2018.01.05

大人の趣味の為のライフスタイルマガジン「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」

ノルウェー・トロムソ、犬ぞりの旅

TEXT&PHOTO:Soichi kageyama  取材協力:FINNAIR(フィンエアー) http://www.finnair.com  ノルウェー政府観光局 http://www.visitscandinavia.org/ja/Japan/

北極圏最大の街、トロムソで犬ぞりを楽しむ。動物好きの弊誌読者であれば興味をそそられると思うのだが、フィンエアーなら成田からヨーロッパまで9時間30分の最短最速フライト! ストレスフリーで、夢のような犬たちの楽園に到着できる。

300頭のアラスカン・ハスキーがお出迎え!

かつて、探検家のアムンセンが 「北のパリ」と語っていた、北極圏最大の街トロムソ。北極探検の寄港地でもあるこの都市は、オーロラ帯の中に位置し、オーロラ観光の拠点としても世界中から注目を集めている。

2月中旬、編集カゲが向かったのはトロムソ中心部からクルマでたったの25分で到着する、犬たちの楽園「トロムソ・ヴィルマークセンター」。

1990年に発足した同センターは、Kvaloyaという山あいの地域にあり、300頭ものアラスカン・ハスキーを飼育。11月1日から4月30日までの間、観光客に犬ぞり旅行を楽しんでもらうというアクティヴィティーを開催している。

「トロムソ・ヴィルマークセンター」のマークさん。アラスカン・ハスキーの祖先は、アラスカの原住民が日常でそりを引かせるために飼っていた犬だとか。

凛々しい立ち姿。ブルーの瞳。オオカミに近い性質を持つので群れで生活することを好み、そりを引っ張るのが大好き。

いざ初体験の犬ぞり、スタート!

ちなみに冬は犬ぞりの他、夜のオーロラサファリ。夏は広大な自然や湖を利用しての、ハイキングやカヤックツアーを企画。日蝕観察ツアーも用意され、トロムソの大自然を満喫できる。

バスで到着した取材陣は、山小屋の中で防寒ツナギに着替え、いざ! 犬たちのもとへ。時間は午前8時。この日1番の犬ぞりツアーである。2頭ずつが入る可愛らしい犬舎が300匹分並んだ広大な敷地はとにかく圧巻。

「ワオーン、ワオーン!」と犬たちが方々で雄叫びをあげまくっている。走りたくてたまらない! そんな様子だ。

うしろを気にしながら走るエライ子も! 朝イチなので走りながらウンチする子多数。引っ張られながら、うしろ足はふんばったまま、前足2本だけで器用に走る!

カラフルなニットが可愛らしいクリスティーンさん。途中そりが転覆したのだが、なんと人間二人を乗せたまま「えいやっ!」とリカバーした力持ちである。

未来の犬ぞりレーサーたち

黒い犬、茶色に灰色……。色も体型もバラバラに見える300匹の犬たち。中には黒柴のようなカワイイ子もいるために「本当に全部同じ犬種?」と質問したのだが、ここで飼育されている犬はすべてアラスカン・ハスキーなのだという。

あとで調べたところによると、速く強靱な犬にするために、ハウンドやコリー系をミックスさせたこともあったということで、さまざまな犬がいるのはそうした理由かららしい。

「そりを引くことが大好きな犬種なの。極寒の中で、一日約240キロもの距離を10日間以上も走ることができるのよ!」とはクリスティーンさん。アラスカン・ハスキーは犬ぞりのために改良に改良を重ねた、最強のレーサーなのである。

優しいブラウンのカラーに黒い目。あまりハスキーっぽくないが、こちらもアラスカン・ハスキー。犬ぞりは2頭5列、全10匹で雪上を走っていく。

犬ぞりを体験したあとは、子犬たちの犬舎へ。一回の出産で8頭くらいが一度に生まれるそうで、みなさんスヤスヤと小さな小屋の中で……。

子犬を触らせてもらったら、小屋の中でちょっとした雑貨を購入。ランチは先住民族、サーメ人の家をイメージした小屋で食べるトナカイのシチュー。

ぜひトライしてみよう

ちなみに、同センターの女性オーナーであるトーヴさんは20年以上の犬ぞりの経験を持ち、ヨーロッパで最長の距離を誇る犬ぞりレース「Finnmarkslopets」を15回完走。世界一長い犬ぞりレース「t h eIditarod」でも見事完走を果たしている強者である。

このアクティヴィティーの全所要時間は4時間。防寒ツナギとグロープ、食事がついて価格は1,690クローネ。犬好きのみなさんにオススメ!

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