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2020.07.09

フィルムの楽しさを伝える、台湾台中のカメラ店「凸相機」 古き懐かしきカメラ店の面影をそのままに!

フィルムカメラ専門店の“凸相機”のオーナー

1950年代の政府職員用の住宅をリノベーションした“光復新村”にあるのが、フィルムカメラ専門店の“凸相機”。外観は昭和時代の懐かしいカメラ店というスタイル。かつてよく見かけた富士フイルムの緑色のベンチが、オーナーのベスパとともによく似合っている。

若いオーナーは、学生時代からカメラコレクションをしていたというカメラ好事家で、店内の棚にはフィルムカメラがぎっしりとディスプレイされ、壁にはヴィンテージカメラを標本にしたようなアート作品もレイアウトされている。

店内を見渡してみるとNIKONやCANONなど日本メーカーのカメラが中心だが、リコーフレックスや3Dトイカメラなどもラインナップし、コンディションはどれもすこぶるいい。日本でも人気のリコーオートハーフや、OLYMPUS PEN、ポラロイドのSX-70、コニカの防水カメラである現場監督など、思わず「懐かしい!」と手にとってみたくなるフィルムカメラが勢揃い。

ライカやコンタックスなどの高級品もディスプレイされているが、店主のスタンスとしてはフィルムカメラの楽しさをもっとカジュアルに伝えたいというもので、SNSを通じたフィルム撮影イベントも行っている。

また、店内には簡易的な工房も用意されており、修理やメンテナンスはオーナー自身が行っているそうだ。

聞くところによると、日本にもカメラの仕入れに来ているようで、かつて富士フィルムのCMに出演していた福山雅治さんのポスターなど、懐かしいノベルティグッズも店内を盛り上げている。

凸相機は2015年にオープンしたそうだが、オーナーは店舗以外の市場に参加したり、不定期でワークショップも開催。その様子はショップのインスタグラムで伺うことができる。

リノベーションされたショッピングエリアの一角に佇む、フィルムカメラ専門店。旅の思い出に、カメラとフィルムを購入し、台湾の街並みを撮影してみるというのもよいかもしれない。

フィルムカメラ専門店の“凸相機”
光復新村の一角に佇んでいる、フィルムカメラ専門店の凸相機。オーナーのベスパが目印


霧峰区にある光復新村は、台湾初期の最初の新鎮市であり、ウェディングフォトや映画の撮影に使われることでも有名。時が経つにつれ光復新村は、どんどん廃れていったが、活発化していた当時の光復新村を取り戻そうと皆が立ち上がり、現在では夢溢れる70人クリエイターが集まっている。

若者の新天地へと変身した光復新村は、クリエイティブエリアとしても広く知れ渡り、路地では様々なハンドメイド品を販売する店舗が並んでいる。立ち寄りスポットとしてもオススメだ。


凸相機

address:台中市霧峰區光復新村和平路15號

営業時間:13:00〜18:00(月曜定休)

FB:https://www.facebook.com/twtocamera/

IG:https://www.instagram.com/twtocamera/

photo:陰山惣一 text:近藤浩之

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