OUTDOOR

2020.07.27

クラフトビールは地ビールでなく自ビール!? 香り高いペールエールをDIYで楽しめる「手造りビールキット」はいかが?

モルト、液体モルト、ホップ、イーストが入っているビールキット。ポートランドのF.H.STEINBART という地ビール専門店のもので32ドル。日本でも似たようなキットがネットで手に入る。

自宅で楽しめる美味しくて本格的な遊びをHUNTのアーカイブからご紹介。ここではビールキットで楽しむ本格的なペールエール作りをポートランド在住のエンジニア、ケイシーに教えてらおう。
 
クラフトビールの町、ポートランドでは地ビールではなく、自宅でビールを作る自ビールも人気。ホームブリューイングと呼ばれ、専門店ではDIYビールのキットが様々なメーカーから販売されている。ケイシーも、ビール好きが高じて2年前から自宅でビールを製造するようになったという。
 
「近所の店で材料がすべて手に入るし、自分で作ると達成感もあるし面白いよ。人にあげるとみんな喜んでくれるしね。でも、失敗すると5ガロン(約19リットル)もあるから、これどうしよう! って悩んじゃうこともあるけど」
 
「最近は慣れてきたので、フレーバーとしてカモミールやリンゴ、カボチャを入れたりしてオリジナルビールを楽しんでいるね。一度、試しに木の枝を入れてみたことがあったんだけど、とっても不味かった、最悪だったね、あのビールは」
 
レシピ通りにやると誰でも作れるというので、みなさんもご自宅で試してみてはいかがだろうか?

19リットルのペールエールを自作してみよう!


仕込みの前に、前に仕込んでおいた自ビールを味見。ボトルは家にあるものを消毒後リサイクルして使用。味見の瞬間が一番楽しみだとか。


細かいネットにモルトを2種類入れる。黒と白をブレンド、麦を多めにしアルコール度数を高くするのがポイント。
次に5ガロンの水を鍋で80℃まで熱し、ネットに入れたモルトを入れる。早くも香ばしい香りが漂う。


30分たったら鍋の火を止めてモルトを取り出す。ブラウンの液体モルトを加えてよくかき混ぜたのち、再度火をつけて5分煮る。
その後、乾燥したホップを入れ1時間煮立てる。そのあと、アロマホップを投入。ビール工場の匂いが立ちこめる。


管状のものは水道水をパイプに流すことで、煮立ったビール液の温度を下げる器具。
ビールの仕込み中にBBQの用意! ビール好きなケイシーは、ソーセージのビール煮&グリルを用意。


ここからは庭で作業。冷ましたビール液を濾過しながら、4ガロンの瓶に入れていく。すべての道具や容器はアルコールで消毒することが重要。
 最後にイースト菌を入れて攪拌する。これがかなり重労働。蓋をして1ヶ月経つとケイシー特製のペールエールが完成!


仕込みを終えたあとは、作り置きのクラフトビールで乾杯!


ケイシーは原料のホップも自ら栽培。苗木を3月に植えると、10月にはホップの実が収穫できるそうだ。また、畑には雨水を活用。この日使ったホップとモルトの残骸は、小鳥たちのエサになるという。

写真、文:隂山惣一

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