MOBILITY

2020.08.24

懐かしきダルマ! セリカ1600GTがフランスのオットモビルから1/18でデビュー!

トヨタ セリカ 1600GT ◎1/18レジン製ミニカー ◎価格:¥15,000(税別)◎京商エクスクルーシブ

単なる偶然と言ってしまえばそれまでだが、今年に入ってフランスのメーカーから2種の“ダルマ”こと、初代セリカのミニカーがリリースされている。ひとつは、フランス発のベーシック・ミニカーのマジョレットの3インチ、もうひとつがこちらのオットモビルの1/18である。
 
1970年から1977年まで生産され、当時の日本車としては異例の長寿モデルとなった初代セリカ。それでもモデル末期まで古臭さを感じさせなかったのは、やはりその秀逸なデザインと、フルチョイス・システムと呼ばれる、エンジンや変速機、内外装色を思い思いにオーダーできるユーザー・フレンドリーな販売方式によるところが大きいだろう。
 
オットモビルがモチーフとしたのは、初代セリカの初期型と呼ばれる1972年8月以前に生産されたGTグレード車だ。外観上、一番の特徴が赤一色のテールランプで、ウィンカーも赤点滅となる。またGTはシリーズ中唯一、1.6リッターのDOHCエンジンを搭載した最上級スポーツグレードである。ボディカラーはオリオン・ターコイズ・メタリックと呼ばれた当時の純正ボディ色を雰囲気良く再現している。

北米、欧州でも販売されていたセリカは海外でも人気!


 
日本でもダルマのミニカーは多数リリースされているが、順番的にはハコスカ&ケンメリなどの鉄板・日産車勢に続き、そのライバルとして後発でリリースされるといったイメージがある。しかし、奇しくもオットモビルもマジョレットも、定番の日産車勢をスキップしてダルマをリリースしてきた。

これは主にセリカというクルマがマーケットを日本に限らず、北米や欧州でも販売されていたことに起因すると思われるが、後年のモデルがWRCを中心としたラリーで大活躍し、その知名度と評判を一気に高めたことで、時代を遡ってその起源たるダルマに注目が集まっていることの証と言ってもいいかもしれない。


 
オットモビルはすでに1973年のRACラリー仕様(価格¥16,500/税別)をリリース済で、今回のノーマル仕様はそのバリエーションモデルにあたる。とはいえ、RAC仕様はアンバーのウィンカーとレッドのテールランプが独立した中期型の左ハンドル車を再現しているのに対して、ノーマル仕様は日本の初期型、テールライトが赤色ウィンカーと一体の、いわゆる“ワンテール”を再現するなど勘所はしっかりとおさえている。
 
ワンテールは標準モデルとしてレモンイエローのボディ色でリリースされる予定だが、ここに紹介するのは京商エクスクルーシブのブルーメタリック版だ。レモンイエローもブルーメタリックも甲乙つけがたい良さがあるが、現役時代も、あるいは現存車も圧倒的にブルーメタリックの方が見かける機会は多いので、日本のユーザーにはむしろありがたい選択といえるかもしれない。といっても台数はわずか300台の限定生産とのことで、気になる方は行きつけのミニカー店に注文を急いだほうがよさそうである。





modelcars vol.292 より掲載

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