MOBILITY

2020.08.18

見た目はマスタング、中身はテスラ! ロシアのチューナーがカーボンボディで作る、0-100加速2.2秒の現代版マッスルカー!

Aviar Motors R67のリアビュー(CG)

ロシアのチューニングメーカー「Aviar Motors」が現代のマッスルカーといえる、ハイパーEV「R67」を発表した。
 
R67の67とは1967年式のマスタングを指しているが、ルックスはまさにそのまま。1964年にポニーカーとして登場した初代マスタングは、3年後の1967年にモデルチェンジされ当時爆発的な人気を誇った。2世代目マスタングはマックイーンの映画「ブリッド」にも登場するファストバックが中でも人気で、R67はそのデザインを踏襲している。


Aviar Motors
 
そのスペックは前後2つのモーターにより840馬力を発生。軽量で耐久性のあるカーボンボディを持ち、0-100km/h加速は2.2秒。レトロなルックスながら最高速度250km/hを叩き出すという。モーターやバッテリーなど中身はテスラのモデルSを流用するそうだ。
 
ルックスはマスタングで、中身がテスラ。作っているのはロシアのチューニングメーカーということで、なかなか驚きのEVになりそうだが、ルックスは昔のままに機能は最新を求めると、確かにこの形にたどりつきそうだ。
 
「Aviar Motors」ファウンダー、Aleksey Rachevのコメントは以下


Aviar Motors

「私は自由の時代の象徴ともいえる1960年代が大好きです。戦争が終わり、お互いを愛し、時代のシンボルはジーンズとロックンロール。1960年代の若者は夢を追い、不可能なことは何もないように思えました」
 
「‘60年代に誕生したアメリカンマッスルカーも同じだと思います。アポロ11号の打ち上げに成功し、アメリカ文化の象徴であるウッドストックが開催された時代に、攻撃的なシルエットかつ圧倒的なパワーのエンジンを積んだマッスルカーが生まれました」
 
「ただ、こうした素晴らしいクルマは今の安全基準や環境基準にあわないため、現代に合わせて再構築する必要があるのではと思い、AVIAR R67を作成することにしたのです。1960年代を現代的に解釈し、伝説のクルマのスピリットをつかんでみました」
 
オートパイロットにHEPAフィルターなど、テスラの機能をそのまま移植


Aviar Motors

高速でのより良いハンドリングを可能にするアダプティブエアサスペンションや、高速時の可変ウィングなどにより、空力性能も効率的になっている、このAVIAR R67。

装備としては7スピーカーのオーディオシステムと、Wi-Fi機能を備えた17インチのタッチスクリーン。キーレスエントリー、音声コントロール、サンルーフ、自動防眩ミラー、グリップヒーターなど現代のものがそのまま奢られる。そのほか、オートパイロット、HEPA空気ろ過システムなどテスラの機能がそのまま移植され、バッテリー容量は100kWhのリチウムイオンバッテリーで離507kmの航続距離を実現するそうだ。
 
ルックスはマスタング、中身はテスラ。3Dスキャンやカーボン成形技術、コンバートEVの技術があれば、デザインはクラシックカーのまま、ハイパフォーマンスなEVを生み出すことが、チューニングショップでもできる時代になってきた。プロトタイプ画像では、バンパーやグリルまでがフルカーボンとなっているが、果たしてこのまま市販できるのか? 今から楽しみだ。


Aviar Motors

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