TRAVEL

2020.04.07

幸せの鐘を鳴らしに行こう。「薫衣草森林台中新社店」

 台中は、都会でありながらもローカルな雰囲気を持ち合わせているところが大変魅力な、台湾・第2の都市。北に位置する台北市や南に位置する高雄市から台中市まで、高速鉄道でどちらも約1時間の距離なので、ベテランの台湾トラベラーにも注目されています。その中でも自然を求める旅行者に有名なのが、ラベンダー畑の「薫衣草森林台中新社店」です。


 「薫衣草」は日本語のラベンダーで、薫衣草森林台中新社店ではラベンダーを中心としたハーブグッズや、食べ物などが販売されています。毎年11月から12月にかけて、一面にラベンダーが咲く時期を迎えます。じつはこの1,200坪の場所は2000年、銀行員とピアノ講師だった女性2人が夢を叶えようと、ガーデンカフェをスタートさせたのがはじまりだそうです。現在ではコーヒーが楽しめるカフェスペースのほか、ハーブ料理を提供するレストランや広大なラベンダー畑があり、ラベンダーを主原料とした加工品の製造販売、地元の木材を使った加工品の販売など、自然の中に開拓された観光地として知られています。

 施設の入り口には、ラベンダーのミストが出るスポットが用意されていて、ボタンを押すと大量のラベンダー・ミストを浴びることができます。子どもたちが順番に並んでいて、大喜びすること間違いないでしょう。リラックス効果を促しているほか、空気の洗浄や肌の保湿にも効果がありそうです。


 施設を順路に沿って進んでいくと、コーヒーが楽しめるカフェスペースや、オーガニック料理を楽しむことができるレストラン、そして地元のオーガニック商品を中心に扱うギフトショップが営業しています。カップルやファミリーで来場した人たちが、忙しい日常を忘れてのんびり過ごすことができるテーマパークといっていいでしょう。興味深かったのは郵便ポストが設置されていて、未来の自分にハガキを出すことができるサービスがあったこと。将来の自分にメッセージを書いて、投函してみるのも楽しいかもしれません。

 最大の人気を誇るのが、ラベンダー畑の小高い山の上に設置された鐘です。この鐘はカップルで鳴らすと願いが叶うといわれているそうで、結婚前のカップルたちが来場して、将来を誓う鐘として知られているそうです。お土産として人気なのは、ラベンダーからつくられた美容グッズだそうです。中でも一番人気なのは、ラベンダーソープだそう。このほか、ハンドクリームやリップクリームなどもあり、女性へのちょっとしたお土産には最適です。また地元の工芸品として、ラベンダーが編み込まれたバッグや帽子などもあって、おしゃれなオーガニックグッズとして気になるものばかりが取り揃えられています。また施設内で販売されているアイスクリームは特にオススメ。味も豊富に用意されていますが、やはりラベンダー畑に来たのだからラベンダー味を、というのは日本人ならではの性格でしょうか。

 入場料は150元ですが、施設内で100元のチケットがもらえるそうです。台中市内からのアクセスは、クルマで約1時間。バスは乗り継ぎが必要なため、タクシーで来場している人が多いそうです。まだまだディープな台中の観光スポット。まだ知られていない場所がたくさんありそうですね。




 
 
薫衣草森林台中新社店
426台中市新社區中興街20號
http://www.lavendercottage.com.tw/
 
 
Text:Jun Ishihara

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