2020.03.01
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大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ウッドカービングアーティスト Damon Gorecki【LIFE with F...

いつの時代も変わらず、質実剛健なアメリカンプロダクトを作り続けている「フィルソン」。『LIFE with FILSON』は、アメリカの最新のファッション事情や、ローカルで人気の店、フィルソンを愛するアウトドアズマンを紹介する連載企画。今回の取材では、チェーンソーを使ったアメリカンなウッドカービングアーティストを特集し、ちょっと変わった角度から木の温もりに触れた。

アメリカを代表するチェーンソーの使い手!?

ウッドカービングは日本語でいえば木工彫刻。その意味は広く、お土産の木彫りの小物から家具、住宅、オブジェなど多岐にわたる。
それもそのはず。そもそも木材は岩石や粘土、植物、動物の部位と共に人間が使い始めた最初の材料でもあり、何万年も前から木工は行われてきたものだからだ。

それゆえ世界規模で見ても、日本のこけしやカナダのトーテムポール、アフリカの立像、アジアの仏像など、同じ木工といえど地域や文化により特色が出るのも面白い。

日本のこけしだけちょっと例えが違ったかもしれないが……それはさて置き。
ことアメリカに目を向けてみると、チェーンソーを使った豪快かつ繊細なチェーンソーカービングが思い浮かぶ。実際アメリカをドライブしていると、ネイティブアメリカンをモチーフとした彫刻を道端で目にする事も少なくない。

今回は男らしいその世界に触れるべく、チェーンソーウッドカービングの世界大会で幾度も優勝しているデイモン・ゴレッキさんを訪ねた。ソルトレイクシティ郊外にある彼の自宅の庭には、自身のスタイルがにじみ出た作品が並んでいた。

ダイナミックにして繊細なアート

ネイティブアメリカンをイメージした作品。オイルフィニッシュされた木工像は経年変化で味わいが変わっていく。

彼は「The Barefoot Carver」という屋号を掲げ、アメリカ全土の個人や店、企業からのオーダーを受けて作品を世に送り出している。
またそのアメリカンなスタイルが評価され、時には海外から注文が入るので、その度に出張してはチェーンソーを振るっているそうだ。

彼は国内外のチェーンソーカービングでも入賞歴あり。昨年はカナダで行われたチェーンソーカービングの世界大会にも出場、各国2人しか出場できないのだが、デイモンさんはアメリカ代表として参加を果たした。ここまで話したら、彼が只者ではないことがお分かりいただけただう。

ド派手なチェーンソーアートを手がけるデイモンさんは、そのパフォーマンスと反対に物腰の落ち着いたクールガイ。フィルソンのメッシュキャップはシーズン問わず使えるワードローブの1つ。  Mesh Logger Cap 7480円

「趣味でちょっとやってみる人はたくさんいると思うけど、やはり人から賞賛を得るようなものは相当鍛錬しないと作れないっと感じるね。ウッドカービングで有名なのはペンシルバニアのあたりで、アメリカでの大きな大会も開かれているんだけど、ユタ州だとウッドカービングを職業としてやっている人はたった5人しかいんだ」

デイモンさんがウッドカービングを生業にしたのは8年ほど前のこと。以前は溶接工として仕事をされていたそうだが、その時にチェーンソーカービングを趣味で始め、休みの日に15時間ほど没頭して練習しているうちに、徐々に彼のスタイルが確立されていったという。

ウッド以外にも、ユタ州特有の赤みがかった石を材料にしたストーンカービングの作品も手がける。

デイモンさんの母はブロンズ像のアーティストで、その影響もあってアートには小さい頃から親しんできたという。立体物のアートに造詣が深かったのも彼がウッドカービングに興味を持つきっかけになった。

また彼の血縁にはユタ州を居住地としているネイティブアメリカン、チェメウェビ族もいるそうで、そういった彼のバックグラウンドから自然のモチーフやインディアンをモチーフとしたものを彫ることも多く、1つのスタイルとして確立されている。

