LIFE STYLE

2020.07.19

経年変化が美しい! ロレックス&オメガ ヴィンテージで人気のステンレス 5モデルを厳選!

1965 ROLEX EXPLORER ブラックミラーダイヤル仕様のエクスプローラー。ツヤのあるブラックから半分だけ飴色のようなブラウンに経年変化した非常に珍しいダイヤルは、まるでアートピースのような風合い。 さらに販売時の冊子に加え、様々な姿勢や温度でのテストをクリアしたことを示す歩度証明書が付属した稀少品。Ref.1016 Cal.1560 35㎜ 価格:480万円+税(取材当時参考価格)

創業31年目に突入しヴィンテージウォッチの新しい価値を提案し続ける専門店、ケアーズ。ここではヴィンテージロレックス&オメガの狙い目、厳選5つのステンレスモデルを森下本店の森川さんよりご紹介いただこう。
 
「今回お勧めしたいのは、最近人気のステンレスケースの腕時計です。かつて高級時計というと金かプラチナケースでしたが、今はそういった素材よりステンレスのほうが人気で価格も上がってきています。日常使いしやすく、合わせやすいというのもその理由かもしれません。逆に金は金で割安感が出てきていますのでそちらも狙い目です」
 
「ヴィンテージウォッチはダイヤルの状態はもちろん、ケースも磨かれていないほうがよしとされるなど、その時々で評価が多様化してきています」
 
「例えば今回紹介させていただく中でも、ロレックスのエクスプローラーに関してはケースのシリアルナンバーがパンチングされ、ムーブメントのシリアルナンバーが印字してあります。これはいろいろなポジションで精度のテストをした証明書です。60年代までのクロノメーターの時計に稀についていますが、パンチングされている証明書は偽造が難しいので、希少価値も高いですね」

すべての時計に買い付けのストーリーがある
 
こうしたレアなヴィンテージウォッチの数々は、森川さんが自ら年に8回ほど海外で買い付けてくるとのこと。西海岸から東海岸まで全米各地を飛び回って現地で買ってくるのだとか。
 
「タイミングによっては、西海岸、東海岸を3〜4日間で回ることもあります。良い出物に出会うために、何度も足を運ぶことが重要ですね。お客様のニーズとして高くて状態が良いものが求められていますので、妥協せず探すようにしています」
 
「最近だと、このスピードマスターをニューヨークで買い付けたときは印象深かったですね。私の前に何人かのバイヤーさんにオファーがあったようですが、それがかなり高額な価格だったみたいで誰も買えず、ちょうど私のところでなんとか手が届く額面に下がり、購入することができました。買い付けはタイミングというか出会いによるところが大きいですよね。今回紹介する時計も、それぞれの個体に買い付けのストーリーがあるんですよ」

なんでも鑑定団でもお馴染み、川瀬代表の時代から培ってきた信用やコネクションで、ケアーズにしか売らないというコレクターの方が世界中にたくさんいらっしゃるとのこと。ここで紹介するのは、どれもがそんなレアピースなのである。
 
※価格、在庫はVINTAGE LIFE vol.22で取材した当時のものです。現在の在庫についてはご確認ください


1960 OMEGA SPEEDMASTER
スピードマスター2ndの最初期モデル。BASE1000ベゼル、長短針に加えインダイアルもアルファ針、小さいプッシュボタンなどオリジナリティが高い逸品。後年に比べ、リューズガードが付かないケースで、オリジナルのキャタピラブレスも当時のままの状態。さらにブラックからブラウンにエイジングしたトロピカルダイアルなど様々な要素が詰まった大変稀少な個体。Ref.2998-1 Cal.321 39.5㎜ 価格:750万円+税(取材当時参考価格)

 


1966 ROLEX GMT-MASTER Ref.1675
サークル無しのミラーダイヤルモデルで、この年代までに見られる小さな24時間針が特徴。ダイヤルはミラーのツヤがしっかりと残っており、夜光塗料の変色や欠落が少ない非常にきれいな状態。赤と黒のベゼルも程よく退色しており、ミラーダイヤルとの相性も抜群。Cal.1570 39㎜ 価格:320万+税(取材当時参考価格)




1940s OMEGA CHRONOGARPH
モノクロームなトーンに秀逸なダイヤルがよく映えるオメガの33クロノ。アールデコ系の完成度の高いダイヤルデザインは、シルバーのスリートーンにローマンインデックスを配した非常に珍しい33クロノ。Cal.33.3 37.5㎜ 価格:460万+税(取材当時)



1962 OMEGA RCAF(Royal Canadian Air Force)
カナダ空軍で使用された珍しいワンプッシュクロノグラフ。軍用では数少ないホワイトダイヤルを使用したモデルで、インデックスは夜光とプリントの組み合わせ。裏蓋には軍に納入されたミルスペックの刻印が入る。Cal.2221 38㎜ 価格:200万+税(取材当時)

取材協力:ケアーズ
https://www.antiquewatch-carese.com

Photo:Noboru-Kurimura Text:Soichi Kageyama

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