MOBILITY

2020.08.27

S30フェアレディZと趣味の自転車を収める、手作り、アイデア満載ガレージライフ!

ガレージライフを満喫しているFさんは、根っからのスポーツカー好き。旧いクルマに限っての話だが、大の日産車フリークであるともいってもいい。
 
Fさんの車歴を簡単に紹介すると、21 歳のときにZ31 型フェアレディZを買い、その後、FC3S型RX-7、ポルシ911SC、スバル・レガシィ、R33型日産スカイラインGT-Rに乗りかえ、40 歳のときに現在も愛用しているS30 型日産フェアレディZを手に入れた。
 
ガレージのある家を建てたのは2004 年11月で、このときの愛機はR33 型GT-Rであった。撮影当日、現場に到着しガレージを拝見した際に「S30 型Zを収納するためのガレージとしては大きいな」と思ったが、その第一印象は間違っていなかったのだ。もともとはR33 型GT-R用のガレージだったからである。
 
R33 GT-Rを入れるために設計した大きめのガレージ


 
そのような大きなガレージのあるF 邸では、1 階にFさんのお父さんが住み、2 階にFさん夫妻が暮らしている。もっと詳しく説明すると、1 階にFさんの奥さまが先生を務めているピアノ教室があり、その横に愛車の保管スペースが存在している。既述したようにR33 型GT-R用として設けられたガレージがとても大きく、専有している面積が広いので、いつも以上にそのあたりのこと(このバランスで大丈夫?ということ)が気になってしまった。ということで、思い切ってFさんに家族内の反響を伺ってみた。
 
「妻からはプランニングの段階で嫌がられましたね。でも、その後、あきらめたようで、何も言わなくなりました。父親はガレージのある家が完成してから、あれ、車庫がこんなに大きいの? みたいなリアクションをしていました」自動車趣味人の暴走アルアルで、やはり、そのような感じの反響だったらしいが、Fさんの人柄のよさもあり、家庭不和に陥っていないところがポイントだといっていい。

 
なかなかマネできることではないので、自信のない方はプランニングの段階でガレージの寸法を少しだけ小さくしておくといいのかもしれない。そのような気遣いも、夫婦円満の秘訣のひとつとなることは周知のとおりだ。
 
さて、Fさんの夢空間となっている広々としたガレージ内では、見習いたいディテールを数多く確認できた。具体例を挙げると、タイヤラック、収納棚、排気ガス排出装置、水道といったモノで、いずれもが手作りで工夫できるものばかりで、かなりの好印象であった。今回の取材で、ガレージ内の雰囲気にもオーナーのキャラクター(今回の場合はFさんの人柄のよさ)が見事に投影されることを学んだ気がする。

Garage Life 別冊 ガレージのある家 vol.43より一部を掲載

photo / Akiko OSAKI(大崎晶子) text / Hidenori TAKAKUWA(高桑秀典)

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