MOBILITY

2021.01.07

夢のクルマ! 「デロリアン」から「ローライダー」まで楽しめる「ピーターセン ミュージアム」に潜入【ヴィンテージライフU.S.A.】

映画バックトゥザフューチャーで登場したデロリアンも展示されていた。隣はワイルドスピードの劇中車。

アメリカ、ロサンゼルスにある米自動車文化の発信拠点「ピーターセン・ミュージアム」には常設展、特別展を含め、テーマごとに常時100台以上のクルマが展示されている。しかしそれは彼らの所蔵するクルマのホンの一部、いわば氷山の一角に過ぎない。


なぜなら一般公開されていない建物の地下には200台以上のコレクションが保管されており、追加料金を支払うと参加できる限定の見学ツアーは、毎回大盛況となっているからである。


そのひとつひとつを紹介できないのは残念だが、中でも戦前のドライエ、ヴォアザン、シトロエンなどのフランス車のコレクションは貴重な物が多く、一見に値するものだ。


そしてもうひとつ彼らのコレクションを特徴づけているのが、お膝元・アメリカ車だ。

2015年のリニューアル前はアメリカ車と西海岸のカスタム・カルチャーをテーマにホットロッドなどを積極的に展示していたこともあり、ジョージ・バリスら伝説のカスタムビルダーたちが手がけたホットロッドなども多数保管されている。

これらは定期的な入れ替えで常設展にも展示されるという。

【写真34枚】夢の時代のアメリカンカーを見る!

’50〜’60年代、夢のクルマをご覧いただきたい!

そうした中、取材時に行われていた展示で特に興味深かったのが"DREAM CARS"と銘打たれた、1950〜60年代のアメリカン・コンセプトカーたちのディスプレイだった。

アメリカン・デザインが世界の自動車シーンをリードしていた時代に生まれたスタディは、どれも野心と生気に溢れる作品ばかり。そのいずれもがピーターセン・ミュージアムでしか見られない貴重なものだ。

このほかにもハリウッド映画で使われた劇中車(これもこのミュージアムの名物だ)やカスタム・バイクなどが、解りやすい解説、見やすく整理されたディスプレイで展開され、豊かな"アメリカン・ドリーム"の一端を垣間見ることができる。

自動車とカルチャーがテーマのミュージアムゆえ、収集展示されるものは実車だけにとどまらない。

中でも充実しているのが、世界の自動車デザインをリードしてきたカリフォルニアに所縁のあるデザイナーの貴重なレンダリングやモックアップモデル。

また地元の名門、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインのブースも用意されている。

ギャラリーではそうしたDREAM CARたちの取材写真を収めているので、その素晴らしいデザインを是非堪能いただきたい。

【写真34枚】夢の時代のアメリカンカーを見る!

 

1953 DODGE STORM Z250X BY BERTONE

クライスラーのエンジニア、フレッド・ゼダーが製作したスポーツカーのスタディ。面白いのは、チューブラーフレームのシャシーに写真のベルトーネ・デザインによるノーマルボディと、FRPのレース用ボディをボルト4本で交換できるようにしていたことだ。エンジンははダッジ・ピックアップ用のV8ヘミ・ユニット。


PETERSEN Museum
 

Address:6060 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA 90036 USA
営業時間&料金:月〜金=6時〜8時 $20/8時〜23時 $16/土、日 6時〜23時 $16
 

VINTAGE LIFE U.S.A.より掲載

photo:Sochi Kageyama text:Yoshio Fujiwara

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