2020.02.16
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大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

HUNT的 ソルトレイクシティ観光 【LIFE with FILSON】

ボストンとしてもバックパックとしても使えるバーサタイルなバッグは、日常から旅行、アウトドアまで幅広く使える。Filson x Mossy Oak® Camo Duffle Pack 4万5100円

いつの時代も変わらず、質実剛健なアメリカンプロダクトを作り続けている「フィルソン」。『LIFE with FILSON』は、アメリカの最新のファッション事情や、ローカルで人気の店、フィルソンを愛するアウトドアズマンを紹介する連載企画。今回はソルトレイクシティで見つけた、ファッションやアウトドア以外のGOODスポットを紹介。クルマ好きも必見の内容だ!

世界一のランクルマニアが作った、ランドクルーザー ミュージアム

トヨタ・ランドクルーザーといえば、日本が誇る本格4WD。自衛隊の前身となる警察予備軍およびアメリカの占領軍用に開発された(採用はされず)トヨタ ジープBJが元となり、1954年からその歴史が始まった。

同一の車名で継続生産されている日本のクルマの中で、最も長い歴史を持つのも実はこのランクルなのだ。

そんなランクルの博物館は当然日本にあって然るべき。と思うのだが、世界一のランクル博物館は何とソルトレイクシティにあった。

その名は「Land Cruiser Heritage Museum」。なぜアメリカにミュージアムがあるのか。その理由は、世界的に有名なランクルコレクターで、ユタとコロラドで展開するランクル専門店のオーナーであるグレッグ・ミラー氏が、自分のコレクションを展示するために開いたものだから。

オープンは2012年。ソルトレイクシティ郊外にあるアメリカ最大のレースサーキット「ミラー・モータースポーツ・パーク」( 現ユタ・モータースポーツ・キャンパス)の敷地内で開館し、現在はソルトレイクシティ市内に移転して営業している。

また、同サーキットを除いても、ボンネビル・スピードウェイの会場となるボンネビル・ソルトフラッツ(ユタ州トゥーレにある、塩湖が形成した平原)もあることから、ユタ州には多くのモーターファンが訪れている。

それを聞けば、何でそんなアメリカの地方都市に博物館が? という疑問は消えることだろう。

ここで展示されているモデルは、ランドクルーザーの祖先である1953年製のトヨタジープから、20シリーズ、40シリーズ、55シリーズ、60シリーズ、70シリーズ、80シリーズ、90シリーズ、100シリーズ、105シリーズ、そして現行の200シリーズまで。つまりあらゆる時代のものをカバーしている。

さらに加えて、巷では目にすることのできない軍用車やメガクルーザー。 アメリカで最初に販売されたランドクルーザー、7大陸すべてを横断した最初の(そして唯一の)ランクルなど、歴史的に貴重な個体も見もの。

また、さすが私設のミュージアムだけあり、デルタミニクルーザー(フィリピンの自動車会社 デルタ製のランクルのようなクルマ)、ブリザード(ダイハツOEMの4×4車)、PXなど、マニアックなランクルの従兄弟達も展示しているのが面白い。

念のためお伝えしておきたいのは、オーナーのグレッグ氏は金持ちの道楽のコレクションとしてここを開いたわけではないということ。
彼がランクルにこだわるのは、自身の幼少期からランクルと家族と共に良い思い出を築き、心から魅了されたから。

外遊びを通して本当にランクルに惚れ込み、南極を含む世界七大陸をランクルで走った経験もある彼だからこそ作り上げられたのがこのミュージアムなのだ。

さすがに100台以上ある車輌の全てを紹介する事はできないので、編集部が気になったものをいくつか紹介させていただく。

まず紹介したいのが、特にスペシャルなこの一台。1958年製のFJ25L。これこそがアメリカで販売された、正真正銘一台目のランクル。この年にアメリカにはこの一台しかランクルが販売されておらず、もの好きな?カリフォルニアのロングビーチの教師が購入したものだとか。60年代には除雪車としても使われ、オーナーを変えながら最後にはこの博物館に迎え入れられた。

