LIFE STYLE

2020.07.08

トライアンフ、クラシックレンジを現代のスポーツカーと同居させるには? 5台のクルマをモダンに収める、いいとこ取りガレージの秘密

ガレージの中にガレージ!? のある家

ガレージのなかにクラシックカーのための格納場所を確保

1階に大きなガレージスペースを持つTさんのガレージハウス。当初プランの条件はクルマが5台以上収納できるRC造を取り入れたガレージというもの。完成したガレージは1階を大きな空間を実現できるRC造とし、居住スペースを木造軸組み工法とすることでコストをバランスし設計された。

オーナーのTさんは、約10年前に『近藤光一建築設計事務所』の近藤さんと出会い、ガレージハウスを建てるならと、設計を依頼したという。建築のきっかけはアストンマーティンDB11の購入。10台ものクルマを所有し、それまで賃貸ガレージで保管していたということもあり、今回のガレージハウス建築は土地探しからスタートしたという。

「毎日、通勤で使うクルマをガレージに入れることはストレスと考え、普段使いのクルマはアプローチに停めることを提案しました」とは建築家の近藤さん。アウディ R8など現代のスポーツカーとトライアンフTR3やレンジローバーなどというクラシックカーのスペースを明確にしたかったという要望もあり、ガレージのなかにガレージドアをもう1枚設けRC造のモダンなイメージとクラシックな英国風なスペースとを分けてレイアウト。クルマ5台のスペース横には、書斎スペースをしつらえている。

トライアンフTR3、レンジローバーが収まるクラシックカーエリア

ガレージの中にクラシックなガレージ


ガレージをスタイリッシュに見せるために、壁面にクルマに関するアイテムは飾らず、すべて収納することでシャープなイメージに。床面は現代のクルマをレイアウトするエリアには90cm角のタイルを、クラシックカーのエリアにはローラーストーン工法による英国石畳風とし、見事にひとつのガレージで2つのエリアを共存させることに成功させている。

2階のリビングはスペースを贅沢に使い優雅なイメージを与えるとともに、床材には天然木のフローロングを採用。モダンなガレージに合わせて壁面はエコカラットで表情にアクセントをつけ、キッチンにはクリナップ製の最上級モデルを入れることでシャープなイメージを統一させた。

ライティングは間接照明とすることでガレージ同様にモダンな雰囲気を演出。10年越しの夢をかなえたオーナーのTさんは、建築家の近藤さんと徹底的に話をして作り出したことで、妥協のないガレージハウスが完成したのであった。

ガレージに収まるクルマ

2017 アストン・マーティンDB11
2013 アウディR8
2013 ジャガー・F Typeオープン
1994 レンジローバー・クラシック
1960 トライアンフ TR3

ガレージライフ TVでガレージの様子を動画にて公開



取材協力

近藤光一建築設計事務所
名古屋市緑区滝ノ水4-1307
Phone:052-895-5957
http://kondo-archi.com

photo / Keigo KIMURA(木村圭吾) text / Jun ISHIHARA(石原 淳)

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