MOBILITY

2020.07.22

1400馬力で7つのモーターを搭載! ドリフトもオーバルレースもこなす!? フォード・マスタング マッハE1400が登場!

フォードのプロトタイプ、レーシングEV。マスタング・マッハE 1400

フォードモーターは、2020年後半にアメリカで発売予定のフォード・マスタング・シリーズの新型EV、フォード・マスタング・マッハEのレーシングプロトタイプモデル、マスタング・マッハ E 1400を発表した。
 
このクルマはドリフトレーサーでも有名なケン・ブロックのマスタングを作ることでも知られている、カリフォルニア州シャーロットのRTR Vehiclesと共同で開発された独自のプロトタイプモデル。
 
マスタング・マッハ-E 1400は、7つのモーターと超高性能バッテリーで1400馬力を発生し、高いダウンフォース性能も持ち合わせるEVで、アメリカのストックカーレース「NASCAR」でその性能をお披露目予定。そのほか、ドラッグレース、ジムカーナなどいかなるクルマのレースでもその性能をいかんなく発揮すると発表した。

「今こそ、電気技術を活用し、それを学び、実際のクルマにフィードバックするのに適用する絶好の機会です」とは、マスタング・マッハEのチーフプログラムエンジニアであるロン・ヘイザー氏。

「今年発売予定のマスタング・マッハEは、今までのマスタングと同じように運転が楽しいクルマです。しかし、このマスタング・マッハE 1400は、フォードパフォーマンスとRTRの10000時間ものコラボのおかげで、とてもクレイジーなクルマに仕上がりました」と語る。

このクルマは、EVの無限の可能性と顧客にそれを証明することを目的にしているそうだ。


7つのモーターは一体どこに??



マスタング・マッハE 1400はとくに今までのルールにこだわらずに制作され、空力については、冷却ダクト、フロントスポイラー、ダイブプレーン、リアウィングに重点を置いて開発。驚くことにモーターは7つも搭載されている。

マスタング・マッハEのスポーツモデル、GTのモーターは前後で2つなので、それよりも5つ多いことになる。3つのモーターはフロントデフに取り付けられ、残りの4つはリアに取り付けられるとのこと。これにより、ドリフトからトラックレースまであらゆるコースに適したセッティングが可能となるそうだ。
 
フォードパフォーマンスのモータースポーツディレクター、マーク・ラッシュブルックは「マスタング・マッハE 1400は、EVで実現可能な技術のショーケースだ」と語る。
 
マスタング・マッハE 1400のパワートレインはRWD、AWD、FWDに変化させることができるだけでなく、それぞれのエネルギー消費とパフォーマンスへの影響を細かく管理できるように設定。たとえば、ドリフトとオーバルのセットアップでは、コントロールアームやステアリングの調整がまったく異なるが、マッハE 1400ではドリフト時の極端なステアリング角度も可能に。オールラウンドなレースカーとしているのだ。
 


バッテリー容量は56.8kWhで、ニッケルマンガン・コバルトポーチセルで構成。超高性能かつ高放電率を実現したとのこと。バッテリーシステムは、充電時に冷却されるように設計されており、充電時間を短縮させることが可能。
 
また、電子ブレーキブースターが統合され、ABSと組み合わせた直列回生ブレーキと、ブレーキシステムを最適化。ブレンボ製ブレーキと、ドリフトのために設計された油圧式ハンドブレーキシステムを備えている。
 
フォードは世界で115億ドルを超える投資をEVにしており、フォード初の量産電気自動車であるマスタング・マッハ-Eがテスラの牙城を崩せるか? こうしたコンセプトカーやレースでの活躍を含めて楽しみである。

クレイジーなモーター音で、ドリフトもオーバルもワインディングもこなす。ヤバイ、マスタング・マッハE 1400の動画は以下!

RECOMMENDED


RANKING