同館には綺麗にレストアされた車両も多いが、状態も含めてその歴史と判断されたクルマは、現状の状態で展示されているようだ。

続いては、さらに時代を遡って1953年製のBJT トヨタ・ジープ。この後54年に商標権の問題でジープという名前から、ランドクルーザーに改名。その歴史が続くことになる。

ちなみに名前は、やはりランドローバー(地上の海賊船)に対抗して、クルーザー(巡洋艦)と名付けたそうだ。

1962年製のFQ15。軍用トラックとして誕生したものだが一部の余剰品は一般に販売されたようで、この個体はオーストラリアの農場で使われていた。軍用車に関しては情報が少なく、マニアにとっても謎が多いらしい。

1963 TB25L Bandeirante。トヨタは海外戦略の第一歩として50年代の終わりにブラジルトヨタを設立し、工場を作って製造を開始した。海外製造モデルFJ25Lの後継として発売されたバンデランテは、2001年まで製造されるロングセラーモデルとなった。こちらはメルセデス・ベンツのエンジンを搭載し、ボンネットエンブレムも掲げられている。

ユタ州モアブのツアー会社「Tag-A-Long Tours 」がオフロードツアーで実際に使っていた1968年製FJ55。同モデルのデザインは北米を意識したもので、アメリカではムース(ヘラジカ)の愛称で呼ばれた。

1960 FJ28L Pickup。60年代初頭にベネズエラで少量生産された、南米特有のユニークな形のピックアップ。

60、70、80系とヤングタイマーなランクルもズラリ。日本で見かけない仕様の海外モデルがあったり、逆に日本で社用車として使われていたようなものも展示されていて、見飽きることがない。

世界各地の働くランクルも見もの。さらに悪路走破性を高めたカスタムカーや、軍用のメガクルーザーまで収容している!

実車だけでもお腹いっぱいだが、壁面のショーケースにはランクル関連のミニカーやプラモデル、グッズが並んでいる。まさにマニア垂涎といった感じだ。

お土産として販売しているオリジナルのワッペンやステッカー、Tシャツやパーカーなどのアパレルは、アメリカらしいちょっとダサいデザインなのが良い(笑)

【Information】
 Land Cruiser Heritage Museum
  Address:470 W 600 S, Salt Lake City, UT U.S.A.
  営業時間8:00〜17:00(水曜〜土曜)、日曜〜火曜定休
  入場料:大人$10、若者(12〜18歳)・シニア(65歳〜)$5、子供(0〜12歳)無料
  https://www.landcruiserhm.com/

全米で名を馳せるクラフトビール「Uinta Brewing Company」

ユタ州ソルトレイクといえば、末日聖徒イエス・キリスト教会いわゆるモルモン教を信仰する人々が多い地域で知られる。彼らはお酒を飲まないため、我々は「もしかしたらお酒が売ってないかも?」という不安を抱えていたが、実際そんな心配ことはなく、有名なスピリッツの蒸留所もあれば、今回紹介するビールメーカーだってあった。

前回の記事でも取材に訪れたユインタ国立森林公園。その地名を掲げているのが、このユインタ・ブリューイング。このビール工場兼タップルームはランクルミュージアムからも近いので、彼の地に観光に行く際は合わせて立ち寄っていただきたい。

取材時に発売されていた新作ビール、パンプキンエールに合わせた秋らしいディスプレイ。

ユインタはバドワイザーやミラー、クアーズといった大手のビールメーカーではないのだが、ホールフーズ・マーケット(アメリカ発祥のヘルシー食品を扱うスーパーチェーン)でもよく取り扱われているため、アメリカでの認知度は低くない。

彼らが得意とするのはアメリカらしいライトなラガービールというよりも、様々なテイストのいわゆるクラフトビール。季節によって期間限定商品もリリースして、人々を楽しませているのだ。

また特徴的なのはキャッチーな商品パッケージで、どの種類もアメリカの大自然を感じさせるイラストになっている。こんな絵柄のビールなのだからアウトドアズマンなら、いや、そうでなくても絶対手に取ってしまう。