下書きなしの一発勝負

愛車のピックアップの荷台を開けると数々の木工道具が満載になっていた。現場にはこの一台に木材を運ぶためのトレーラーを付けて向かっている。

もっともよく使っているチェーンソーはハスクバーナのもの。スティールやマキタのものもあり、それぞれ得意な分野があって、場面で使い分けているのだという。

「大半のお客さんは自宅の庭に置くモニュメントとして置く為にオーダーしてくれます。サイズも大きくて繊細なので多くの場合は僕のアトリエじゃなくその顧客の庭ででつくったりすることが多いね。だから作品はその自宅に行かないと見せられないんだ」

デイモンさんは過去の傑作を我々に見せれないという事を残念がりつつ、彼のアトリエにて制作中の作品を見せてくれた。

豪快なエンジンを響かせながら回転するチェーンソーの刃、粉塵をあげながら削られていく木材。見ている側からすると、一体何ができるんだ?と終始ワクワクして見入ってしまう魅力がチェーンソーアートにはある。

「ワクワクしているのは僕自身だってそうさ。僕の場合は構想を絵に描いたり、設計図を作ったりはしない。木を掘っている間に木目やシェイプを見て、ここが活かせるな、これはこういう形にしたら良さそうだなと、経験から培った感覚で木と対話しながら作っているんだ。お客さんには僕のスタイルでやらせてもらうというのを初めに了承してもらっているしね(笑)。もちろん作って欲しいもののオーダーに沿って作るけど、頂いたお題をもとに自分のスタイルを出させて貰っているよ」

アトリエは元気な娘さんの遊び間にもなる。遊びで作ったという人型の木像にめがけて娘さんは手裏剣を投げる。

下書きをしないことのほかに、でデイモンさんがこだわっているのは地元の材料を使うこと。

出張でユタ以外のエリアからの以来の時や大会の時は例外にはなってしまうが、デイモンさんは基本的にはユタで取れた木材を使って作品を作るようにしている。その理由は彼自身がユタで生まれ育って、地元の材料のことをよく知っているから。

木の特徴と自分の中のイメージをもとに削り出すというのは、どこかスピリチュアルというか、超自然的なものを感じざるを得ない。

最近は趣味で彫刻刀を使ってテーブルの天板にカービングを施して遊んでいるというデイモンさん。これからも彼の創作の幅は広がって行きそうだ。

彼の作業中の様子をまとめたYoutube動画もアップロードされているので、是非こちらから動画をご覧いただきたい。

【Information】
 Damon Gorecki
 Web site:https://www.thebarefootcarver.com/

ユタの自然を感るツリーハウスに泊まる

ウッディーな自然味溢れるアートに触れ合った1日は、森の中にあるツリーハウスのAirbnbに宿泊した。場所はソルトレイクシティの北東にあるパークシティという町の、山道をぐんぐん上がった山の中。10月半ばだというのに、そのエリアだけは夜に雪が降るほど標高も高い。

一晩で20cmほど積もった初雪の日にちょうどぶち当たり、四駆のクルマで移動してて本当によかったと安堵した。

自然の脅威を思い知るのも自然味豊かなところに宿泊する魅力だが、突然の豪雪というアクシデントを除いても、このAIrbnbのツリーハウスは大自然を全身で感じることができる。

三面が大きなガラス窓になった明るい一階部分からは梺の街を見下ろすことができ、天気がよければデッキにあるBBQグリルを使ってパーティーだってできる。
この手のツリーハウスはお手製感が感じられる、シャビーなものだろうと高をくくっていったが、気密性もあって快適かつお洒落な設えだった。

2階部分は木の幹がそのまま屋内を貫くような形で立っている、かなりワイルドな雰囲気。これぞツリーハウス!

ユタの木に囲まれた1日は、木を感じる宿で締め括った。

突然の大雪に見舞われた朝、雪かきをするにもフィルソンの防水ジャケットが活躍。ライナーは柔らかなフリース素材で保温性も確保されている。Filson x Mossy Oak Camo Skagit Waterfoul Jacket 5万9400円

【Information】
 Airbnbリスティングのページ

☆FILSON商品の問い合わせ
 Filson Tokyo Store
 Tel:03-6416-0768
 Website :https://filson.jp/
 Instagram:@filsontokyostore (リンクはコチラをクリック)

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