2018.06.18

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

美味しい狩猟肉③ 「ジビエ 猪鹿鳥」

ハンターがひとりで切り盛りするジビエ料理店。店内も食事も、ハンティングの雰囲気満載の、隠れ家的名店である。オススメは、そうそう食べられない鹿の内臓の刺身。

リアル猟師ならではの料理と店内

 もしかすると、「猪鹿鳥」のドアを開けることすらできない人もいるかもしれない。何しろドアの取っ手はシカの足なのだ。第一の関門をクリアして目にした店内は、カウンターに9席のみ。箸置きが弾丸だったり、トロフィーが飾られていたりと、狩猟の雰囲気がいかにも濃厚である。

 一人で切り盛りするのは山内茂樹さん。以前はテレビ局で音声の仕事をされていたが、自身で獲った鹿や猪を使った料理が仲間うちに評判で、それならとばかりに2010年にお店をオープンしたという。
 
 山内さんは獣害駆除も行っているため、鹿や猪は通年獲れる。また全国各地の猟師から狩猟肉を譲ってもらえる体制が整っているため、肉は常時豊富に用意されているという。

 一番の特徴は、鹿の内臓が豊富に用意されている点。ご自身が獲ったものをその場で解体しているため、刺身で食べることができるのだ。上の写真は鹿の3点盛り(¥3,900-)で、右から脳みそ(!)、レバー、ハツ。それぞれ塩胡椒、ごま油+塩、にんにく醤油でいただくのである。

HUNT vol.11

クラシックなスタイルで銃を持つのは、なんと山内さんのお父上。80年前から奥会津で狩猟を行っていたという。 山内さんご自身も20歳から狩猟を続けている。

山内さんが獲ったシカのトロフィーと、射撃訓練場で使った的。使用したのは散弾銃だが、全てが中心部に命中している。

シカの足はコートフックにも。

箸置きは使用済みの弾丸。

店舗前の看板は猟の最中の写真。毎週日曜が定休だが、この日はほぼ必ず猟に出かけるという。山内さんの狩猟に関する話を楽しみに来店する人も多く、中にはそのまま弟子入りしてしまう人もいるとか。実は山内さん、狩りガールという言葉を広めた仕掛け人の1人でもある。

猪の味噌漬け焼き(¥2,100-)は、噛めば噛むほど旨みが染み出る脂身が特に絶品の一品。

マガモの胸肉ネギ間とキジの胸肉串焼き(各¥500-)。普通の鶏肉に戻れなくなりそうな濃厚さ!

[高円寺]ジビエ猪鹿鳥
address:東京都杉並区高円寺南3-58-2好川ビル1F
tel:090-4249-4543
営業時間:18:00-25:00
定休日:日曜日
photo & text:Yoichi Sakagami

NEWS of HUNT

ARCHIVES

RANKING

POPULAR TAG

NEWS

SEARCH