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2020.06.30

太陽光で発電するオフグリッドトレーラーハウスで未来の働き方改革! 自然に優しい自給自足生活とテレワークを両立!

テスラ モデルXが牽引するオフグリッドトレーラーハウス

今注目の郊外で実現する未来型自給自足ライフ

トレーラーの上に居住スペースを載せ、移動可能な家として注目されているトレーラーハウス。最近では居住性が高いものもあるため、郊外の別荘として活用されている方も多いようだ。本来、トレーラーハウスを住居とするためには電力のライフラインが必要であったが、最近では太陽光パネルを別途設置すれば、電力会社のインフラに頼らずとも独立した発電が技術的には可能となった。さらにイスズが開発したオフグリッドトレーラーハウスであれば、トレーラーハウスに太陽光パネルと蓄電池などがあらかじめセットになっているため、購入するだけで単独での自給自足生活が可能なのだ。
 
さて、このオフグリッドトレーラーハウスを購入された会社があるということで、その設置作業を取材させていただくことになった。購入したのはウェブレッジというIT企業で、事業内容は生体情報を用いた次世代型マーケティング支援事業やITサービスの品質評価、品質向上支援事業を行っている。

ICT教育のテスト現場で未来のライフスタイルを模索

同社は福島県郡山市の郊外で廃校となった旧大田小学校を「学校テストフィールド(WR smart School Test Field)」として活用し、未来の子供達に「安心安全かつ質の高いICT教育」を届けるための実証実験を行うという。
 
折しもコロナ時代で教育の現場でもICTの早期活用が不可欠となり、日本ではその導入が遅れていることがよくニュースにもなっているが、この施設では製品化前の教育向けICTデバイスをまさに小学校と同じ環境でテストすることが可能なのだ。

さらには、学校内の気温、温度、騒音などの環境データや、ユーザーのバイタルデータを取得することができ、そのデータを分析、モデル化することで、ICTサービスの安心安全だけでなく、利便性や快適性の向上を支援することができる。

同社はこうした教育の未来のほか、これからの働き方にも着目。テレワークが当たり前の世の中になれば、オフィスでなくてもどこでも仕事ができる。しかもネット環境さえつながっていれば、都会や会社とつながりつつ好きな場所に移動しながら仕事ができるという、新しい働き方が可能となる。
 
今回のコロナウイルスでテレワーク化が一気に進んだことで、月に一回だけ会社でオフラインミーティングで、普段は自宅で仕事というスタイルも当たり前となった。住む場所は都内ではなく郊外にしたいという方も増えているようだ。
 
ウェブレッジではコネクテッド化された新しい生活や働き方をスマートホームで検証し「3年後、5年後、働き方をどうしたい!? 」という問いに答えるべく、コロナ前にオフグリッドトレーラーハウスを注文、この日は記念すべき搬入、設置日となった。

ドイツやスウェーデンで進む、環境に優しい暮らし

ウェブレッジの取締役である風間氏は次のように語る。「こういう山間地域というのは日本全国いっぱいあるんです。私はもともとキャンプが好きなので、山が大好き。美味しい地元の新鮮な野菜や肉を楽しみながら、都会とつながって仕事する。そんな選択がオフグリッドトレーラーハウスでできれば楽しいですよね」
 
「電気は太陽光で蓄電しながら暮らす、スマートな生活。インフラに左右されずに自給自足できることにも価値があります。まずは、こういう暮らしを社員に体験してもらいたいと思っています。環境先進国のドイツやスウェーデンでは、こういうエコな暮らしをしている人たちが結構いますし、ある程度お金のある富裕層たちが贅沢な消費にも飽き、次になにをするかというと、自分の子供、孫の世代に環境のいい地球を残そうというフェーズに入っていくと思うんですよね」

「ヒトとモノがインターネットでつながり続ける、超スマートな社会がもうすぐやってきます。そんな「つながり続ける社会」で安心安全で快適に生活するには、ネットワーク環境はもちろん、安定した電力供給が必要不可欠。オフグリッドの環境下でも、IoTを活用したスマートな生活が快適に成り立つのか、検証していきたいと考えています」
 
電力は化石エネルギーや原子力にたよらない、太陽光によるもの。トイレも海や土地をよごさないバイオトイレにし、生活で使用する洗剤などは界面活性剤を使わない環境によいものセレクト。テストする住人にはfitbitをつけて仕事をしてもらい、普段よりもリラックスして仕事をしているかどうかなどのデータを取得していくのだそうだ。
 
この日、トレーラーハウスの搬入は小学校まではトレーラーヘッドで行ったが、敷地内はイスズの鈴木社長が普段使っているテスラ・モデルXで搬入。EVでオフグリッドトレーラーハウスを引っ張る様子はとても迫力がある。
 
太陽光パネル、蓄電池も無事に稼働したほか、太陽熱温水器「FUJISOL」も設置。大自然の中、太陽光で沸かしたお湯を使ったシャワーは格別に違いない。
 
 
取材協力 株式会社ウェブレッジ
https://webrage.jp/service/testfield/
 
取材協力 株式会社イスズ(オフグリッドトレーラーハウス お問い合わせ)
http://www.denkatsuplaza.com
 







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