MOBILITY

2020.08.04

ディテールがスゴすぎ! リーボック スカイライン R31 1/18 レジン製ミニカーにスカイライン遣い、長谷見昌弘選手の栄光が蘇る

トミーテック× TSM リーボック スカイライン R31 ◎1/18レジン製ミニカー ◎価格:¥28,000(税別)

トミーテック×TSMからリーボック スカイライン R31 1/18レジン製ミニカーが発売された。モデルは1988年よりグループAに参戦、翌1989年にシリーズタイトルを獲得した長谷見昌弘/ A.オロフソン組の最終仕様を再現したものだ。
 
ここ数年、R31 GTS-R再評価の動きは実車界においても顕著で、今や高額で取引されるコレクターズアイテムと化している。そのため、プラモデルやミニカーなどで新製品の投入が相次いでいるが、不思議とリーボック スカイラインのリリースは皆無だ。
 
そうした事情を踏まえれば、唯一無二にして、最良のリーボックスカイラインのミニカーとして、このトミーテック×TSMの1/18を手に入れない理由は見つからない。フォーマットとしてはレジン製のプロポーションモデルであるが、外装はもちろん内装表現の解像度に関しても申し分ないものであると太鼓判を押しておきたい。

グループAにハイソカーを仕上げて参戦しタイトルを獲得!


 
GTS-Rはその後のR32 GT-Rの栄光の陰に隠れて、一時は忘れ去られていた印象が否めなかったが、実際はR32グループA仕様のテストベッドとしての役割を担ってレース参戦を続け、最終的には外国車勢を凌ぐ速さを獲得したことから、昨今では再評価される流れもある。
 
レースに勝つために作られたR32 GT-Rが常勝する姿よりも、元々はレース用に作られたわけではなかったハイソカーを強引にコンペティションモデルに仕立て上げ、幾多の勝利をものにしていったR31の姿にシンパシーを感じるファンも少なくなかったはずだ。

このトミーテック×TSMのサンプルを見ると、その出来栄えが当時感じた物以上、いい意味で想定外のクオリティに仕上がっていることに驚かされる。ボディの形状は素晴らしいが、ボディの塗装、各パーツのフィッティング、室内の作り込み、どれをとっても一級品である。

特にウィンドウまわりのリアリティの向上が顕著で、リアは成型品を用いて、サイドは最初のサンプルのようなBピラーも印刷処理とした1枚物から改められて、エッチングの窓枠で押さえ込んだリアルな表現となっている。
 
GTS-Rの奮闘なくしてR32 GT-Rの栄光は無かったかもしれない。そう思うとこの限界まで車高を落としたボクシーなレースカーがたまらなく魅力的に思えてくる。



modelcars vol.292  特集「2020年最新ミニカーレビュー」より掲載

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