OUTDOOR

2020.07.20

アルミが輝く富裕層向けトレーラー「ロード・チーフ」が女性起業家の手で復活! 1930年代にパイロットが設計したレトロデザイン

ボーラス「ロード・チーフ」のEndless Highwaysというモデル

キャンピングカーが好きな方にとって、憧れともいえるのが銀色のアルミニウムが光り輝く、アメリカ製のエアストリームではないだうか。このエアストリームを生み出したのは、ワーリー・バイアムというアメリカ人だ。

彼は元々、1934年にパイロットのハーレー・ボーラスが設計した流線形のジュラルミン製キャンピングトレーラー「ロード・チーフ」の販売を手伝っていたのだが、ボーラスの経営がうまくいかなったことで、この会社を買収。「ロード・チーフ」に少し手を加えた「エアストリーム・クリッパー」を生み出したのである。

エアストリームの原型となった「ロード・チーフ」だが、最近になりジュネーブ・チーフという女性企業家が、商標を獲得しブランドを復活させた。現在カリフォルニア州オックスナードの工場で製造を開始。超富裕層向けのキャンピングトレーラーとして注目を集めており、彼女はforbesが選んだ2020年、30歳以下30人の企業家にも選ばれている。
 
「ロード・チーフ」の魅力といえば、なんといってもクラシカルなデザイン。そのフォルムとディテールはヨットからインスピレーションを受けているとのこと。外部のパネルは航空機と同じグレードのソリッドアルミニウム製の空力シェルを備え、5000個のリベットで正確に留めたのち100時間をかけて鏡面仕上げに。ハブキャップが黒くペイントされていることから、ギラギラのシェルが航空機のように道路に浮いているように見えるのもポイント。豪華で洗練されたデザインはモダンアートといっても過言ではない。
 
オフグリッド・キャンピングとEVへの充電にも対応


 
インテリアは懐かしい曲面で構成され、温かみのあるウォールナットとバーチ材にアルミがよいアクセントに。また、ファブリックはオーガニックなイメージに統一され、トレーラーの後ろには、布張りのヘッドボード、青と白の縞模様のリネンの寝具、読書灯を備える居心地の良い寝室がしつらえてある。
 
また、このトレーラーはオフグリッドアドベンチャーにも対応。2kWのインバーターでEVも16マイル分充電することができ、1週間にわたる旅行に対応するバッテリー容量を確保しているとのこと。トレーラーのシェルにはソーラーパネルを装着可能なほか、Bluetooth対応のアプリを使用すると、スマートフォンで電力使用量を追跡できるのだそうだ。
 
ラグジュアリーなオフグリッド・キャンピングを楽しむための道具「ロード・チーフ」。価格はエンドレスハイウェイというモデルが19万ドルから。最新のE-SUVで引っ張る姿を是非見てみたいものだ。



BOWLUS Road Chief

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