MOBILITY

2020.07.23

人気の60系ランクルが、京商オリジナルの1/18 ダイキャストミニカーで登場! フル開閉、フルディテールが圧倒的な仕上がり

トヨタ ランドクルーザー 60 ◎1/18ダイキャスト製ミニカー

京商オリジナル・ダイキャストモデルとしては本当に久々となる、国産ネオヒストリック車をモチーフとした新アイテムが9月30日に発売を予定している。モチーフは昨今世界的にネオヒストリックSUV として人気を高めつつある60 系ランクル。この奇跡のコラボレーションには否が応にも期待が高まるというものだ。
 
ランドクルーザーは軍用車両として開発されたトヨタBJ型をオリジンとするジープ系、そして1967年に登場した55/56型を原点とするステーションワゴン系に大別されるが、今回紹介する京商オリジナルのダイキャストミニカーのモチーフとなった60系ランクルはステーションワゴン系の第2世代あたるモデルである。55/56系に比較すると質実剛健さこそ薄れたものの、快適性やクオリティ、そして高級感もアップしたことから、日本だけでなく北米でもランドクルーザーの名を一気に知らしめる人気車種となった。
 
またそのタフネスさから世界的な需要も高まり、中東などではステイタス・シンボルカー的な存在として憧憬の対象になった。現在に至るまで、世界的に最新のランドクルーザーが車両盗難に逢いやすいクルマの代表格としての不名誉? な地位を不動のものとしているのは、逆説的にその人気を物語っていると言ってもいいだろう。

今回のモデルは、1980年から1990年まで生産された60系ランドクルーザーの中でも初期型である。現在も時折街で目にする実車の多くは角型4灯へッドライト、オーバーフェンダー、そしてハイルーフボディの最終型なので、初期型のシンプルな丸型2灯式ヘッドライト、質素なスチールホイールなどは熱心なランクルファンにはたまらないところだろう。またクラシカルなメッキ部分の表現にも余念が無く、ホットスタンプで箔押し仕上げとなった窓枠、バンパーや灯火類のリフレクターなど、非常にリアルに仕上がっている。

フル開閉・フルディテールモデルこその魅力


 
ここ5年程、京商の1/18日本車ミニカーと言えばサムライの存在感が圧倒的だ。世界的なミニカー・トレンドに則った、レジン製プロポーションモデルというフォーマットによって立体化されたミニカーは非常にリアルで、写真の撮り方によっては実車と見紛うほどである。しかし、それを重々承知しながらも、1990年代から京商のミニカーに親しんできたファンにとって、同社が長年に亘って培ってきたダイキャスト製モデルの表現技術の魅力というのも捨てがたいものがある。
 
昨今ではダイキャスト製1/18でも一切の可動個所を持たないプロポーションモデルも存在するが、やはりダイキャスト製1/18といえば、堅牢な基本骨格を活かした、フル開閉・フルディテールモデルでこそ最大の魅力を発揮する。
 
また、至極感覚的な表現ではあるが、メカニズムの内包を感じさせるには、レジン製モデルよりもダイキャスト製モデルの方が質感・量感的に適しているようにも思える。それは建機やトラックのミニチュアの主流が今なおダイキャストであることが裏付けているのかもしれない。そうした意味において、やはりヘビーデューティなメカニズムを売りにしたランドクルーザーのミニカーとしてはダイキャストが最適であり、それを見事に証明して見せたのが、今回の京商オリジナルの60系ランクルであろう。

エンジンは60系からはじめて搭載されたディーゼルエンジン、3.4リッター4気筒の3B型が再現されている。配管や補器類の再現も圧巻だ。インテリアの表現も極めて秀逸で、特徴的なシート生地はデカール、フロアカーペットは植毛塗装を駆使して実車さながらの雰囲気を醸し出す。車体を裏返せば、ランクルのバックボーンであるラダーフレーム、前後のリジッドアクスルとリーフスプリング、そしてトランスファーなども確認できる。ボディカラーはトラディショナル・ベージュ、フィールライクブルーの2色が用意される。



modelcars vol.291より掲載

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