MOBILITY

2020.08.05

ポルシェ911が入るビルトインガレージ&MTBの入るコンテナガレージ!  遊び道具とカスタム心が満載のガレージハウス

コンセプトは土足で歩けるリビング。ナローポルシェの横にはゲーム機を兼ねたTV モニターが用意される。

インダストリアルデザイナーとして活躍する加藤さんが建てたガレージハウスは、加藤さんの趣味がそのまま反映された遊び心あふれる空間だ。5年ほど前に『BESS』のワンダーデバイスをカスタムして建築したガレージ付き住宅には、1969 年式ポルシェ911が眠っている。現在はラインの引き直しなど、加藤さん自身で細部をメンテナンス中ということだが、ガレージ内は趣味の自転車やフィッシングロッドなどありとあらゆる遊び道具が並んでいた。

インダストリアルデザイナーの立場からモノづくりを中心にコンサルティングをする会社『ガレアデザイン』の代表を務める加藤さん。デザインの美しいものに興味を惹かれるということで、趣味はクルマをはじめ、アウトドア、自転車、釣り、音楽、最近では盆栽まで興味を持つ趣味人である。ログハウスで有名な『BESS』で建てた家も、彼のアイデアでカスタマイズが施されるなど、すべてが自分流にリデザインされているのだ。リビングにはオーストラリア製の薪ストーブが設置され、ピザやシチューなど料理を楽しむ日々も送っている。

マックイーンに憧れて手に入れたナローポルシェ


自身のクルマは寝板を使って自ら整備する。ガレージの照明はフタバモデルから発売されるカーボンのライト。軽いので落下の心配は無用。


『三和シヤッター』製のスチールシャッターを開けると、シルバーボディのポルシェ911が現れる。スティーブ・マックイーンが主人公の『栄光のルマン』を見たときからポルシェに憧れたという加藤さんは、いろいろなクルマを乗り継いで念願のナローポルシェを手に入れる。はじめてのクルマはVWのタイプ2で現在はナロー・ポルシェのほか、ルノー・カングーやジープ・ラングラー、ジムニーを所有しているが、そのすべてがカスタマイズされている。

ガレージもいろいろなアイデアを取り入れており、モルタル仕上げの床面は施工時に60cm ごとに約10mm の溝を入れ、仕上げ時のクラックを目立たなくしているほか、水を流した時に排出しやすいよう傾斜をつけている。ガレージ内でエンジンをかけるときに排気ガスを室外へと逃す排気ダクトは、市販品が高額ということでDIY で造作。壁面にはクカーボン素材のボードや棚、ライトなどを取り入れ、2 年半の歳月とともに加藤さんの遊び心あふれるガレージへと変貌した。

また、ガレージに設置された水槽は、当初から置くことが決められ、水の入れ替えがしやすいように入り口付近の場所と決めていたそうだ。また隣接した事務所兼書斎には、仕事の関係で手に入れた本を収蔵。本の重さに耐えられるように壁面をあらかじめ強化するなど、設計時の細かなプランニングにより隙のないガレージとなっている。

趣味のダウンヒルMTBなど10台はコンテナガレージへ!




庭には『ATS.Japan』が販売していたコンテナ式ガレージを購入し、趣味でもあるダウンヒルMTBなど自転車を10 台と、アウトドア用品も収納されている。また家庭菜園の農工具の収納には米軍の払い下げのボックスを活用するなどこだわりが徹底している。

休日になるとカヌーを運び、息子と湖畔で釣りを楽しむなど、父親としての一面も見せる加藤さん。ガレージの片隅に設置されたプレイステーションのシートで映画やゲーム楽しむそうだが、最近ではなんと8 歳になる息子にレーシングゲームで抜かれてしまったとか。整備中のナローポルシェは今年中にはエンジンに火が入る予定とのことで、加藤さんのガレージライフはますます充実したものになるはずだ。


大きなウッドデッキがある庭のスペース。植木の苗木を購入して、育てるのも加藤氏の楽しみの1 つ。



リフトアップされたジムニーをドライブするのは奥様。じつは現役のスイマーでマスターズの大会に出場して活躍している。

Garage Life vol.72より抜粋して掲載

photo/Keigo-KIMURA(木村圭吾) text/Jun-ISHIHARA(石原 淳)

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