星の数ほどあるアメリカのクラフトビールメーカーの中で頭一つ抜きん出ているのは、彼らのブランドイメージの作り方にも理由がありそうだ。

記事にするのだから味を知らなければ。仕事熱心な取材陣はいろんな味のビールを飲み比べ。

クランベリーテイストのエール。こちらはかなり酸味が効いた、日本にはあまりない感じのサワービールだった。

工場併設のタップルームでは10種類以上の樽生を味わうことができ、タイミングが合えば季節モノも試せる。明るいうちからビールが飲めたことの他に、筆者が嬉しかったのは価格が安い点。通常1パイントのビールをお店で飲んだら7ドルほどはしそうなものだが、ここではたった4ドル。4オンスのお試しビールは1ドルでオーダーできる。

アメリカではIPAスタイルが人気でこちらでも何種類かのIPAを作っているが、個人的にはグレープフルーツIPAがお気に入り。フルーティな香りと爽やかな苦味がバランスよかった。

ビールを堪能した後は、タップルームの隣の部屋へ。オリジナルグッズや缶、瓶のビールを販売する売店もあるから本当に商売上手だなぁと感心させられる。ボトルパッケージのデザインを使ったワッペンやコースター、栓抜きなどを展開していて、ついついお土産が増えてしまった。

【Information】
 Land Cruiser Heritage Museum
  Address:1722 South Fremont Drive Salt Lake City, UT U.S.A.
  営業時間11:00〜19:00(月曜 ※売店のみ営業)、11:00〜21:00(火曜〜木曜)、11:00〜23:00(金曜・土曜)、日曜定休
  https://www.uintabrewing.com/

元ヘッドフォン工場のAirbnb

民泊サービスのAirbnbを使えば、世界中の個人宅や面白いロケーションで宿泊することができる。大自然に行けば素敵なコテージを見つけることができるし、都会では快適な高層ビルのマンションで夜景を眺めて過ごすことだって可能だ。

今回ソルトレイクシティで泊まった中の一軒は、こちらのレンガ作りの建物。もともとこの区画一帯がヘッドフォンを作る工場だったらしく、現在はそれぞれの建物をリノベーションし、ミュージシャンや鍛治職人、ガラス作家、画家などのアーティストに貸し出しているそう。この宿はそんなアーティスト村の一棟で、素朴な雰囲気を醸し出していた。

庭にはテーブルもあるので、ランチを食べたり読書をしても気持ちが良さそう。

額に入れて飾られていた建物の説明によると、ここは世界初のヘッドフォンを作った「Baldwin」社の元工場で、製品倉庫兼出荷用の小屋として建てられたものを改装したらしい。間取りとしては1Kなので決して大きくはないけれど、一棟貸しなのでのんびりと過ごすことができる。

時代を感じさせてくれるレンガの壁の部屋は、8つも窓があって日中はとても明るい。若い夫婦が管理しているようで、インテリアも素敵だった。

背面にPC収納を備えたコーデュラナイロン製のデイパックは街中の観光にもってこい。 Dryden Backpack 3万9600円、Logger Mesh Cap 6050円

C.C.F.はFILSONのワークラインだが、着こなし方でストリートカジュアルとして大いに活躍してくれる。C.C.F. Graphic Pullover Hoodie 2万4750円、C.C.F. Acrylic Watch Cap Beanie 4400円

LIFE with FILSONの取材では、山間の場所ではワイルドな雰囲気の家に、都会では一風変わった家に泊まりたかったので、積極的にAirbnb活用してきた。それはもちろん、ロードトリップをしながらアメリカのライフスタイルを理解するためでもある。

環境や文化的な違いも要因だろうが、日本の家はよく建て替えられるのに対してアメリカではリノベーションして家を使い続けられる事が多い。古き良きものを大切に残し時代を築いていくアメリカ的考えは、FILSONのモノづくりの精神とも共通していると感じた。

【Information】
 Airbnbリスティングのページ
 

☆FILSON商品の問い合わせ
 Filson Tokyo Store
 Tel:03-6416-0768
 Website :https://filson.jp/
 Instagram:@filsontokyostore (リンクはコチラをクリック)

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