LIFE STYLE

2018.12.18

ショップの極めつけ水槽「マリンアクアリウムの王道海水魚の飼育をどっぷり楽しむ」


照明はハイドラ52HDとクリップ式LEDライトを使用。

 現在のマリンアクアリウムにおける主流として多くのユーザーが楽しんでいるのは、サンゴ飼育を中心としたいわゆるリーフタンクだ。

 色彩あざやかなさまざまなサンゴが織り成す水景はとても美しく、幻想的で魅了されるユーザーが多いのはもちろん弊誌としても否定はしないし、だからこその『コーラルフリークス』ではあるのだが、近年ユーザー訪問で全国のアクアリスト宅にお邪魔しても、見かけることがすっかり少なくなってしまった躍動感あふれる海水魚たちの混泳水槽も、リーフタンクに負けず劣らずの魅力の詰まったアクアリウムではある。

 そんなサンゴを一切レイアウトせず、海水魚だけの混泳水槽を提案してくれたのは神奈川県・横浜市の生麦海水魚センターの若きエース、川崎裕也さんだ。

 枝ぶりが特徴的なライブロックとアーチを作ったライブロックレイアウトを左右に配置して、海水魚たちの泳ぎに奥行き感を与えている90×45×45㎝の規格水槽の中を元気に泳ぎ回る海水魚たち。フレンチエンゼルやパッサーなどの大型ヤッコの幼魚、トゲチョウ、セグロチョウチョウウオ、フエヤッコダイなどのチョウチョウウオの仲間。キイロハギやナンヨウハギ、レモンピールとそのキャストもバラエティに富んでいる。もちろんリーフタンクでも海水魚を数多く飼育して楽しんでいるユーザーも多いが給餌シーンや水槽内を満遍なく泳ぎ回る姿などはやはりこうした混泳水槽の方がより海水魚自体の魅力を堪能できる。

 万が一、病気になってしまった場合の対応も海水魚のみの水槽の方が対応は速やかに行えるし(水槽内で治療薬を投与する場合にはライブロックは一旦外して行うようにしたい)、リーフタンクではサンゴを食害してしまうような魚種を飼育することももちろん可能だ。そんな魅力あふれた海水魚混泳水槽もぜひチャレンジしてもらいたい。


成長が楽しみなフレンチエンゼルの幼魚。


レモンピール。とくに大型ヤッコたちから追い回されることもなさそうだ。


その名の通り、背の部分の模様が特徴のセグロチョウチョウウオ。


枝ぶりが美しい巨大ライブロックの回りを泳ぐ姿がとても絵になる。


サンプには充分なろ材も使用して強制ろ過で運用。スキマーは新発売のALTIMA(エムエムシー企画レッドシー事業部)を使用。

【生麦海水魚センター】
 所在地◇神奈川県横浜市鶴見区生麦1-5-25
 TEL◇045-501-5548
 URL◇http://namamugi-kaisuigyo.com/
 営業時間◇平日11:00~20:00、土日祝10:00~20:00
 定休日◇毎週月曜、火曜

カメラ:佐々木浩之 Hiroyuki Sasaki
テキスト:鶴田賢二 Kenji Tsuruta
媒体:CORAL FREAKS 26

佐々木浩之

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