LIFE STYLE

2020.10.16

「アクアリウム拝見」小さな熱帯魚を水草の中で泳がせよう!ブラックネオンテトラを主役に、山の風景を作る【アクアスタイル】

ブラックネオンテトラが上層部を群れをなして泳いでいるアクアリウム

まるで山の遠景を思わせるような大自然、迫力のある風景を形づくっている水草レイアウト水槽だ。

山肌は水草のグリーンで覆われているが、深い緑色から明るいライトグリーン、赤い葉色まで取り入れ、微妙に異なる色のグラデーションをつくっている。


この風景にさらに彩りを与えているのは小型熱帯魚たち。主役はブラックネオンテトラで、おもに上層部を群れをなして泳いでいる。

派手な色みをもたないブラックネオンテトラだが、落ち着いたトーンの水草水槽によくマッチ。また、水草が豊富に植えられた環境だからこそ、ブラックネオンテトラは本来の美しさが充分に発揮できている。


ブラジル原産のブラックネオンテトラはカラシンの仲間で、水質に対する適応範囲が広くてとても丈夫な種。おとなしい性格なので、複数を群れで飼育するのがベストだ。

さらにカージナルテトラやラミレジィ取り入れることで、彼らのカラフルな色彩をより引き立てている。

美しいアクアリウムと魚たちの詳細写真はこちら!


山の洞窟にも見える神秘的な水槽


このアクアリウムを制作し管理しているのは、ビーボックスアクアリウム松戸店の坪田巧さんだ。立ち上げてから4年が経過したものだという。

水槽サイズは90×45×60㎝で、左右に石と流木を組み、水草を植栽している。随所に見える石や流木の風合いが、とてもリアルで立体的。中央にとった空間も神秘的で、山の洞窟のようにも見える。


水草は、アヌビアス・ナナ、ロタラsp.、テネルス、ハイグロフィラ・ピンナティフィダなどを使用。それほど多くの種類を取り入れているわけではないが、それぞれの個性を生かした植栽を行っている。

とくに微妙な葉色の違いをバランスのよい分量で配置していて、そのグラデーションが美しい。二酸化炭素は1秒に2滴ほど添加し、ライトの照射時間と同じ時間帯で、オンオフを電磁弁で行っている。

じっくりつくり込んだ、見どころの多いアクアリウムをご覧いただきたい。

System DATA

水槽◎ 90×45×60㎝(アクアデザインアマノ)
照明◎システム LED3台
フィルター◎エーハイム 2217×2、エーハイムプロⅢ×1(カミハタ)
底床◎コントロソイル(マーフィード)と麦飯石砂の混合
CO2 ◎アドバンスシステム(アクアデザインアマノ)
魚◎ブラックネオンテトラ、カージナルテトラ、ミクロゲオファーガス・ラミレジィ
水草◎アヌビアスナナ、ロタラsp.セイロン、テネルス、ジャイアントプラント、ハイグロフィラ・ピンナティフィダ


AQUA Style vol.4

text&photo:平野 威 Takeshi Hirano

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