ボストンのケンブリッジ地区は、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学をはじめとした、多くの上級大学のキャンパスが立ち並ぶ学園都市。ここ一帯の学校からは工学、医学、経済学、芸術、音楽など様々な分野で世界中にエリートを輩出し続けている。
また、その一方で労働者階級が多く暮らすエリアだけあって、エンターテイメントも充実。歴史あるボストンと若者の文化が融合し、日々新しい物事が生まれているのだ。
今回訪れたアウトドアショップ「ヒルトンズ・テントシティー」は、ケンブリッジ 地区の中でもライブハウスやパブやナイトクラブ点在するヒップな一画、セントラルスクエアに店を構えている。
同店の歴史の始まりは1947年。第二次世界大戦が終わって間もないころ、軍放出品を販売する店としてオープンし、時代を経てアウトドアグッズを扱う店となり、2017年で70周年を迎えた。ちょうど同年に長年店を構えていた場所を離れ、今の場所に移って来たらしい。
店の前面はガラス張りで、通りからは無数のアウトドアグッズが見て取れる。実際中に入ってみると、店のキャパシティをオーバーしているほどの商品が並び、所々ダンボールがそのままおいてある。正直言ってかなり雑多な感じだ。
ノースフェイスやアークテリクスを始め、最新の高機能アウトドアグッズも勿論フォローしているが、商品の棚卸しをしていないのか、店内には昔のデッドストックアイテムが発掘されることもある。
例えばアメリカのキャンプブランド、テックスポーツの80'sバックパックや、ボストンにかつて存在していたアウトドアメーカーの70'sゴアテックスパーカなどなど。
このグローバルなご時世、どこでも同じようなものが売っていて感動することもなかなか無くなったけれど、このアウトドア屋はお宝があるかも? とワクワクさせてくれるから楽しい。
ショップスタッフも取っ替え引っ替え変わるわけでなく、性根を据えた熟練店員が対応してくれるのも安心。"ヘビーデューティーの本"で紹介されていそうな、昔風情な趣のあるショップだった。
【Information】
Hilton’s Tent City
Address:565 Mass Ave, Cambridge, MA U.S.A.
営業時間10:00〜20:00(月曜〜金曜)、10:00〜18:00(土曜)、12:00〜18:00(日曜)
https://www.hiltonstentcity.com/
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