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2020.04.03

台湾のグルメトレンドは、ここからはじまる!? 台中市「逢甲夜市」

 台湾では夜に営業されている市場「夜市」は世界的にも有名で、国内外を問わず観光スポットとして定番となっています。台中市内でも何箇所か営業していますが、まず皆さんが行くのは「逢甲夜市」ではないでしょうか。魅力は何といっても豊富なメニューの食べ歩きができるほか、いろいろな買い物が楽しめる夜市だから。男性も女性も気軽に夜市に出かけ、夜食を楽しむようです。日本でいえば東京の原宿・竹下通りのような人だかりが、夜にできるのです。

 台湾もほかの東南アジア諸国同様に外食文化が盛んで、カップルが夜市に出かけて食事するのは、日常の光景です。ここに紹介する逢甲夜市は台湾最大級の夜市であり、流行の発信地ともいわれています。近所には逢甲大学があるため多くの学生が住んでおり、若い人たちでにぎわっていました。ファッショナブルな雑貨店、人気の露店、激辛で有名なラーメン店やクレーンゲーム店など、さまざまな店舗が軒を連ね、歩いて回ると2時間くらい時間がかかるスポットです。中でも有名な露店をいくつか紹介しましょう。

 『豊收王国』は、串に刺して焼いた「焼きエビ」が名物。台湾で多く養殖されているエビを、どんどん露店で焼いています。大ぶりのエビ5匹で50元(190円)、13匹で100元(380円)と、なかなかリーズナブルでボリューム満点。紙袋に包まれた状態で購入できるので、夜市を歩きながら食すことができて人気です。プリプリした柔らかいエビを食べながら回遊できます。日本では、なかなか露店には見かけることがないのでぜひ、食してみてください。


 またこちらも人気の定番『大腸包小腸』。日本人だと、この漢字から想像するのは内臓ですが、じつはホットドックのパンの部分がご飯になった、ライスホットドックという表現がぴったりかもしれない食べ物です。台湾ソーセージがもち米に包まれた、日本人でも食べやすく人気です。一度食べたことがある方ならついついこれを購入してしまうんだそう。ただし、かなりの腹持ちの良さなので、ご注意。値段は1本50元(190円)。味数種類ありますが、コショウの利いたスパイシーなソーセージが定番のようです。


 そしてこの夜市には、今ちょっとした人気のラーメン店『超級辣麻辣乾麺』があります。なぜなら、激辛ラーメンの挑戦をやっているからです(時期によってはやってないので注意!)。制限時間は30分で、激辛ラーメンを食べると500元(1900円)がもらえるということで有名になりました。逆に失敗すると、500元払うシステムです。何人も挑戦していますが、そのほとんどが失敗しています。乾麺に激辛の香辛料が練りこまれたもので、かなりの辛さ。吐き出さないことなど、挑戦する前に誓約書を書くことが必須です。つまり病院にかつぎこまれても自己責任ということですね。

 サインをしたのち運ばれてきた乾麺を前に、時計はスタート。今まで経験したことない激辛の麺のようで、食べて1口で口の中がしびれてきます。挑戦中は30分、待機しないといけないルールがあり(ナゾのルールですが……)、3口食べたところで口が痺れてきて麻痺。つまりギブアップでした。挑戦中はどんな飲み物を飲んでもOKですが、戻す行為はNGです。あえなく失敗となりました。この辛さは日本では経験したことない激辛で、痺れるイメージです。正直にいうと挑戦することはおすすめしません。人が挑戦しているのを見て楽しんでくださいね。


 さて、そんなお店をあとにしたら、爽やかにスムージーやタピオカを楽しむのが観光としてはいいでしょうね。しかし、台湾ではタピオカは特別定番ではないので、並んで購入する飲み物ではありません。現地の人からしては、なんで日本ではそんなタピオカミルクティが流行っているのか、不思議なのかもしれません。台中が発祥とはいわれていますが、こちらではもはや普通なようです。

 台中駅からはタクシーやバスの利用が便利。バスの場合は逢甲大學(福星路)下車。屋台のほか、おしゃれなカフェや雑貨屋さんも増えているので、家族やカップルでも安心に過ごせるスポットです。お店のオープンしている時間は午後3時から24時くらいまで。夜中になればなるほど、混雑するスポットです。友人同士でこの夜市を1周するは約2時間が目安。清潔感があり、宿泊するホテルも近所にあるので、台中の夜を楽しむスポットとしてチェックしておきたいところです。



 
逢甲夜市
407台中市西屯區文華路
 
 
Text:Jun Ishihara

小松男

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