MOBILITY

2020.12.22

極低! シャコタン「ボルボ242」 に「鉄っチン」ホイールの正体は!? ロサンゼルスのホイール工房「CORSA STEELIES」に潜入!【ヴィンテージライフ U.S.A】

「Corsa Velocita」の鉄チンホイールを履かせたボルボ 242。

スタンダードな人気で、最近ではアウトドアにハマるのSUVやミニバン系でも装着率が高いスチールホイール。別名「鉄っチン」ホイール。

アメリカのストックカーレース「NASCAR」でも採用されるベーシックなスチールホイールだが、日本でも旧車のカスタマイズにアルミではなくあえての「鉄っチン」を選ぶのも通といえる。

LAセントラルへと向かい、サンフェルナンド界隈をドライブし取材班が発見したのは、程よくやれた2ドアサルーンのボルボ242。

ボルボらしいスクエアなボディラインは以前から好みだったが、その座り具合と足もとは異様であった。

極限まで下げられた車高に、太いリム幅を持つスチールホイールは、これまでに見てきたボルボのスタンダードを覆すほどに艶っぽく魅力的だ。

【写真25枚】鉄っチンにシャコタンだらけ! ボルボ242も

アメリカナイズされた北欧美人を前に、思わず写真を撮り始めたのだが、よく見ればそのブルーのお肌は経年変化により多少やれてはいるが、ゆがみやサビもなく、新車からのストレートボディを維持している。

見るほどに魅力的だが、程なくして奥の建物からひとりの男性がこちらへと歩いてきた。

ロサンゼルスのイタリア的ホイール工場!

「いいだろ、俺のボルボ。セクシーそのものだ。もし興味があるなら中へと入っておいでよ」

一見強面だがその声は優しく、我々を迎え入れる姿勢が感じられた。言われるがままに奥の工房へと足を踏み入ると、彼は1本のホイールを抱えながら、先ほどの話を続ける。


「あのボルボがセクシーなわけはこのホイールだ。オールスティール! いまどきなんで重い鉄だよって思うかもしれないけれど、見た目をグッとクラシックにしてくれる。俺が作っているんだよ。サイズ、リム幅、PCD 、オフセット、どんな車種にでも合うようにオーダーメイドさ」

聞けばここは「CORSA STEELIES」という彼が経営するホイールブランドの工場であり、鉄ホイールの製作を主に行っているという。確かにそのホイールは実に完成度も高く、往時のツーリングカーレースを思い起こさせてくれる。

「オマエはどんなクルマに乗っているんだ? あのボルボは譲れないけれど、オマエの愛車を彼女みたいにセクシーにしてやるよ!」

鉄っチンホイールとローダウンは、どんなクルマもカッコよく返信させる万国共通のモディファイ方法なのであった。

VINTAGE LIFE U.S.A.

photo:Soichi Kageyama text:Kota Engaku

RECOMMENDED


RELATED

RANKING