ブロンコ生誕55周年を記念し、フォードはニューブロンコとブロンコスポーツに5つの新しいアドベンチャーコンセプトモデルを発表した。オーナーのあらゆる趣味に応えるパーソナライゼーションを手頃な価格で実現するとのこと。
フォード社長兼最高経営責任者(CEO)のジム・ハケットは「ブロンコに対する私たちの夢は、クルマを新しく設計することだけでなく、オフロードに出て野生を感じ、ブロンコをカスタムしパーソナライズ化させ、経験を共有することで新しいコミュニティを構築することです」と語る。
アウトドア好きを唸らせる、300以上のアクセサリ!
ブロンコファミリーのコンセプトである「Built Wild」は革新的デザインで発表と同時に全世界で話題となった。今回新しく発表された5つのアドベンチャーコンセプトは、フォードがブロンコ発売時に様々なオプションとカスタマイズの可能性を持っていることを物語っている。
標準オプション以外にも、ブロンコの2ドアおよび4ドアモデルには200を超えるアクセサリ、ブロンコスポーツには100を超えるアクセサリを設定しているというから驚きだ。
ブロンコ4ドア・アウターバンク・フィッシングガイド・コンセプト ハッテラス岬国立海岸沿いのフィッシングガイドをサポートするために作られた、ブロンコ4ドア・アウターバンク・フィッシングガイドコンセプト。このモデルはアメリカの大自然、それぞれの地域にインスピレーションを得た、4ドアのブロンコ・アウターバンシリーズに基づいて製作されている。
屋根は運転席と助手席上がソフトトップで後方はハードトップという、ベストップ製のサンライダーを装着、ルーフレールとクロスバー、ルーフラックはヤキマ製のロックンロード。写真ではそのラックの上にYETIのクールボックスがくくりつけられている。
そのほか、フェンダーに取り付けられたトレイルサイトというステーを利用して、カスタムメイドのロッドホルダーを4本分装着。釣りを楽しむときに、タックルをしまうことなく、そのままポイントに移動が可能となる。
また、フォードパフォーマンスのモジュラーフロントバンパーとサファリバーは、険しい場所を突き抜けるのに役立ち、スライドアウトテールゲートは、ロッドのメンテナンスや、ルアーの交換などの場所としても優れた機能を発揮。
また、全天候型フロアマットとスプラッシュガードがついているので、どんなに汚れても簡単に泥を洗うことが可能。
ボンネットにロッドホルダーをつけてしまうというのは、まさにアメリカならでは。まだ両サイドに余裕があるので、全部で10本くらいは装着できそう!?