2019.12.22
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大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

アーチーズ国立公園を旅する【LIFE with FILSON】

いつの時代も変わらず、質実剛健なアメリカンプロダクトを作り続けている「フィルソン」。『LIFE with FILSON』は、アメリカの最新のファッション事情や、ローカルで人気の店、フィルソンを愛するアウトドアズマンを紹介する連載企画。ユタ州に移動した編集部は、大地が奇跡的に生み出した奇石を見にアーチーズ国立公園を訪れた。

コロラドからユタ州に突入!

ユタ州とコロラド州の境。看板は記念撮影スポットでもある。

コロラド州の首都デンバーから西へ、起伏の激しい山々の間を抜けてユタ州に入った。5時間ほどのドライブの間に景色は一変、木々が茂り川が流れるマウンテンエリアの景色から、フラットで渇いた荒野が見えてきた。

アメリカのハイウェイを走っていると、山肌の色が切り替わる境目が見えたり、奇怪な断層を目にすることも多いので、その度にちょっと地質学の知識を入れておけばよかったと後悔する。

さて、ユタ州はアメリカの中でも国立公園が多いことで知られる州の1つ。ザイオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、キャニオンランズ国立公園、キャピトルリーフ国立公園。全部で59ある国立公園のうち5つもあるのはユタが誇れることのひとつなのだ。

ユタ州モアブの黄昏

我々が目指したのは、ユタ州の南東部に位置するモアブ。アーチーズ国立公園とキャニオンランズ国立公園から近く、それらのアクセスしやすい事でアウトドアズマンや観光客には人気の街。

タイトな撮影スケジュールを組んでいたものの、コロラドからユタに行く移動日はせっかくだからゆっくり観光でも楽しもうと思ったのだ。

公園を貫くパークアベニューを車で走っただけで、変った形の石柱を目にすることができる。ここはコートハウス・タワーズと呼ばれるポイント。

そして向かったのは件のアーチーズ。この国立公園には地層の侵食によってできた、超自然が織りなす岩のアーチが2,000以上も存在しているという。
赤茶けたエントラーダ岩塩層と鈍黄色のナバホ砂岩層によって形成されている岩の大地が、西日によって更にオレンジに照らされている頃、我々はそれらのアーチの下に立った。

巨大な岩の壁にぽっかり穴があき、アーチ状に形成される。世界中探しても、こんなにたくさんアーチが集中しているところもほかにない。

パークの入口から20kmほどの場所にあるウィンドウズ・セレクションには1キロほどのトレイルが用意されていて、いくつかのアーチをまわることができる。

分厚い岩の壁にぽっかりと穴が空いた不思議な光景。人間が故意にトンネルを掘ったのではないかと疑ってしまうかもしれないが、これはまぎれもない自然の神秘なのだ。
太古の昔、海水がこの地域に流れ込んで、蒸発して蓄積。それらが長い時間をかけて様々な蓄積物に覆われ、加圧されて巌となり、岩塩層が出来上がった。この公園一帯では、13億年前に作られたそれらの地層が作る、ユニークな岩峰に出会うことができる。

大きな岩稜に亀裂が入り、外側から徐々に風化。風や雨、雪や氷の影響で侵食が進み、最後に残った中央の岩板には穴が形成され、アーチとなる。

アーチの間から覗く夕日。リングを思わせるその造形からか、ウェディングフォトの撮影場所としても人気のようだった。

公園は東京23区の半分もの大きさ。各ビューポイントまでは車でアクセスしやすく、トレッキングコースも体力に自信がない人でも回れるほどだが、有名なアーチを回ろうとするだけで1日がかりになるだろう。
ほかの国立公園と比べるとできるアクティビティに限りはあるが、サイクリング、トレッキング、キャンピング、場所によってはロッククライミングが楽しめる。

公園は一番低いところで海抜約1,250m、日が落ちてくると一気に冷え込んできた。 夕方の散策には軽量なアウターを持って。Featherweight Down Jacket ¥49,500

アーチと同じく名所となっているバランス・ロックは、上部とそれを支える土台部分で異なる地層からなる奇石。

【Information】
 Arches National Park
  Address:Arches Entrance Rd, Moab, UT U.S.A.
  https://www.nps.gov/arch/

広大な大地を望む、グランピング施設「Under Canvas Moab 」

荒野に突然現れるグランピング施設。名前から想像がつくように、キャンバステントで宿泊できるのだ。

アーチーズ国立公園内には8箇所のキャンプ場があるが、公園から数キロ離れれば、道具を用意せずともキャンプ気分を味わえる施設がある。
我々がこの日泊まったのは荒野とワイルドな赤土の丘を眺めるロケーションにあるモアブ・アンダー・キャンバス。ここではいわゆるグランピングのように、キャンバス製のテントやティピの中で宿泊ができるのだ。

敷地内にはこのようなキャンバスのサファリテントが点在。隣との間隔も広く取られているので、窮屈さを感じることもない。

テントの中の一例。大きさや種類によって、リビングのような空間になっているテントもある。キャンバスは通気がよく、モアブなら暑い夏でも蒸すことなく快適に寝られるとか。また、薪ストーブ付きのテントもあるのでオールシーズン楽しめそうだ。

ここは自治体や公園が管理している施設ではないので、古臭くなくモダンで快適な印象を受ける。ただグランピングといえど、料理が各サイトでサーブされるようなリゾートという感じではなく、あくまでもクラシックにモアブの大地を味わうというのがメインのコンセプト。

トイレやシャワー、レセプションやファイヤープレイスなどの共用スペースも綺麗で現代的。キャンプが苦手という女性でもここなら気に入ってくれるだろう。

レセプションもキャンバスのパビリオンテント。SNS映えすること間違いなし。

ファイヤースペースのあるリビングと、24時間フルーツやドリンクが提供されているダイニングスペース。レセプションのテント内は、異世界感があってワクワクする。

こんなに見通しのいい場所もないだろうというくらい、本当に見渡す限りの大地。何もないのに贅沢な気分にさせてくれるのはさすがアメリカの大自然だ。

聞こえるのは風の音と、たまに遠くを走る貨物列車の音だけ。

太陽が西の大地に顔を隠し翌朝東の地平線から顔を出すまで、月が赤土の荒野を照らす。
遠い昔ネイティブアメリカンが見ていたであろうこの景色を、アンダーキャンバスにいる間は見ていられるのである。

ファイヤープレイスの周りには、いつだって自然と人が集まる。コロラドからお越しの仲良し親子と朝焼けを見ながら談笑。

FILSONのボストンバッグは、多くの人が旅行バッグとして愛用されている超定番。オレンジのラギッドツイルは新鮮。Small Rugged Twill Duffle Bag ¥53,350

オールドなフォードにマッチした自家製トラキャン。今日はテントに宿泊のご様子?

【Information】
 Under Canvas Moab
  Address:13784 US-191, Moab, UT U.S.A.
  https://www.undercanvas.com/

☆FILSON商品の問い合わせ
 Filson Tokyo Store
 Tel:03-6416-0768
 Website :https://filson.jp/
 Instagram:@filsontokyostore (リンクはコチラをクリック)

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