタンスチャレンジ」というクラスで7台が参加。途中、電欠寸前になりながらコンバートEVがコース上で停まるほか、学生たちがクルマにパソコンをつないで四苦八苦している様子、ピットで先にピットインしていたクルマに衝突する場面があるなど、見た目は静かでおとなしく走るコンバートEVだが、EV耐久レースならではの見どころがいくつかある。

「チーム タイサンCTS」のポルシェ916、タイサンの通算100勝までもう少し!

 自動車大学校の皆さんが製作したコンバートEVが多数参加する中、リチウムイオンクラスで優勝したのは、昨年に続き「チーム タイサンCTS」のポルシェ916となった。チーム代表である太産工業代表の千葉泰常さんは、『E MAGAZINE』vol.2のインタビュー記事でも紹介させていただいているが、2018年にスーパーGTを撤退してEVレースに本格参入している。

 また市販EVで参加できるメーカー製EVオーナーズタイムアタックには、新旧の日産リーフ、三菱i-MiEV、e-NV200、ミニキャブMiEVとすべて違う車種の5台がエントリー。ルールは基準として定められた「1分00秒」に最も近いドライバーが優勝となるが、基準タイムより速く走ると失格になってしまう。つまり、クルマの速さはそれほど関係なく参加者の誰もが優勝できるチャンスを持つというところがこのレースの面白さだ。

メーカー製EVオーナーズタイムアタックにエントリーした5台、優勝は手前のリーフ寄本さん。

 そのほかのコンテンツとしては、電気レーシングカートERKによる30分耐久レース、EVオーナーなら誰でも参加可能なメーカー製EVオーナーズ・タイムアタック。また2007年に世田谷区の中学生と日本EVクラブが一緒に製作したという、二人乗りの電気フォーミュラカー「EV SIDE by SIDE」の復活同乗試乗会を開催。このフォーミュラカーは長らく休眠中だったものをクラウドファンディング支援により蘇らせたというものであった。

EVのスピードを同乗で体感可能な、2人乗りの電気フォーミュラカー「EV SIDE by SIDE」。

 また、自動運転競技車タイムアタックでは、3台の手作り自動運転競技車が走行。車両規則は人が乗れる大きさであるということのみで、今年で4回目。レーシングカートやシニアカーを改造した3台が、見事すべて完走を果たしている。
 
 
 
取材協力:日本EVクラブ

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