LIFE STYLE

2020.07.10

週末はエスハチとアグスタを楽しむ! ガレージドアの達人、こだわりのガレージハウス

1973年式 ホンダS800、MV862、MV750S、 YAMAHA TZ750などが収まる。ガレージの床面は生活感のあるホワイト の600mmタイルが敷き詰められた。ジャッキをかけても耐久性には問題なし。

小高い住宅街に建てられたガレージハウスが竣工したのは2018年10月のこと。施主はガレージドアメーカー『REMCO』の湯口代表で、構想に13年もの月日をかけ、見事、こだわりのガレージを完成させた。

この土地を選んだきっかけは前面道路が広いことに加えて、前方の公園が借景となり自然に囲まれていること、そして十分な広さが確保できることによるものだそうだ。設計は以前から代表と付き合いのあった建築事務所『彦根設計事務所』に依頼。プランに2年、工事には1年を費やしたという。
 
テーマはガレージと住宅の融合。ガレージには『REMCO』の美しい天然木ガレージドアや、新開発のフローティングゲート、スイングドアを導入。自宅兼ガレージということで、毎日実践的に使用することから、自社製品の耐久性や商品の改良も兼ねて設置したということだ。



普段使いのクルマはバックなしに出入り可能!

湯口邸はガレージのまわりにアプローチを設け、普段乗るクルマでガレージのまわりを周遊できるように工夫。このことにより、普段使いのクルマをバックさせずに出入りでき大変便利になったという。また、リビングをはじめ、2階からもガレージをつねに眺めることができることや、雨に濡れずガレージと行き来できることなど、遊び心と使いやすいさを両立。ガレージのドアメーカーの代表として、今まで多くのガレージにドアを設置してきたノウハウがそこかしこに注がれているのだ。

取材させていただいた日は、竣工してまだ半年という時期ではあったが、湯口代表はこのガレージとの生活が馴染んできたとのこと。3人の家族と飼い猫、趣味に没頭できるガレージで週末を過ごす。仕事を引退したら、今までできなかったオートバイやクルマのレストアに着手したいと語っていた。

ガレージには1973年式ホンダ・S800とイタリアの航空会社として誕生した老舗メーカー、MVアグスタの名機やヤマハのロードレーサーが収められる。1950年代に世界選手権でワールドチャンピオンを獲得してきたアグスタは、湯口社長の憧れのマシンだ。

多くのアイデアが凝らされた湯口邸のプライベートガレージ。ガレージ作りのアドバイスとしては「クルマの出し入れは毎日のことなので、前面道路や幅、ガレージドアの開閉時間など緻密に計算したほうがストレスがないですよ」とのこと。多くの物件を見てきたガレージドアのプロフェッショナルだけに、その自邸は参考にしたいアイデアが詰まっている印象深い物件であった。

リビングはトーヨーキッチン製アイラン 1F ドキッチンをオーダー。奥様が展示場 をまわって決めたそうで、キッチンがイ ンテリアにもなるハイスペックな機能 を持つ。壁面はチャコール仕上げ。

ガレージのある家 Best 100 vol.6 に収録

取材協力

REMCO https://remcodoor.com

彦根建築設計事務所 http://www.a-h-architects.com

photo / Dan-KOMATSU(小松 男) text / Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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